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諜報機関「この暗号を解けたら採用するよ」→天才少年がたった1時間で解読してしまう

オーストラリアの諜報機関を記念した硬貨に刻まれた暗号が、14歳の少年によってたった1時間で解読されてしまったと豪メディア「ABC NEWS」が報告しています。

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コインに隠された、ヒントがあっても難しすぎる暗号


2022年9月1日、オーストラリア王立造幣局は、オーストラリア通信理事会(ASD)の75周年を記念して、50セント記念コインを限定発売しました。このコインは普通のコインとは違い「コインの中にレベル1〜4までの難易度が違う暗号」が隠されています。

なお、暗号のレベル1〜4を解くヒントはすでに公開されました。以下はレベル1のヒントです。


コインには、女王の横顔の絵が描かれています。よく見ると、文字の下に1から6までの数字を表す6つの小さな点字があります。

そして、文字を数字の順番に並び替えると「ATBASH」となり、暗号の種類を知る手がかりとなります。(ATBASHとは、ヘブライ語のアルファベットを暗号化するために使用されるモノアルファベットの換字式暗号です)

レベル1ですらヒントを貰っても難しい難題ですが、それもそのはず。ASDのレイチェル・ノーブル事務局長は、暗号を解読した人はASDでの採用に「かなり有利」になると述べているほどで、その難しさはお墨付きです。

しかし、なんとこの暗号はヒント無しで、公開からたった1時間強でレベル4まで解かれてしまいます。さらに、驚くべきことに暗号を解読したのは14歳の少年でした。

この少年の詳細については明かされていませんが、同氏によれば「タスマニアの14歳の男の子」とのこと。ノーブル事務局長は「信じられない」と驚きつつも「彼に会って勧誘したい」と述べています。

ちなみに、このコインの暗号には機密メッセージはありません。しかし、解読すると「素晴らしい、元気の出るメッセージ」を発見することができるそうです。

またノーブル事務局長は、このコインには、まだ誰も解いていないレベル5の暗号があることを明らかにしました。ただ、難易度の高い暗号を解くためにはコンピュータが必要になるかもしれないとのことです。


*Category:テクノロジー Technology *Source:abc.net,asd,wikipedia

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