【野球】巨人・坂本選手が復活の大活躍!! 不振を抜け出せたワケ

はねせがわ

2年前

坂本勇人選手は、昨シーズンまで読売ジャイアンツのキャプテンとしてチームをまとめ、不動のレギュラーとして活躍してきました。そんな坂本勇人選手は、今シーズン、オープン戦から不調が続いており、シーズン開幕後もなかなか良い成績を残せていません。ですが、5月の後半に入り、徐々に調子を取り戻してきました。そこで今回は、坂本勇人選手が調子を取り戻せた理由について解説していきます。

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今シーズンの成績

坂本勇人選手は、今シーズン、キャンプを1軍でスタート。アーリーワークを取り入れるなど精力的に練習に取り組むも、オープン戦では、打率.111。打撃不振に陥ったまま、開幕を迎えてしまいました。

開幕後も、4試合ヒットが出ず、スタメン落ち。その後、開幕から23打席目にしてようやく初ヒットを放ち、調子を取り戻すかと思いきや、4月の打率は.197と低迷。

ですが、5月に入り、4試合連続のマルチ安打を記録するなど、徐々にバッティングの調子を取り戻し、5月の打率は3割付近をマークしています。

不調の原因は？

坂本勇人選手の不調の原因は、長打を狙いすぎるあまり、下半身と上半身の連動性がなくなってしまい、鋭いスイングができなくなってしまった事です。

連動性が無くなってしまうと、上手く体重移動できなくなる為、速球に力負けしてしまったり、タイミングをうまく取れ無くなってしまい、ヒット性の打球を打つ事が難しくなります。

この原因を解明し、アドバイスしてくれるコーチに耳を貸す事ができれば、坂本勇人選手は、再び読売ジャイアンツの主軸として活躍できると思いました。

不調を乗り越えられたワケは？

オープン戦から不調に陥り、開幕直後もヒットを打てず、レギュラーを外された試合もありました。ですが、5月に入り、マルチ安打を記録するなど、徐々に調子を上げてきています。その理由は、軸足である右足に体重を乗せる事ができ、身体全体を使ったスイングが出来る様になったからです。

不調に陥った際に、様々なバッティングフォームを試していたとのこと。その中で、チューブを用いたトレーニングを取り入れ、軸足に負荷がかかる様、練習に取り組んでいたそうです。その練習の効果もあり、軸足に体重を乗せる意識が体に身につき、不調を乗り越えられました。

そのトレーニングを一緒に行っていた亀井打撃コーチも、徐々に感覚を取り戻してきており、ここから復活すると語っており、今後どこまで成績を残すことができるか楽しみです。

今後求められる事は？

坂本勇人選手に、今後求められてくる事は、安定した成績を残し、チームの勝利に貢献する活躍です。坂本勇人選手は、今回の不調が年齢による技術の低下と言われていますが、ここ最近の試合で成績が上昇している様子を見ると、まだまだ力を秘めている選手だと思います。

自分自身の課題をしっかりと見つめ、それを解決できる手段を模索し、質の良い練習を実行。その結果、序盤はなかなか結果が出せなくても、ペースを掴む事ができれば、一気に才能が開花し、活躍できます。日々の練習から、自分のペース配分をしっかりと考え、坂本勇人選手に合った練習方法が見つかると、安定的な成績を残せるのではないかと思いました。

ここから、坂本勇人選手の真価が問われるシーズン。今シーズンの結果によっては、若手の台頭により来季からのスタメンも白紙になってしまう可能性もあります。若手に負けない実績を持ってる坂本勇人選手が、これからどんなシーズンを送るのか、注目です。

坂本勇人選手の凄さとは？

坂本勇人選手は、打撃・守備・走塁の全てのレベルが高い選手です。打撃では、2020年に史上2番目の若さで2000本安打を達成。また、ヒットだけではなく、本塁打を打てる技術も兼ね揃えており、2021年に250本塁打を達成。

高いバッティング能力を発揮し、主軸として活躍。また守備では、1球ごとに守備位置を変えたり、1歩目の意識を持ち守備を行っているとのこと。坂本勇人選手は、広い守備範囲と肩の強さを活かし、チームの危機を何度も救い、5度のゴールデングラブを受賞。そして、走塁ではタイトル獲得はないものの、2013年には盗塁でリーグ2位に入る記録を残し、通算で150盗塁以上をマーク。

走・攻・守の全てにおいて高いレベルのポテンシャルを持っており、プロ17年目に突入した今でもショートのレギュラーとして活躍。まだまだ成長余力のある坂本勇人選手が、ここからどんな記録を打ち立ててくれるか楽しみに観戦していきたいと思います。