数々の海外クラブを渡り歩き今シーズンから古巣セレッソ大阪に移籍した香川真司選手。ここ数年、ケガなどで思ったようなシーズンを送れておらず、昨年11月には左足首を手術。万全ではない状態ですが、選手思いの小菊監督のもとで完全復活が期待されています。日本代表での実績も十分な香川真司選手。これまでの活躍ぶりと完全復活に向けての思いを紹介していきます。
目次
- 1. 香川真司選手のこれまでの活躍
- 1.1. セレッソ大阪時代
- 1.2. ドルトムント移籍
- 1.3. マンチェスター・ユナイテッド移籍
- 1.4. ドルトムント復帰
- 1.5. 海外クラブを転々
- 2. 完全復活に向けて
- 3. まとめ
香川真司選手のこれまでの活躍
香川真司選手は、高校2年生の時にセレッソ大阪とプロ契約。その後、ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドなど名門クラブでプレー。その後は、いくつかの海外クラブを渡り歩き、今シーズン12年半ぶりにセレッソ大阪に復帰しました。
セレッソ大阪時代
プロ1年目は、出場機会が与えられず終了。2年目の途中から就任した監督に実力を見出され、リーグ戦35試合に出場5得点9アシスト。3年目からはスタメンに定着。この年は35試合で16得点10アシストの活躍が評価され飛び級でU-23日本代表にも選出されました。4年目には、ハットトリックを達成。シーズンで27得点を決め得点王にも輝きました。5年目は、自身初となるフリーキックで得点を決め、リーグ2か月半で7得点を決める活躍。その後、7月にドルトムントに移籍しました。
ドルトムント移籍
2010年7月にドルトムントに移籍。デビュー戦で2ゴールを決め、その後も得点を重ねていき、前半戦17試合で8得点を決め2011年の期待の若手選手として注目を集めました。ですが、日本代表で怪我をしてしまい、後半戦は最終節に復帰。キッカー誌のブンデスリーガ年間ベストイレブンに選出され、香川真司という名前がドイツ中に知り渡りました。
2年目のシーズンは、31試合に出場し13得点12アシストと前年を上回る成績を残し、ドルトムント史上初の国内2冠に貢献。ブンデスリーガのベストイレブンだけではなく、欧州年間ベストイレブンにも選出される活躍を見せました。
マンチェスター・ユナイテッド移籍
2012年6月マンチェスター・ユナイテッドに移籍しました。リーグ開幕戦でデビューを果たすと2戦目に初得点を決めたが、3戦目で怪我をしてしまい戦線離脱。その後復帰を果たし、20試合に出場6ゴール4アシストを記録しました。ですが、2年目のシーズンは監督交代や怪我などでスタートが出遅れ、後半戦から試合に出たものの、無得点でシーズン終了。
3年目のシーズンを迎えたが、プレシーズンマッチで戦力外になってしまい移籍先を探していたところ、ドルトムントへの復帰を決めました。
ドルトムント復帰
2014年8月に4年契約で、ドルトムントに移籍。リーグ第3節で移籍後初ゴールを決めたが、チームは勝利に恵まれず、香川真司選手も不調に陥り出場試合が減少。28試合で5ゴールという結果で終えました。移籍2年目は、復活を果たし出場機会が増え、ブンデスリーガ通算100試合達成。シーズン29試合9得点9アシストを記録し、攻撃力の高さが評価されました。
3年目は、リーグ戦で21試合1ゴール。4年目には、ブンデスリーグ日本人最多の38得点を記録したが、怪我などで出場機会が減り、19試合5ゴールでシーズン終了。5年目には、新監督の構想から外れ4試合しか出場できず、シーズン途中に期限付き移籍でリグベシクタシュJKに移籍しました。
海外クラブを転々
2019年に期限付き移籍したリグベシクタクシュJKでは、14試合4得点2アシストを記録。その後、レアル・サラゴサと2年契約。開幕戦から出場し、スペインデビューを果たすと2戦目にゴールを決めました。ですが、その後に香川真司選手は、不調に陥り、思ったような結果を残せず、31試合4ゴールでシーズン終了。2年目は、出場機会に恵まれないままシーズン終了。
2021年に、PAOKテッサロニキでは、出場機会に恵まれず2021年12月に契約解除。2022年1月からシント=トロイデンVVに移籍。8月に移籍後初ゴールを決めたが、慢性的な足首の痛みを取る手術を決断。2023年2月にセレッソ大阪に復帰を決めました。
完全復活に向けて
香川真司選手は、2023年2月にセレッソ大阪に復帰を決めました。現在の監督は、香川真司選手をプロの世界にスカウトした監督の為、香川選手のことを1番理解しています。特別扱いすることなく、チームに刺激を与えて欲しいという監督の思いを胸に、完全復活できるか真価が問われるシーズンです。香川真司選手の強さを発揮し、Jリーグでの活躍を期待しています。
まとめ
今回は、香川真司選手のこれまでの活躍を振り返ってきました。高校三年生時にプロに入団し、数々の名門クラブでプレー。そして日本代表にも選ばれた実績もありここで終わる選手ではないと思います。今シーズンセレッソ大阪で今まで培ってきた技術と豊富な経験力を武器にJリーグの舞台で完全復活を成し遂げて欲しいです。
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ