世界No.1のクラブチームを決めるFIFAクラブワールドカップ。今年は、欧州王者のレアル・マドリードが世界No.1を獲得しました。強豪チームが多い欧州を勝ち抜いたレアル・マドリードが格の違いを見せてくれましたね。そこで、今回はレアル・マドリードのFIFAクラブワールドカップでの戦いぶりを振り返っていきます。
目次
- 1. FIFAクラブワールドカップ2022
- 2. FIFAクラブワールドカップ2022参加チーム
- 3. レアル・マドリードの優勝までの道のり
- 3.1. 準決勝VSアル・アハリ戦(アフリカ代表)
- 3.2. 決勝VSアル・ヒラル(アジア代表)
- 4. ゴールデンボール賞
- 5. まとめ
FIFAクラブワールドカップ2022
FIFAクラブワールドカップは、開催国代表・アジア代表・欧州代表・南米代表・アフリカ代表・北中米カリブ海代表・オセアニア代表の7か国が世界No.1のクラブチームを決める大会です。
今回開催されたFIFAクラブワールドカップ2022では、レアル・マドリードがチャンピオンに輝きました。
FIFAクラブワールドカップ2022参加チーム
FIFAクラブワールドカップは、各地域のチャンピオンが集う世界最高峰の大会。2022大会の参加チームは、ウィダード・カサブランカ(開催国代表)、レアル・マドリード(欧州代表)、アル・アハリ(アフリカ代表)・フラメンゴ(南米代表)、シアトル・サウンダーズ(北中米カリブ海代表)、オークランドシティ(オセアニア代表)、アル・ヒラル(アジア代表)の7チームです。この7か国がトーナメント方式の一発勝負で優勝を決めます。
レアル・マドリードの優勝までの道のり
一発勝負の負けたら敗退のFIFAクラブワールドカップ。そのプレッシャーに打ち勝ちチャンピオンに輝いたレアル・マドリード。今大会、レアル・マドリードは準決勝から登場。過去最多の優勝を誇る名門チームが準決勝・決勝とどんな戦いを見せてくれたのか解説していきます。
準決勝VSアル・アハリ戦(アフリカ代表)
レアル・マドリードの初戦は、アフリカ代表のアル・アハリ。試合の流れを掴んだのはレアル・マドリード。前半43分にヴィニシウス・ジュニオール選手が先制点を決め、前半終了。後半開始早々にフェデリコ・バルベルデ選手がこぼれ球を押し込み追加点を決め2VS0。その後、後半20分にアル・アハリのアリ・マールル選手がPKを決め一点差に詰め寄り、勢いのまま反撃を仕掛けましたが得点は決められませんでした。
試合終盤、試合の流れはレアル・マドリードに傾き後半アディショナルタイムにロドリゴ選手と期待の若手セルヒオ・アリバス選手が得点を決め4VS1で試合終了。レアル・マドリードが終始試合をコントロールし、欧州代表の底力を見せつけました。決勝でもどんな戦いを見せてくれるか楽しみです。
決勝VSアル・ヒラル(アジア代表)
決勝の相手は、アジア王者のアル・ヒラル。この試合でも、先制点を決めたのはレアル・マドリードでした。前半13分にヴィニシウス・ジュニオール選手が得点を挙げ、2試合連続の先制点を決め試合の流れを引き寄せることに成功。その後前半18分にフェデリコ・バルベルデ選手が2点目を決め点差を広げます。ですが、アル・ヒラルも決勝まで勝ち進んできたチーム。
これ以上点差を広げられない中、ムサ・マレガ選手が1点返し2vs1で前半終了。後半に入るとレアル・マドリードが奇襲を仕掛けます。後半9分にカリム・ベンゼマ選手がチーム3点目となるゴールを決めると、その4分後にはフェデリコ・バルベルデ選手がこの試合2点目となるゴールを決め4VS1。
このまま終わるかと思いきや、後半18分にアル・ヒラルのルシアーノ・ビエット選手が追加点を決め2点差に詰め寄りますが、後半24分にレアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオール選手がこの試合2点目のゴールを決め、再び3点差にリードを広げます。
しかし、後半33分にアル・ヒラルのルシアーノ・ビエット選手がこの試合2点目を決め、2点差まで詰め寄りますが、5vs3で試合終了。8ゴールの乱打戦を制したレアル・マドリードが優勝しました。
ゴールデンボール賞
FIFAクラブワールドカップで、最も活躍した選手に贈られるゴールデンボール賞。今回受賞したのは、 レアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオール選手 。2試合で3得点を記録。
また、マン・オブ・ザ・マッチという試合で最も活躍した選手が選ばれる賞に2試合とも選出され今大会で最も活躍した選手にも選ばれました。今大会に限っていえば、ヴィニシウス・ジュニオール選手なしでは、レアル・マドリードは優勝できなかったといっても過言ではありません。
今後、徹底的なマークに合う選手になりますが、この舞台で培った経験や技術を活かし今後も活躍していって欲しいです。
まとめ
今回開催されたFIFAクラブワールドカップ2022は、7チーム制で行われる最後の大会で優勝を飾ったレアル・マドリード。彼らの強さは、計り知れないものがあります。
次回の開催は、2025年に32チームでの開催。また、FIFAクラブワールドカップは、毎年行われていましたが2025年大会以降は、4年に一度の開催に変更されました。今後の大会は出場チームが32チームに増え、どんな大会になるのか今からとても楽しみです。
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ