4月10日、読売ジャイアンツの育成選手である高橋優貴投手が支配下登録されたと発表がありました。背番号も012番から、これまで2年間付けていた47番に決まりました! 今回は、高橋投手のこれまでの経歴やこれから1軍でどのような活躍を見せてくれるか考察していきたいと思います。
目次
- 1. 高橋優貴投手って?
- 2. 高橋投手が支配下に復帰!
- 2.1. 先発の一角を担う
- 2.2. 多彩な球種を全て復活させる
- 3. 復帰した高橋投手に期待!
高橋優貴投手って?
ここからは、高橋投手の経歴やこれまでの活躍についてご紹介します。巨人ファンだけでなく、他球団ファンからも素晴らしいピッチャーとして名を広める高橋投手。プロ野球ファンなら必見です!
高橋優貴投手って?
高橋優貴投手とは、1997年2月1日生まれの茨城県ひたちなか市出身の投手です。2018年のドラフト会議で読売ジャイアンツにドラフト1位で入団しました! 東海大学菅生高等学校時代には、主にリリーフを務めていた高橋投手。その後の八戸学院大学時には、リーグ最多となる通算301奪三振の新記録を作り上げました!
プロ入り後は、2019年4月に行われた阪神タイガース戦に先発投手として登板。この試合では勝利投手となりました。巨人の大学卒業選手が1年目で勝利投手となるのは、59年ぶりのこととなったのです。1年目の年は、先発ローテーションを守り抜き、18試合に登板し、5勝7敗を記録しました! この年、背番号を12番から26番へと変更されたのです。2年目のシーズンは、左肘痛により開幕1軍を逃したものの復帰後は、リリーフとして活躍の場を見せつけました! また、この年に行われた福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでもリリーフとして登板したのです。
2021年は、先発へ戻り先発ローテーション入りを獲得。中でも3月や4月は好調を見せ、月間MVPを獲得しました! この年の8月には自身初となる2桁勝利を見せたのです。しかし2022年は1軍登板もあったものの、9月に左肘関節鏡視下クリーニング手術を受けることに。育成契約となったのです。
選手としての特徴
高橋投手の武器は、何といっても魔球と称されるスクリューボール! スクリューボールとは、シュートしながら落ちるボールです。投げたボールがねじのように回転することからこの名前が付いたとされています。
このスクリューボールのほかにもストレート、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップといった多彩な球種を投じることができる高橋投手。また、ゆったりとしたフォームから鋭いボールを投げることが特徴であるため、バッターとしては打ちづらいピッチャーの1人なのでないでしょうか!
高橋投手が支配下に復帰!
読売ジャイアンツは4月10日、高橋優貴投手の支配下登録を発表しました。手術から復帰し、今季は支配下を目指していた高橋投手。ここからは、高橋投手に1軍で期待されることについて考察しましたのでご覧ください!
先発の一角を担う
現在の巨人は、先発陣の怪我や離脱が目立っています。畠世周投手や菅野智之投手、堀田賢慎投手など主力な投手がチームを離脱している現在です。また、先発を担っていたグリフィン投手や赤星優志投手で勝てず、先発に苦しんでいる巨人。このように先発が手薄の中、高橋投手の台頭に期待が高まっています!
ファームでも先発をし、1軍復帰に向けて取り組んできた高橋投手。育成を経験し、ファームで培ってきた経験を活かし1軍のマウンドで躍動してほしいですよね!
多彩な球種を全て復活させる
高橋投手の魅力といえば多彩な球種。力強いストレートをはじめ、代名詞ともいえるスクリューボールも武器です。ストレートの速さは、チームの中でもトップクラス!
肘のクリーニング手術を行ったことで、これまでのボールの速さが落ちてしまったのではないかと心配されたファンの方もいるでしょう。しかし、手術後の3度目の登板では最速147キロを計測! また、回を追うごとにどんどん力強さを増し、球威も落ちずに投げ切りました。また、全てのボールを投げられるように復活を目指している高橋投手。力強いストレートに多彩な球種を織り交ぜたピッチングでチームを引っ張ってほしいですね。
復帰した高橋投手に期待!
支配下復帰が発表された直後、高橋投手は「リハビリ期間中に色々な方々に支えられ、何とか復帰できることにまずは恩返ししたい」と復活の意気込みと、周囲への感謝の気持ちを述べていました。
手術後からスピード復帰となった高橋投手。それほど高橋投手への期待が周囲から大きいのです! リハビリの期間も左肘の回復だけでなく、下半身の強化と精神力を鍛える時間にもなったとされています。ピッチングの凄さだけでなく、スタミナ面の成長ぶりにも期待が高まっているのです。
巨人の中でも貴重なサウスポーの先発として、注目されている高橋投手。先発としてはもちろん、試合を守り抜くリリーフとしての登板もファンの方は待ち望んでいるのではないでしょうか! シーズンを通して球団を代表するピッチングを見せてほしいですね!
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ