ヨーロッパの各国リーグで優勝チームが決まっていっている中、この時期に盛り上がるのが移籍の話です! 数々のステップアップや補強戦略が噂される中、日本のサッカーファンに嬉しいニュースが飛び込んできました。それは現在スペイン2部リーグ、レガネスでプレーする柴崎岳選手が「Jリーグに復帰するのでは!?」と言った内容のものです。
端正なルックスに、冷静沈着なプレーでサッカーファンを魅了してきた柴崎選手も今では31歳。若手と言われる時期は過ぎていますが円熟味も増して、チームに迎え入れたいクラブも多いのではないでしょうか? いったい柴崎選手の移籍先はどこになるのか? そもそもJリーグ復帰はあり得るのか? 注目が集まります!
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目次
レガネス柴崎選手の今季の成績は?
現在柴崎選手が闘うのはスペイン、ラ・リーガ2部。レガネスというチームに所属しています。レガネスは残り1試合で暫定12位、今季は昇降格なく終わりそうです。個人の成績で言うと29試合に出場し0ゴール1アシストという少し物足りない数字。出場数に関しても、途中出場がほとんどで先発出場はあまりない印象です。昨季に34試合3ゴール1アシストだったことを考えても、今季に調子を落としていることは明らか。退団報道も納得せざるを得ない状況と言えます。
Jクラブで争奪戦 どのチームが獲得に乗り出すか
ラ・リーガ2部でこの成績だとヨーロッパ内での移籍は難しく、かなりの年俸ダウンを受け入れなければならないのが現状かと思います。しかしJリーグでは柴崎岳選手の認知度も高く、その技術も高く評価してくれるクラブが多いはず。そう考えるとJクラブへの復帰は本人にとってもベストな選択肢と言えるのではないでしょうか。現在獲得に動いているという明確な報道はないものの、これまでのJ復帰選手の傾向から3つのクラブが挙げられています。
日本の銀河系軍団が誕生 元日本代表揃い踏みの首位クラブが獲得に動くか
今のJリーグにおいて柴崎選手の獲得に動きそうなクラブと言えば、まず挙がるのがヴィッセル神戸でしょう。元日本代表の山口蛍選手、酒井高徳選手、大迫勇也選手、武藤嘉紀選手らが在籍しており、海外から帰ってくる選手が一番フィットしやすい環境とも言えるかと思います。
また今季首位で終われば来季のアジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)への出場が決まるので、神戸としても過密日程を乗り切るための戦力の確保が急務になるはずです。柴崎選手としても海外から帰って最初のミッションがアジア制覇となればモチベーションも維持できますし、実現すればお互いに利のある移籍となるのではないでしょうか。
復調の兆しが見えてきた常勝軍団の精神的支柱となるか
しかしやはり既定路線で言えば、鹿島アントラーズへの復帰が妥当でしょう。今の鹿島と言えば鈴木優磨選手に植田直通選手、昌子源選手など海外を経験した選手も多いのですが、中盤の安定感が以前よりも劣っているように感じます。常勝軍団の強さを取り戻すためにも柴崎選手の復帰は、鹿島の最優先事項となるはずです。
鹿島の中盤と言えば、黄金期には小笠原満男選手がいましたし、その後は現在ポルトガルでプレーする三竿健斗選手チームをまとめていました。その精神的支柱が抜けてしまっている状態の鹿島には、柴崎選手がこれ以上ない補強策となるはずです。寡黙で職人のような雰囲気も小笠原選手と近いものを感じますしね!
来季J1昇格確定路線のJ2クラブで恩師と歴史をつくるか
そしてJ1クラブを差し置いて、J2の町田ゼルビアへ移籍を求める声もあるようです。町田ゼルビアと言えば現在J2で首位をキープしており、来季の昇格も夢ではありません。そしてなんと言っても監督は元青森山田高校の黒田剛監督。中学、高校と青森山田で過ごした柴崎選手とのタッグを再び見たい高校サッカーファンも多いようです。
しかしこの意見、馬鹿にできないのが町田の今季からの力の入れ具合。町田はサイバーエージェント社が経営権を持っており、大きな変化の真っ只中にあります。今季の補強では19人を新加入選手として獲得する荒業をやってのけ、今後の補強策にも注目が集まっているのです。この流れのままJ 1昇格を果たした後にはヴィッセル神戸のような大型補強も考えられますので、その前段階として柴崎選手の加入があってもおかしくはありません。
他にもACL出場クラブが獲得に動くか
海外での挑戦を終えて日本に戻る選手の次ある目標としてよく挙げられるのがACL制覇です。残念ながら移籍有力とされる3クラブは今季のACL出場権を獲得できておらず、そこが移籍を決める上で多少ネックになるのではないでしょうか。
もし柴崎選手の決め手のひとつがACL出場だとしたら、今季出場が決まっている4クラブに移籍があってもおかしくありません。今季のACL出場は昨季優勝の横浜Fマリノス、準優勝の川崎フロンターレ、天皇杯優勝のヴァンフォーレ甲府、現ACLチャンピオンの浦和レッズに決まっています。有力な移籍先候補はあるのでしょうか?
スタイル的には川崎、補強策的には浦和か
この4クラブの実情を調べてみたところ、どのチームも獲得に動くまでの要素が薄いというのが率直な意見です。柴崎選手といえば高い技術力で攻撃を活性化させる選手のイメージがありますので、そのプレースタイルを考えれば川崎フロンターレを推したくなるのですが、川崎の中盤には似かよったスタイルの大島僚太選手がいます。そして何より川崎というクラブ自体が育成した選手を起用する傾向にあるため柴崎選手の補強は考えにくいでしょう。
そうなってくるとこの中で唯一可能性を感じるクラブとなるのが浦和レッズです。ACLを制して次なる目標が連覇ということになってくると、さらなる補強策が出てきてもおかしくありません。またゴールキーパーに西川周作選手、キャプテンに酒井宏樹選手、センターバックにアレクサンダー・ショルツ選手、マリウス・ホイブラーテン選手、フォワードに興梠慎三選手と豪華なタレントを要しながらも守備的な闘い方になったACL決勝を受けて、より攻撃的な改革も検討しているはずです。それを考えると柴崎選手を中盤に据えるのも戦術的にはアリな気がします。
しかし浦和レッズというチーム柄、熱血漢のイメージがどうしても拭えず、柴崎選手の浦和のユニフォームを着た姿が想像できないのが強く押せない一番の理由です。柴崎選手が浦和を選ぶのか。そしてサポーターが柴崎選手を受け入れることができるのか。浦和で活躍するための課題は多いように感じます。
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ