侍ジャパンは、3月7日にWBC2023開幕前の最後の調整としてオリックス・バファローズと壮行試合を行いました。侍ジャパンは打順の入れ替えや予備投手の活躍により、勝利を収めることが出来、WBCにむけて良いスタートが切れそうです。そこで今回は、壮行試合の結果を振り返りつつ、大会最注目の選手等を紹介していきます。
目次
- 1. 3月7日vsオリックス・バファローズ戦 スタメン・登板投手
- 2. 試合内容(打撃)
- 3. 試合内容(投手)
- 4. WBC大会 最注目選手
- 4.1. ラーズ・ヌートバー選手
- 4.2. 山本由伸投手
- 5. まとめ
3月7日vsオリックス・バファローズ戦 スタメン・登板投手
1番センターラーズ・ヌートバー選手・2番ライト近藤健介選手・3番指名打者大谷翔平選手・4番レフト吉田正尚選手・5番ファースト岡本和真選手・6番サード村上宗隆選手・7番セカンド牧秀悟選手・8番ショート源田壮亮選手・9番キャッチャー甲斐拓也選手。先発投手種市篤暉投手・2番手岩下大輝投手・3番手宇田川優希投手・4番手山﨑颯一郎投手。
試合内容(打撃)
打線は、初回から打線が機能し、得点をマークします。2番の近藤健介選手がフォアボールを選び出塁。続く大谷翔平選手のヒットでチャンスを広げると、4番の吉田正尚選手のヒットで先制。そして、6番の村上宗隆選手が3ランホームランを放ち、3点追加。2回は、3選手がフォアボールを選び、満塁となり打席に立ったのは吉田正尚選手。走者一掃のスリーベースヒットを放ち7VS0。4回には、山川穂高選手が初ヒットを放ち1点追加。その後は、出塁するなどチャンスを作るも無得点。8回に、未だ快音がない山川穂高選手に待望のホームラン。1点追加しこの試合9点目。ようやく主砲の山川穂高選手と村上宗隆選手がホームランを打つことが出来、WBCに向けて良い状態でフィニッシュ出来ました。
試合内容(投手)
この試合に先発したのは、予備登録メンバーの種市篤暉投手。順調な仕上がりを見せ、4回無安打無失点の好投。試合の流れを相手に渡さないピッチング内容でした。2番手に登板した予備登録メンバーの岩下大輝投手は、フォアボールやヒットでピンチを招くも5・6回は何とか切り抜けるも7回に1失点。3回を投げて2安打1失点と最少失点で投げ終えました。8回は、宇田川優希投手が登板。先頭打者にヒットを打たれるものの、後続を抑え、無失点。9回は、予備登録メンバーの山﨑颯一郎投手が登板。3者凡退で抑え、無失点。
今回の試合は、予備登録メンバーの当番がメインでしたが、どの投手も順調な仕上がりで侍ジャパンの勝利に貢献してくれました。
WBC大会 最注目選手
今回、WBCに出場する侍ジャパン30名の選手は、日本球界を代表するエースや主砲・守備の名手など隙のないメンバー構成です。その中から、投手と打者の最注目選手を各1名ずつ紹介していきます。
ラーズ・ヌートバー選手
ラーズ・ヌートバー選手は、父親がアメリカ人・母親が日本人の日系選手。日本代表では、初の日系選手として注目を集めており、MLBのセントルイス・カージナルスで活躍している選手です。2018年のドラフトで入団すると、2021年にメジャー昇格。2022年は、108試合に出場し14本塁打22打点の活躍を見せ侍ジャパンに選出。ラーズ・ヌートバー選手の特徴は、打球速度の速さと、スピードと強肩を活かした守備力の高さです。守備では、外野のすべてのポジションを守ることが出来、侍ジャパンではセンターで起用されています。打撃では、力強い打球を放つ技術を持っており、侍ジャパンでも、起用された初戦からヒットを放つなどの活躍を見せていましたね。
侍ジャパンでは、守備力の高さと打撃能力の高さを活かし、日本代表を勝利に導く活躍を見せて欲しいです。
山本由伸投手
山本由伸投手は、オリックス・バファローズのエースとして活躍しています。昨シーズンは投手4冠を獲得。2年連続2桁勝利・沢村賞を獲得し、ほかの投手を寄せつけない活躍を見せました。侍ジャパンでも、チームに勢いをつけるピッチングを見せ、順調に調整できているイメージです。球威のある直球と多彩な変化球で三振を取れるピッチャーとして先発で起用される機会が増えています。また、ピンチになると1段階ギアが上がり、球威が増した投球で相手打者を打ち取る技術と精神的な強さも持ち味です。侍ジャパンの先発投手として、山本由伸投手の投球能力の高さ。そして、強い精神力で日本代表を優勝へと導くピッチングを期待しています。
まとめ
間もなく開幕を迎えるWBC2023大会。今年の大会は、日本球界を代表する選手から、メジャーリーグの舞台で活躍している選手まで選出されており、非常に選手層の厚いチーム構成になっています。メジャーリーグの選手が合流してから打撃に勢いをもたらしてくれたり、ダルビッシュ投手の指導により若手選手が才能を開花。壮行試合などで活躍を見せています。30人の侍ジャパンメンバーが一体となり、いいチーム状態で仕上がってきているので、この勢いのまま予選リーグを突破し、優勝まで突き進んで欲しいです。
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ