2023年のWBCは、侍ジャパンが世界一となり閉幕しました。大谷翔平選手をはじめ、日本を代表する選手たちの感動あふれる試合が行われたWBC。テレビ中継の視聴率は毎試合40%を超え、日本中が熱狂したことが伺えます。そんなWBCが終わった今、国内のプロ野球に興味が出てきた方も多いでしょう。そこでプロ野球をこれから観たいと思っている方に、世界一メンバーから2人の若き侍を紹介したいと思います。
目次
- 1. 令和の三冠王、村上宗隆選手
- 1.1. 村上選手の愛称
- 1.2. 村上選手の侍ジャパンでの活躍
- 1.3. 村上選手のプレーの特徴
- 1.4. 今年の期待度合い
- 2. 令和の怪物、佐々木朗希投手
- 2.1. 宮城投手と仲良し
- 2.2. 佐々木投手の侍ジャパンでの活躍
- 2.3. WBC準決勝で、喜びを爆発させる
- 2.4. 佐々木投手のプレーの特徴と、今年の期待度合い
- 3. 注目が集まる若き侍に注目!
令和の三冠王、村上宗隆選手
まずは、侍ジャパンの中軸を担った村上宗隆選手を紹介します。村上選手は、23歳ながら日本を代表する選手の一人です。昨年は東京ヤクルトスワローズの4番として君臨し、日本人の年間最多ホームラン記録を塗り替えて令和初の三冠王(打者の主要タイトル3部門をすべて獲得)となりました。また村上選手の応援歌は非常に人気で、ファンの間で親しまれています。
村上選手の愛称
村上選手は、チームメイトからは「ムネ」の愛称で呼ばれているようです。またインターネットでの村上選手の相性である「村神様」は、チームの公式グッズにも使用されています。さらに、2022年の流行語大賞に「村神様」が選出されました!
村上選手の侍ジャパンでの活躍
村上選手は期待の高さからWBCでは序盤4番に座っていました。しかし調子が悪く、準々決勝イタリア戦からは5番に変更……。不調の原因は多くの説がありますが、その一つが大谷翔平選手の存在です。大谷選手への対抗意識から、ホームランを狙い過ぎていたという噂がありました。しかし準決勝に入ると、メキシコ戦でサヨナラタイムリーヒット! そして、決勝のアメリカ戦でも同点ホームランでチームを優勝に導くことができました!
村上選手のプレーの特徴
村上選手の特徴はその体格から放たれるパワーと、広くどの角度にもヒットを打てる技術です。特にWBC準決勝のサヨナラタイムリーヒットが特徴を表しています。左打ちの選手はライト方向に強い打球を打ちやすいと言われていますが、村上選手はセンターを超えてやや左側に打つことができました。
今年の期待度合い
WBCで準決勝・決勝で完全復活を遂げ、プロ野球の2023年シーズンでは開幕戦からホームランを放つ活躍をしています。今年も村上選手の活躍により、3連覇に導く期待がされているでしょう。若くして三冠王・ホームランの日本人記録者となり、WBCでのスランプを乗り越えた侍に是非注目してください。
令和の怪物、佐々木朗希投手
次は、剛速球を武器にメジャーリーガーと渡り合った佐々木朗希投手を紹介します。佐々木投手は、21歳ながら千葉ロッテマリーンズのエース候補と呼ばれる選手です。高校時代から有名な選手で「令和の怪物」と呼ばれ、高校3年生の夏の県大会では球速160kmを叩き出したこともあります。
宮城投手と仲良し
佐々木投手は、同い年の宮城大弥投手(オリックス・バファローズ所属)と仲が良いことで知られています。二人は、高校日本代表の頃から仲良しのようです。特にWBCではボディタッチの多さや、一緒にいるシーンが多いことからが仲の良さが伺えます。そのためTwitterでは、下記のような反応がありました。
佐々木投手の侍ジャパンでの活躍
佐々木投手は1次ラウンドのチェコ戦と、準決勝のメキシコ戦で先発登板しました。どちらの試合も安定的に160km/hの球速を出して好投していましたが、準決勝のメキシコ戦ではホームランを打たれてしまい3失点……。その後マウンドを降りた佐々木投手。弱冠21歳で日の丸を背負った重圧や責任感からか、必死に味方を応援し続けました。
WBC準決勝で、喜びを爆発させる
準決勝でマウンドを降りた佐々木投手は、7回裏に吉田正尚選手の同点ホームランが放たれると感情が爆発。身の帽子を叩きつけて喜びを表現し、試合後はサヨナラヒットを打った村上選手に、タンクのスポーツドリンクを浴びせ「ウォーターシャワー(ゲータレードシャワー)」という激励を行いました!
※その試合のヒーローに、タンクの水を浴びせて激励するパフォーマンスです。
佐々木投手のプレーの特徴と、今年の期待度合い
佐々木投手の選手としての特徴は、やはり160km/hの豪速球です!また2023年からは「スライダー」という変化球にもチャレンジし、球種の幅を増やすことを表明しました。昨年、21世紀初の「完全試合(一人も出塁させない試合)」を成し遂げた佐々木投手。今年は更なる飛躍が期待されています。そのポテンシャルから個人タイトルの獲得、更にはチームの悲願であるリーグ優勝に導くことが期待されるでしょう。
注目が集まる若き侍に注目!
今回紹介した村上宗隆選手と佐々木朗希投手は、年若いながら既にプロ野球の歴史を塗り替える活躍をしています。さらに今回のWBCでの活躍により、メジャーリーグのスカウトからも注目が寄せられていることでしょう。そのため将来的なメジャー挑戦が有力視されているため、プロ野球で観られる今のうちに注目しましょう!
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ