お辞儀に種類があることをご存じでしたか。
お辞儀はビジネスマナーの基本です。
社会人になると、取引先や上司などさまざまな相手と関わります。恥をかかないように、シーンに合わせた正しいお辞儀の所作を身に付けておきたいものです。
今回は、お辞儀の種類とポイントについてわかりやすく解説します。
目次
- 1. お辞儀には3種類存在する!正しいお辞儀を身に付けよう
- 1.1. お辞儀の種類①:会釈
- 1.2. お辞儀の種類②:敬礼
- 1.3. お辞儀の種類③:最敬礼
- 2. お辞儀のポイント3選
- 2.1. あいさつを述べてからお辞儀をする
- 2.2. お辞儀をするときの距離
- 2.3. お辞儀をするときの手の位置
- 3. 正しいお辞儀を知り、より良い関係を築こう
お辞儀には3種類存在する!正しいお辞儀を身に付けよう
お辞儀の種類は、以下3点です。
・会釈
・敬礼
・最敬礼
詳しく説明していきます。
ビジネス場面によって使い分けられるようになりましょう。
お辞儀の種類①:会釈
1つ目は会釈です。上体を15度の角度で倒します。
お辞儀の中で、カジュアルなお辞儀です。
社内で社員とすれ違うときやお客様と目が合ったときなど、日常的なあいさつのシーンで用いられます。
会釈は、立ち止まってすると丁寧で好印象を与えますよ。
お辞儀の種類②:敬礼
2つ目は敬礼です。背筋を伸ばした状態から、上体を30度の角度で倒します。
一般的に、お辞儀は敬礼を指すことが多いです。ビジネスシーンで最も使う頻度が高いため、覚えておきましょう。
お客様や目上の人に敬意を示すときに用いられます。
お辞儀の種類③:最敬礼
3つ目は、最敬礼です。腰から頭まで一直線になるよう背筋を伸ばし、上体を40〜90度まで倒します。
感謝や謝罪の気持ちを伝えるときに用いることが多いです。謝罪の気持ちをお辞儀の角度で示すことができますよ。心から謝罪の気持ちを示すときは、90度まで頭を下げてお辞儀をします。
お辞儀のポイント3選
お辞儀のポイントは、以下3点です。
・あいさつを述べてからお辞儀をする
・お辞儀をするときの距離
・お辞儀をするときの手の位置
順番に解説します。
あいさつを述べてからお辞儀をする
お辞儀はあいさつを述べてから、お辞儀をします。これは1番大切なポイントです。
あいさつとお辞儀を同時に行うと、相手はどんな表情や気持ちで行っているのか伝わりにくいですよね。相手の目を見て笑顔であいさつをしてから、お辞儀をすると与える印象がよくなりますよ。
お辞儀をするときの距離
お辞儀をするときは、相手との適切な距離があります。
お辞儀をするときの最適な距離は、「直角に肘を伸ばし、肘〜中指までの距離×2」です。特に初対面の人にお辞儀をするときは、意識しましょう。
この距離は、名刺交換を行うときにも適していますよ。
お辞儀をするときの手の位置
お辞儀をするときは、手の位置がポイントになります。
手の位置は、男女で異なるので覚えておきましょう。
女性は左手が上になるよう右手を包み、男性は脇を閉めた状態でまっすぐ下ろし、指先を伸ばします。
正しいお辞儀を知り、より良い関係を築こう
今回は、以下の2点について解説を行いました。
・お辞儀には3種類存在する!正しいお辞儀を身に付けよう
・お辞儀のポイント3選
取引先や上司と初対面で接するときは、ファーストコンタクトが大切です。ビジネスシーンに合わせてお辞儀が行えると、相手に好印象を与えられますよ。
正しいお辞儀とポイントを把握して、相手とより良い関係性を築きましょう。
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ