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Appleが「発表しなかった」6つの製品に隠された〝Far Out〟後の戦略


9月8日に行われたAppleイベント「Far Out」では、iPhone 14シリーズや3種のApple Watch、新型AirPods Proが発表されました。

しかし、登場が近いとされているものの、このイベントでは登場しなかった製品もあります。これについて、テック系メディア「9to5Mac」が解説しています。


*Category:テクノロジー Technology|*Source:9to5Mac ,RendersByShailesh

10月のAppleイベントで発表されるかもしれない6製品

Appleは例年、9月に続き10月にも新製品発表イベントを開きます。このイベントでは、新しいiPadやMacが登場すると予測されています。

◇ 【1】iPad(第10世代)


テック系メディア「9to5Mac」によれば、第10世代となる新型iPadには、Lightningポートの代わりにUSB-Cポートが搭載されるとのこと。これは、AppleがiPadの全ラインナップをUSB-Cポートで統一することを意味します。

USB-Cポートの搭載により、iPadユーザーはStudio Displayのような外部ディスプレイにも簡単に接続することもできるようになります。また、同メディアは、この新型iPadは、iPad Airのディスプレイと同じ解像度のRetinaディスプレイを搭載するとの情報を得たとしています。

この情報が正しければ、新型iPadは10.5インチ、あるいは10.9インチと、画面が若干大きくなることが予想されます。ただし、DCI-P3の広色域や高輝度などは上位のiPadだけのものになるとのこと。このiPadは、来月10月に開催されると噂されているAppleイベントで発表される可能性が高いと予測されています。

◇ 【2】iPad Pro(11インチ/12.9インチ)


経済紙記者マーク・ガーマン氏は以前のニュースレターで「M2プロセッサを搭載した新型iPad Proを期待する」と述べており、「9to5Mac」もこれを裏付けしています。

新型iPad ProにはLCDディスプレイを搭載した11インチモデルとminiLEDディスプレイを搭載した12.9インチの2つのバージョンがあるとのこと。また、AppleはこれらのモデルにMagSafe接続を導入することを計画していると予測されています。

◇ 【3、4、5】MacBook Pro(14インチ/16インチ)、Mac mini、Mac Pro


Appleは今年、いくつかの新しいM2搭載Macをリリースすると予想されています。ガーマン氏はレポートで以下のように指摘しています。

Appleは、Mac mini、Mac Pro、MacBook ProのM2ベースバージョンを開発しているので、今から約2ヶ月後には、少なくともこれらのマシンのペアが登場する可能性が高いと思います。

同氏によれば、次世代14インチと16インチのMacBook Proは、M2 ProとM2 Maxプロセッサを搭載し、2022年秋と2023年春に発表される可能性があるとのこと。

M2搭載Mac miniに関しては、1年前から登場が予想されています。また、Mac Proについては、Apple自身がすでに開発に取り組んでいることを明らかにしています。

◇ 【6】Apple Mixed Realityヘッドセット


Apple Mixed Realityヘッドセットに関する噂は、この1年間で非常に多くなっています。

現在の噂では、早ければ今年末に発表され、2023年に販売が開始されると予想されています。9月のイベントでは発表されませんでしたが、10月に発表される可能性もあるかもしれません。

Appleは「Far Out」の後、昨年Appleシリコンを搭載した製品ラインナップを強化していくようです。Appleは独自チップの強みを活かしつつ、タブレットやラップトップでも同じ方法で競合を引き離して自社の箱庭を強化しようとしています。

さらに、AppleはMRヘッドセットで新たな市場へも手を伸ばそうとしています。この製品はまさに「Far Out」が意味する「斬新な」製品になることは間違いないはずです。

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