卓球女子日本代表の石川佳純選手(30)が1日、自身のインスタグラムを更新。4月に行われたWTTチャンピオンズ・マカオ大会をもって現役引退することを発表しました。オリンピック3大会連続でメダルを獲得し長年世界のトップで活躍してきた石川選手。今回はそんな石川選手のこれまでの活躍を振り返ります!
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目次
- 1. 石川選手のこれまでの経歴は?
- 1.1. 卓球をはじめてからわずか3か月で全国大会へ!
- 1.2. 「愛ちゃん2世」としで話題を呼び、知名度は全国区に!
- 1.3. 全国トップの座へ駆け上がる!
- 1.4. 全日本制覇! 名実ともに日本トップ選手の座に!
- 1.5. オリンピックでの活躍! まさかの敗北も……
- 1.6. 最も苦しんだ東京オリンピック選考レース
- 1.7. 復活優勝! 東京オリンピックでもエースとして大活躍!
- 2. 第2の人生で活躍に期待!
石川選手のこれまでの経歴は?
ここでは石川選手の経歴やこれまでの活躍についてご紹介してきます! 「かすみん」の愛称で愛された石川選手。メディアで取り上げられることも多かったので、卓球ファン以外の方にも人気でしたよね! それではご覧ください!
卓球をはじめてからわずか3か月で全国大会へ!
石川選手は1993年2月23日山口県山口市に生を受けます。両親も5歳年下の妹も卓球選手。家族全員卓球選手という卓球一家で育ちました。
卓球との出会いは小学1年生。近所の白石卓球クラブに連れていかれたときでした。その後、7歳の誕生日プレゼントとして卓球ユニフォームをプレゼントされたのをきっかけに本格的な練習をスタート。なんとわずか3か月で全日本選手権山口県予選を2位で突破し、本選でもベスト64という驚くべき結果を残しました!
「愛ちゃん2世」としで話題を呼び、知名度は全国区に!
元国体選手だったお母さんの運営する「山口ジュニアクラブ」でのスパルタ指導のもと、石川選手は腕をみがいていきます。土日は毎週のように大会に参加。大人相手に実戦経験を積みました。
全国にその名が知られることになったのは小学6年生で出場した全日本選手権女子シングルス。年上の高校生や大学生を破り、3回戦に進出する快挙! 「愛ちゃん2世」として脚光を浴びました!
全国トップの座へ駆け上がる!
中学校に進学した石川選手はミキハウスJSC卓球部に入部します。このクラブはかつて福原愛選手が所属した強豪。チームメイトと寮生活を送ります。
中学2年生で出場した全日本卓球選手権ではベスト4に進出! これは福原愛選手を超える史上最年少の記録でした。
高校進学後も石川選手の活躍は止まりません。なんとインターハイ、全日本ジュニア、国体、選抜をすべて制覇。高校1年で4大タイトルを総なめにしたのです! さらに史上初のインターハイ女子シングルス3連覇という偉業も成し遂げました!
全日本制覇! 名実ともに日本トップ選手の座に!
2009年世界卓球選手権横浜大会に出場した石川選手。世界ランキング10位の帖雅娜選手など強豪選手を次々破り、ベスト8まで進出します! これは福原愛選手以来の快挙でした!
そしてついに2011年の全日本選手権大会女子シングルスで初優勝を飾ります。このとき石川選手は17歳。高校生での全日本制覇は20年以上ぶりの記録でした!
オリンピックでの活躍! まさかの敗北も……
2012年に行われたロンドンオリンピックへ出場した石川選手。女子シングルスでは日本人最高の4位入賞、団体では日本女子卓球史上初の銀メダルを獲得します!
2013年から2015年は全日本選手権大会女子シングルス3連覇を達成。世界ランキングは4位まで上昇し、リオデジャネイロオリンピックへの出場権も獲得します。
しかしこのオリンピックで苦悩が待っていました。第4シードとして出場した女子シングルスでまさかの初戦敗退。右ふくらはぎの痙攣を起こしていたようです。それでも団体では気持ちを切り替え、1回戦から3位決定戦まで全勝! 銅メダル獲得に貢献しました。
最も苦しんだ東京オリンピック選考レース
2016年頃から石川選手にとって厳しい日々が続きます。2016年の全日本卓球選手権では「第2の愛ちゃん」と呼ばれて注目されていた平野美宇選手に決勝で敗れ、4連覇を逃しました。2017年は準決勝で平野選手と同学年の伊藤美誠選手に敗れ、2011年から続いていた連続決勝進出記録もストップ。若手の台頭に苦しめられました。
熾烈を極めたのが東京オリンピックの選考レース。1年間にわたった選考期間をのちに石川選手は「長いトンネルのようだった」と振り返っています。それでもリオデジャネイロでの悔しさと一生に一度の自国開催への思いを胸に戦い抜き、3大会連続となるオリンピック出場権を手にしました!
復活優勝! 東京オリンピックでもエースとして大活躍!
2021年全日本選手権女子シングルス決勝で伊藤選手と対戦した石川選手。ゲームカウント1-3と追い込まれますが諦めません。フルセットの死闘の末大逆転勝利。5年振り5度目の復活優勝を果たします!
そして迎えた東京オリンピック。日本選手団副団長も務めた石川選手はキャプテンとしてチームを引っ張り、見事2大会ぶりの銀メダルを獲得しました!
第2の人生で活躍に期待!
現役生活23年間。長年日本卓球界をリードし、競技レベルを引き上げた石川選手の功績は計り知れません! 本当にお疲れさまでした!
まずは体をしっかり休めて、いつかまた日本卓球界のために貢献してくれることを期待したいですね! 第2の人生での活躍を応援しています!
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ