野球を知っていても知らなくても楽しめるYouTubeチャンネルが、「フルタの方程式」です。野球関係者ゲストを迎えて、その人独自の理論に基づいたプレイスタイルは視聴者だけでなく、MCを務める古田敦也さんも驚くことばかり!
その人気チャンネルに今回は、鹿取義隆が登場しました! 通算755試合登板した鉄人はどんな理論を展開したのでしょうか? この記事では、鹿取さんの投球術やSNSの反応をご紹介します!ぜひ最後まで読んでください。
天性の投球術を解説!
ジャイアンツやライオンズで中継ぎで活躍された鹿取義隆さん。65歳にしていまだに美しいフォームで投球する姿は圧巻です! そんな鹿取さんにフルタの方程式が迫りました。早速鹿取さんの投球術を解体していく古田さん。
鹿取さんの投球の特徴として、投げる際の振りかぶりが後ろに大きく取ることを見抜いた古田さん。腕や肩甲骨などの可動域が人よりも広いとのこと。サポーターの岩瀬仁紀さんが腕周りを押してみると、やはり人よりも柔軟なのが伝わってきます。
現役を退いていてなお目視で凄さが伝わる柔軟性。鹿取さんは「現役の頃ならもっと柔らかかった」といいます。
年齢を感じさせない美しい投球フォーム!
古田さんと鹿取さんとでキャッチボールをしていくようです。今でも伸びのあるボールを投げられるようで、体への負担も少ない様子。綺麗なフォームが取れていれば、年齢関係なく投げ続けられるようです。
本人としては、今はリリースポイントが高いといいます。現役当時は耳横あたりからリリースしていたようです。と、現役当時を思い出して早速耳横からリリース。リリースの瞬間、手首を捻っているのが見えると古田さんはいいます。
弱いピッチャーはリリースも弱くなることから、手首の捻りが見えないんだとか。感覚的にフォームを修正したとはいえ、鹿取さんからは衰えを感じられません!
鹿取の腕の使い方とは?
鹿取さんはリリースする瞬間に腕を切り返している影響で、体の内側に入っていきません。この切り返しが功を奏してか、肘を故障することはなかったといいます。切り返しをしなかった場合、腕が固定されてしまうため「確実に故障していた」とのこと。
鹿取さんは、スリークォーター以外の投げ方がわからないといいます。ピッチャーに落ち着いたのは高校中盤から。それまではポジションを転々とされていたとのこと。その頃からスリークォーターだったため、リリースポイントが遠いこともあって走者に腕がぶつかったこともあるそうです!
下半身に関しては、他の多くの選手がイメージする「お尻から出す」ことを意識されているとのこと。
球種を増やす苦労とは?
鹿取さんが持つ球種は全部で4種類で、ゲーム終盤にはストレートとスライダーとカーブの3種類が主に使っていた球種だといいます。残りの球種はナックルだそうですが、試合では使われなかったそうです。
そもそもキャッチャーからナックルのサインが出てこなかったんだとか。鹿取さんが首を振ったとしても変わらなかったようです。岩瀬さん曰く、「悔いが残る球を打たれたくない」とのこと。キャッチャーとしても、挑戦するような球種を投げさせたくないそうです。
被害の少ない良いボールを投げれば、点を取られる可能性も低まります。チームの勝利のためもありますが、ピッチャーを守るためにも確実な球種を投げていたとのこと。
江川卓への憧れと諦め
岩瀬さんも球種へのこだわりはあったようで、キレのあるスライダーとシュートも強みだったところ「遅い変化のある球種も欲しい」とずっと試行錯誤されていたといいます。練習を重ねて実戦で試してみようにも、キャッチャーからのサインは出なかったんだとか。
鹿取さんも全く同じ状況があったようで、共感を抱いている様子でした。新しい球種を持とうとした鹿取さんですが、元々は真っ直ぐしか投げられなかったといいます。きっかけは、江川卓さんとのキャッチボールとのこと。
江川さんのストレートへの憧れが、鹿取さんにもあったそうです。が、江川さんと同じように投げたところ「これは別物だ」と認識してからは自分の持ち味を強くしていったんだとか。
SNSの反応は?
動画のコメントでは「鹿取さんの解説は、ものすごく素人に分かりやすくて面白いです。」「わかりやすい上に的確で納得感のある解説は、言語化能力がすごすぎる!」といったコメントが寄せられました。
野球を詳しく知らない視聴者からも好評のようです。コーチの経験もあって、言語化能力の高さに驚かれる声も多くありました!
理論に基づいた投球スタイルに、これまで以上に関心が高まる視聴者が多いようです!
誰もが参考にできる投球術に興奮している視聴者もいるようですね!
理論に基づく投球に絶賛!
最後まで読んでいただきありがとうございました!現役を退いてなお綺麗なフォームでの投球に驚かれた視聴者も多いのではないでしょうか? 古田さんも唸る精密なこだわりにも注目です。動画では練習方法など詳しく解説されていますので、ぜひ視聴してみてください!
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- Author:youtubernews