10月登場が予測されている第10世代「iPad」について、噂されている大きな変化をテック系メディア「MacRumors」が解説しています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:MacRumors ,rendersbyshailesh ,@mingchikuo
第10世代iPadの重要変化3つ
iPadシリーズの中でも最も廉価な通常モデルは、発売以来あまり大きな変更は加えられませんでした。しかし今回のモデルでは、10年ぶりのデザイン大幅刷新を始めとした数々のアップグレードが行われるようです。
◇ 【1】10年ぶりのデザイン変化
台湾メディア「Digitimes」は、新型iPadでは大きなデザイン変更が行われると報告しています。詳細は明かされていませんが、iPad miniのようなフラットなデザインになる可能性があるようです。
これについて「MacRumors」は、MySmartPriceによるレンダリングのリークを共有しました。上部に電源ボタンが移動し、形状は変わっていることが分かります。
同メディアによれば、このiPadのタブレットのサイズは248.62mm(高さ)×179.50mm(幅)×6.98mm(奥行き)になり、現行モデルよりも厚みが増す可能性があるとのこと。また、Touch IDのホームボタンを引き続き搭載するようです。
◇ 【2】USB-Cポートへの移行
Appleは、iPadシリーズをLightningからUSB-Cに移行させています。新型iPadは、iPad Pro、iPad Air、iPad miniと同様に、Lightningポートの代わりに、充電用のUSB-Cポートを搭載すると予想されています。
なお、著名アナリストのミンチー・クオ氏によれば、Appleは来年からiPhoneやAirPodといった全製品ラインアップをUSB-Cに更新する予定とのこと。この流れに先んじて、iPadがUSB-Cポートを採用する可能性は十分にあります。
◇ 【3】A14チップ搭載で5G通信に対応
現行のiPadはA13チップを搭載していますが、新型iPadにはiPhone 12に採用されたA14チップが搭載されるとみられています。これにより、性能と電力効率が適度に向上することが期待できます。
また、A14チップはAppleで初めて5G通信に対応したチップセットです。iPhoneの製品ラインアップ全体と現行モデルのiPad Pro、iPad Air、iPad miniは5G通信に対応しており、新型iPadもこれに続くはずです。