先日のW杯でも解説が大好評だった本田圭佑さん。ツイッターでは「本田の解説」がトレンド入りするなんてこともありました。サッカー選手だけでなく解説者としても一流なんてちょっとずるい笑 でもそんな本田さんが実はカンボジア代表のGM(ゼネラルマネージャー)だったことを知らない人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では本田さんがGMになった経緯や評判をまとめてました!
目次
- 1. 本田圭佑ってどんな人物?
- 2. 本田がカンボジア代表に関わったのはいつ? 待遇は?
- 2.1. GMになったのは2018年8月から
- 2.2. 就任理由は「サッカーを通じて明るい生活を目指す」
- 2.3. 監督ではなくGMのワケ
- 2.4. おどろきの報酬ナシ こんなGMほかにはいない!?
- 3. 国際試合では苦戦中 カンボジア代表の実力は?
- 3.1. 最新FIFAランキングは177位
- 3.2. 国内にはプロリーグも存在
- 3.3. 本田GMとして日本と対戦したことはある?
- 4. GMとしての本田のスタイルは? 評価はどうだった?
- 4.1. 一貫して攻撃的なスタイルをつらぬく
- 4.2. 「時計の針を10年進めた」という関係者も
- 5. 本田圭佑の今後の活躍に注目
本田圭佑ってどんな人物?
1986年生まれの本田さんは3度のW杯出場や海外リーグでも活躍し日本でもっとも有名なサッカー選手の一人といっても言い過ぎではないでしょう! ユニークな発言や卓越したファッションセンスもたびたび話題になりますね。私が好きなエピソードはなぜ腕時計を両腕につけているのかを聞かれた際の「誰が時計は片腕って決めたん?」です笑
本田がカンボジア代表に関わったのはいつ? 待遇は?
GMになったのは2018年8月から
本田さんがカンボジア代表のGMに就任したのは2018年8月。GMといっても実質的には監督という立場のようです。2018年8月というと前回ロシアW杯が終わった直後。本田さんも選手としてW杯に出場してましたからW杯終了後すぐにGMになっていたということですね。そこから4年半も続いているとは……。恐れ入ります。
就任理由は「サッカーを通じて明るい生活を目指す」
就任当時のインタビューで「カンボジアにはまだまだ苦しい生活をしている人が多くいます。サッカーを通じて明るい生活にするための勇気を明日から働くエネルギーをちょっとでいいから与えたい」とコメント。貧困問題に関心が高いと言われている本田さんらしい理由ですね!
監督ではなくGMのワケ
意外に思われるかもですが本田さんはFIFA(国際サッカー連盟)が定める指導者ライセンスを持っていません。なので監督としては活動できないためGMという肩書になっています。さらにいうと本田さんはまだ現役選手! そのためプロ選手と代表チームのGMという「二足のわらじ」ならぬ「二足のスパイク」で活動する世界中を見渡してもなかなかいない存在なんです!!
おどろきの報酬ナシ こんなGMほかにはいない!?
なんと本田さんはGMとしての報酬は受け取っていないそうです。まさかの0円ですよ! さらにカンボジア代表で得た勝利ボーナスは全て寄付しているとのこと。すごすぎて頭が下がります……。(ちなみに渡航費や滞在費はカンボジアサッカー協会の負担とのこと)
国際試合では苦戦中 カンボジア代表の実力は?
最新FIFAランキングは177位
カンボジア代表は2022年10月6日に発表された最新のFIFAランキングで177位でした。最下位が211位なのでランキング的にはだいぶ下の位置ですね。アジア内だけでみても決して強豪国とは言えません。サッカーにおいてはまだまだこれから、本田流に言うと「伸びしろですね!」
国内にはプロリーグも存在
国際試合ではなかなか結果が出ていないカンボジアですがサッカーは大人気スポーツで国内にはプロリーグも存在し日本人プレーヤーも活躍しているようです。これから実力をつけてW杯出場という日もそう遠くはないかも!?
いつか日本とW杯で対戦なんてことがあるといいですね!
本田GMとして日本と対戦したことはある?
23歳以下の代表戦にはなりますが本田GM率いるカンボジアと日本が対戦した事があります。2022年9月に行われた親善試合で本田さんもベンチに入り選手に熱く指示を送っていました。結果は3-1で日本が勝利しています。かつては日本代表の選手としてピッチに立っていた本田さんが敵チームにいるのがなんとも不思議な感じ。
GMとしての本田のスタイルは? 評価はどうだった?
一貫して攻撃的なスタイルをつらぬく
本田GMは攻撃的な姿勢を重視しそのスタイルをカンボジア代表に定着させています。それゆえ強豪・イランとの試合では0対14で惨敗するということもありましたが本田さんいわく「失点を減らすだけのために試合をするならサッカーをやめたほうがいい」とのこと。批判もあるようですが先を見据えた強い気持ちで戦っているようですね!
「時計の針を10年進めた」という関係者も
試合以外でも代表強化のためにさまざまな取り組みを行った結果カンボジアサッカー協会も「やれることはやろう」という意識が高まっているそうです。やり方が極端なので賛否はあれどカンボジアサッカー界への貢献は間違いなくあると言えそうですね。
徐々に結果も出てきていたようですね。すごい!
本田圭佑の今後の活躍に注目
本田さんのカンボジア代表GMとしての活動は2023年5月に行われる22歳以下の大会でいったんの区切りとなるようです。プレーヤーだけでなく解説者やGM、さらにはサッカーチームを経営するなど実業家としての顔も持っている本田さん。今までこんなサッカー選手は見たことなかったですよね。きっと今後もみんなをワクワクさせてくれると思います。これからも応援してるぞ、ケイスケホンダ!
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ