メジャーリーグのスターである、大谷翔平選手の移籍予想が加熱しています。現在の報道では、獲得レースに7チームほどが参加している模様。そこで今回、候補に上がっている3チームを紹介したいと思います。移籍先によっては、日本人選手との共闘が実現するため注目です。
目次
- 1. 今シーズン終了後、FAとなる大谷選手の移籍動向が話題に!
- 1.1. 今までナ・リーグ移籍は難しいと言われていた……
- 1.2. 2022年からは、ナ・リーグもDH制に
- 2. 有力候補のロサンゼルス・ドジャース
- 2.1. 近年、ワールドシリーズを制覇している強豪
- 2.2. アナハイムからは車で1時間圏内の距離
- 3. 対抗候補のサンディエゴ・パドレス
- 3.1. ダルビッシュ有選手の所属するチーム
- 3.2. 近年は大型補強を繰り返す
- 3.3. 昨シーズンは、ナ・リーグ優勝決定戦にも出場!
- 4. 大穴候補のシカゴ・カブス
- 4.1. 鈴木誠也選手の所属するチーム
- 4.2. 近年は中堅・下位に甘んじているチーム
- 4.3. 今シーズン中のトレードの噂あり!
- 5. 大谷選手は移籍するの?
今シーズン終了後、FAとなる大谷選手の移籍動向が話題に!
大谷選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスは、長く低迷中です。さらに大谷選手は今シーズン終了後にFAとなるため、移籍するだろうと言われています。なお、FAとはフリーエージェントの略。FAになると、好きなチームと契約を結ぶことができます。
今までナ・リーグ移籍は難しいと言われていた……
大谷選手は今まで、ナ・リーグでは起用が難しいとされていました。ナ・リーグには、DH(指名打者)制度がなかったからです。大谷選手は北海道日本ハムファイターズに所属していた頃から、投手で起用しない日はDHでの出場。しかしナ・リーグは今までDH制がなく、投手として出場しない場合は守備につく必要があるため移籍は難しいと考えられていました。
2022年からは、ナ・リーグもDH制に
しかし2022年からはナ・リーグにもDH制度が導入されました。このことから、ナ・リーグチームにも積極的に移籍できるでしょう!
有力候補のロサンゼルス・ドジャース
メジャー屈指の名門で、人気を誇るドジャースは大谷選手獲得の第一候補のチーム。豊富な資金力を持つものの、昨シーズンオフの大人しさから大谷選手獲得のために温存していると言われています。
近年、ワールドシリーズを制覇している強豪
ドジャースは直近5年で3度の地区優勝、2度のナ・リーグ優勝を果たしています。また、2020年にはワールドシリーズを制覇している強豪チーム。勝利を優先して行くには、うってつけのチームでしょう!
アナハイムからは車で1時間圏内の距離
ロサンゼルスは、エンゼルスの本拠地アナハイムから車で1時間の街です。このことから、移籍したとしても周辺環境を大きく変えず野球に打ち込めることでしょう。
対抗候補のサンディエゴ・パドレス
パドレスは、ロサンゼルスと同じく西海岸の街であるサンディエゴを本拠地としているチームです。近年は補強に積極的で、戦力・実績ともに伸びていることからドジャースと同じく有力視されています。
ダルビッシュ有選手の所属するチーム
パドレスには2021年から、大谷選手と侍ジャパンで共闘したダルビッシュ有選手も所属しています。パドレスへの移籍が実現したら、日本が誇る大スター同士の共演が見られることでしょう。
近年は大型補強を繰り返す
パドレスは豊富な資金力を利用して、近年は大型補強を繰り返すチームになっています。2022年オフも、かつてWBCで侍ジャパンと闘ったオランダ代表のサンダー・ボガーツ選手をはじめメジャーを代表する選手を獲得! 今年のオフシーズンも、移籍市場を賑わせてくれることでしょう。
昨シーズンは、ナ・リーグ優勝決定戦にも出場!
パドレスは昨シーズン、地区順位は2位に終わったもののプレーオフを勝ち上がりナ・リーグ優勝決定戦にも出場しました! 結果として優勝を逃したものの、躍進を遂げたパドレス。そのためパドレスは資金力・戦力の面で、充分大谷選手の獲得候補になり得るでしょう。
大穴候補のシカゴ・カブス
昨今の情報では、シカゴ・カブスも獲得候補に上がっています。カブスはメジャー屈指の人気を誇り、2016年にワールドシリーズを制覇したチームです。しかし近年は低迷し、2016年のメンバーも放出して世代交代を推し進めています。
鈴木誠也選手の所属するチーム
カブスには、かつて広島東洋カープで黄金期を作り上げた鈴木誠也選手が在籍しています。鈴木選手は、昨シーズン、メジャー挑戦1年目で16本のホームランを打ちました。これは、メジャー初年度の日本人の中で5番目に多い記録です。また今年は、シーズン前に怪我をしたものの復帰戦からホームランを放つ活躍をみせています。もし大谷選手の移籍が実現すれば、日本ではさらにメジャーへの注目度が上がることでしょう。
近年は中堅・下位に甘んじているチーム
ワールドシリーズを制覇した2016年以降、カブスはコンスタントに地区優勝やプレーオフ出場をしていました。しかし、直近2年は下位に低迷しています。
今シーズン中のトレードの噂あり!
エンゼルスが大谷選手と契約延長ができない場合、カブスとトレードを行うという一部の報道もあります。これは同地区のシアトル・マリナーズが獲得競争に参戦していることから、ライバルへの流出を防ぐためのエンゼルスの策というものです。そのため一部の報道にはとどまっていますが、カブスも獲得候補としてあげられています。
大谷選手は移籍するの?
エンゼルスは大谷選手が入団してから5シーズン連続で、プレーオフ出場を逃しています。そのため勝利や、チームタイトル獲得を優先した移籍が充分考えられるでしょう。
エンゼルスの所属するア・リーグ西地区は、2022年のワールドシリーズ王者のいる地区
大谷選手が地区優勝やワールドシリーズ制覇を狙う上で、立ちはだかるのが同地区のヒューストン・アストロズです。アストロズは直近5年で4度の地区優勝、2022年にはワールドシリーズ制覇も果たしています。そのためア・リーグ西地区は、優勝するには非常に難しい地区。
優勝・ワールドシリーズ制覇を優先する場合、ナ・リーグや他地区に移籍することが予想されるでしょう。
優先順位は「勝利」か
WBCの準決勝のツーベースヒットや、決勝のマウンドで雄叫びをあげた大谷選手。やはり勝てるチームに行くのでは、という報道が多くされています。また大谷選手は、お金を使わないことでも有名な選手です。このことから、年俸よりも勝てるチームへの移籍を優先することも予想されます。
2023年オフの大谷選手の動向に期待
メジャー6年目を迎えた大谷選手は、WBCを制覇。さらにリーグ戦でも投打で活躍しています。このことから、ますます争奪戦になることは間違いないでしょう。加熱する争奪戦に是非注目してください!
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ