「ギータ」の愛称でファンから愛される福岡ソフトバンクホークスの主砲、柳田悠岐選手。今年開催されるWBCを辞退しました。WBCでの活躍にも期待されていた柳田選手はなぜ辞退したのでしょうか?そこには主砲ならではの考えがありました。チームの事を真っ先に思う決断にホークスファンはもちろん、他球団ファンも胸が熱くなるはずです!
目次
- 1. 柳田選手って?
- 2. 柳田選手がWBCに選出されるも?
- 2.1. 身も心も100%に持っていけるか
- 2.2. コンディション面の不安
- 3. 精神的な支えにもなる柳田選手
- 3.1. 2023年のシーズンにも期待!
柳田選手って?
これから柳田選手の経歴やこれまでの活躍をご紹介します! ホークスを飛び越えて球界を代表するプレイヤーの柳田選手。ホークスにとって唯一無二の主砲ですよね!
柳田選手の特徴をまとめたのでぜひご覧ください!
経歴
柳田悠岐選手は1988年10月9日生まれ。出身は広島県広島市です。2010年のドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスにドラフト2位で入団しました。ポジションは外野手です。
広島経済大学時代には広島六大学野球リーグの首位打者とベストナインを獲得しました。プロ入り前から柳田選手は注目の強打者として有名だったのです!
プロ入り後
プロ入り後の背番号は現在の9番ではなく、44番。まだ背番号が大きかった時の柳田選手を鮮明に覚えているファンの方も多いはず! ルーキー時代から1軍デビューし、存在感を見せつけました。
また柳田選手といえばトリプルスリーの偉業を達成した選手として有名ですよね! この年はヤクルトの山田哲人選手と同時に成し遂げました。プロ野球史上10人目であり、ホークスとしては初めての達成です。またこの年はトリプルスリーを含めた桁違いの活躍を見せ、パ・リーグMVPを受賞しました。
またその後もシーズン中やクライマックスシリーズでも活躍を見せてきた柳田選手。強力な打球だけでなく守備も安定しています。現在まで6度となるゴールデングラブ賞の獲得をしているのです! ホークスの主砲としての活躍だけでなく盗塁や守備の面でも目覚ましい活躍を見せてくれる柳田選手は頼もしい存在ですよね!
柳田選手がWBCに選出されるも?
プロ野球ファンなら知らない人はいないであろうホークスの強打者、柳田選手。2023年3月に開催されるWBCに柳田選手は出場しない旨を発表しまいた。WBCでの活躍も期待されていた柳田選手。なぜ辞退したのでしょうか? その真相はチームを思う柳田選手の考えがありました。
身も心も100%に持っていけるか
2023年1月19日に自主トレを公開した柳田選手。その中でWBCを辞退したことを明かしました。その理由として次の言葉が語られたのです。「身も心も100%に持っていけるかっていうのが難しい状態でした。体がですね。そこに100に持っていって、自分の体がそこからっていうのがイメージしづらかった。」柳田選手はこの決断に後悔はないと話していました。
自身も去年は開幕直後から怪我に悩まされた柳田選手。またホークスとしても2年連続で優勝から遠ざかっています。「今年はキャプテンとしていい数字を残したい。まずは30本ですね。あとは143試合出たいです」と意気込みを語っています。
シーズンを何よりも優先させた柳田選手。個人よりもチームを第1に考える柳田選手ならではの考えがあってからの決断になったのです。
コンディション面の不安
また柳田選手はWBC出場にもう1つの懸念がありました。それは自身のコンディション調整です。WBCに「もちろん出たかった」と語った柳田選手。なぜ不安材料が残ったのでしょうか。
去年はクライマックスシリーズまで戦い抜いたホークス。3月まで日にちがあるにしろ、この数か月でコンディションを絶好調に整えるのはベテラン選手でも至難の業になります。
自身のコンディションについて1番理解しているのは柳田選手です。苦渋の決断に「中途半端な状態で出場して、侍ジャパン、栗山監督にも迷惑がかかる。」と語っているのです。絶好調ではない状態で出場してはその後のシーズンにも影響がでてしまう可能性も考えられます。辞退した理由には自身の体調、今季のシーズンを見据えた柳田選手の意向がありました。
精神的な支えにもなる柳田選手
柳田選手が大切にしている言葉があります。それは「穏やかな心」です。この言葉は2017年に不調で苦しんだ際に当時の監督である工藤公康監督から言われた言葉になります。
この言葉を念頭に置いて毎回プレーしていると好調のきっかけになってくれると柳田選手は話しているのです。常に穏やかな姿勢を持つ柳田選手は多くの後輩が慕う存在になっています。ホークスにとっても精神的な支えになっている柳田選手は打撃面以外にも必要不可欠な存在になっているのです。
2023年のシーズンにも期待!
心も体も含めてシーズンに全てを専念させることを誓った柳田選手。2023年もキャプテンを続投するにあたって、チームの優勝をもう1度掴みに行く姿勢を示しました。
WBC辞退の判断には相当熟慮したと考えられますが、ホークスをリードする柳田選手の今季の活躍に目が離せません!
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ