4月22日にJリーグ第9節の試合が行われました。今回は横浜Fマリノスvsヴィッセル神戸の試合内容を得点シーンとともに振り返ります。首位を走るヴィッセル神戸と連覇を狙うマリノスの戦いはマリノスが3-2で逆転勝ちをする結果となりました。互いに譲らない内容となっていますので、ぜひご覧ください!
目次
- 1. 試合のハイライトからご覧ください!
- 1.1. 試合スタッツを振り返る
- 2. 9節終了時点での両者の順位は?
- 2.1. 今年のマリノスの強さは?
- 2.2. 今年のヴィッセルの強さは?
- 3. 今年のJリーグも熱い!
試合のハイライトからご覧ください!
前半から試合が動きます。前半18分、ヴィッセルDFからのロングボールをマリノスDFがGKへ頭で流したところ、連携ミスでGKが前に出てきてしまいそのままボールはゴールへ。走り込んでいた汰木選手が押し込んで先制点を取ります。こんな連携ミスをするのか!という感じですが、お互いの距離感がうまくわかっていないと起こりうることですね。
その10分後にヴィッセルが追加点!左サイドからのクロスを大迫選手が2枚のDFの間から顔を出して豪快にヘディングシュートを決めます。ゴールの嗅覚がハンパじゃない彼ならではの得点だった感じですね。
それから4分後の前半32分、マリノスの選手がPAエリア中央へスルーパスを出します。それを見事に受けたアンデルソン選手がダイレクトでゴールへ流し込みました。ボールの受け方がとてもうまかったですね。DFが2枚いましたが1人は背中でガード、もう1人は足が届くか微妙な位置でしたからアンデルソン選手が一枚上手でした。
前半46分。マリノスが神戸陣内でボールをキープ。かなりうまく連携を取れていますよね。右サイドからのパスを渡辺選手が華麗なミドルシュートを決めます。GKは一歩も動けない弾道を描いていましたね。
後半2分はまたしても大迫選手!と思いきや微妙な判定でオフサイドになってしまいました。これは残念でしたね。
そのまま両者譲らない試合展開となりましたが、後半37分にアンデルソン選手が2得点目を決めました。あまり早くないフワッとしたクロスでしたが、さすがアンデルソン選手!打点をばっちり合わせてGKがとれない絶妙なところへ打ち込みました。
試合スタッツを振り返る
ヴィッセルホームで迎えたこの一戦はマリノスに軍牌が上がりましたね。試合内容で言うと両者とも互角の戦いを見せていたようです。ヴィッセルは後半にクロスバーに当たる惜しいシュートを放つなど、積極的にマリノスゴールを脅かしていました。ではシュート数やボール保持率などを見てみましょう。
数字だけ見るとシュート数はヴィッセル12本、マリノス10本、ゴールキックはヴィッセルが5本、マリノスが8本と、どちらかのチームが極端に多いわけではないので、ハイライトで見たのと同様に拮抗した試合展開でした。
しかし、フリーキックではヴィッセル11本、マリノス23本と圧倒的にマリノスが多いことから、ヴィッセルのファール数が多かったことがわかります。そのため、効果的に攻めていたのはマリノスでしたね。
9節終了時点での両者の順位は?
首位を走っているヴィッセルは9節終了して6勝1分2敗で勝ち点19となっています。対するマリノスは5勝2分2敗で勝ち点17で2位です。しかし、3位の名古屋グランパスは8試合なので順位がひっくり返る可能性がありますね。
まだまだ始まったばかりのJリーグですが前半から勝ちを積み重ねることが大切なので神戸も横浜も頑張ってもらいたいですね!
今年のマリノスの強さは?
昨シーズン王者のマリノスは今年もその強さを見せつけています。先ほどもお伝えしましたが、現在は3位で17得点の失点が10と少し失点が多い印象ですね。しかし、外国人選手をうまく起用して得点を量産してほしいところです!また、現在は怪我で離脱している宮市選手も早く復帰してきてほしいですね!
今年のヴィッセルの強さは?
今年のヴィッセルは大躍進となりそうな予感がしますね。昨シーズンは13位で終わってしまったこと、勝った試合が34試合中11という結果となっていました。しかし、今年はと言うと9試合戦って勝った試合が6とかなりいいペースですね!得点に関しても去年は34試合中35点に対し今年はすでに19得点と、FW陣の活躍が目覚ましいのでしょう。
現在の監督は吉田孝行さんです。昨シーズン途中から指揮をとっており、ヴィッセルでの監督経験は3回目となるようですね!
吉田監督になってから調子を上げてきているヴィッセル神戸はどこまで好調を維持できるでしょうか?
今年のJリーグも熱い!
まだ始まったばかりのJリーグですが、上位は混戦となっていますね上位チームはレベルが僅差なので正直なところどのチームが勝っていても不思議ではありません。しかし決めきれる試合で決めきれないチームが徐々に順位を落としていってしまうので、特に今回対戦した2チームは特に頑張って欲しいですね!
また今年はJリーグ30周年ということもあり、サポーター・選手はかなりワクワクしていることでしょう。
30年となる大きな歴史の1ページに名前を刻むのは一体どのクラブなのでしょうか!これからが楽しみですね!
- Original:https://www.appbank.net/2023/04/26/sports/2455796.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ