メジャーリーグのシンシナティ・レッズに歴史に残るメジャーデビューを飾った投手が現れました。その名は、アンドリュー・アポット投手です。そんなアンドリュー・アポット投手は、今後の活躍が期待されている左の投手です。そこで、今回は、アンドリュー・アポット投手についての紹介、初登板の登板内容について解説していきます。
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目次
- 1. アンドリュー・アボット選手のプロフィール
- 2. これまでの実績
- 3. 歴史的快挙達成!
- 4. アンドリュー・アボット選手の凄さとは?
- 5. 今後の課題について
- 6. まとめ
アンドリュー・アボット選手のプロフィール
アンドリュー・アボット投手は、1999年生まれの現在24歳。2017年にニューヨーク・ヤンキースに全体1082位で指名されるも入団せず、バージニア州にあるバージニア大学に進学。
大学時代には、アメリカ大学代表にも選出され、日本代表と対戦した経験もあるとのこと。現在は、メジャーリーグのシンシナティ・レッズに所属しています。
これまでの実績
アンドリュー・アボット投手は、高校卒業時の2017年にニューヨーク・ヤンキースに指名されるも、入団せず、バージニア大学に進学。その後、2021年のドラフト会議でシンシナティ・レッズから全体53位で指名され、入団。
ルーキー級こアリゾナ・コンプレックス・レッズでプロデビューを果たし、シングルAのデイトナ・トーテュガスに昇格。2022年には、開幕戦からアドバンスドAのデイトン・ドラゴンズに昇格。
そこで実績を残し、ダブルAのチャタヌーガ・ルックアウツに昇格し、2チームで24試合に先発し、10勝7敗。今シーズンは、ダブルAのチャタヌーガ・ルックアウツで開幕を迎えるも、トリプルAのルイビル・バッツへ昇格を果たし、そこで38イニングを投げ、防御率3.05の活躍を見せ、メジャー昇格を勝ち取りました。
歴史的快挙達成!
アンドリュー・アボット選手は、6月5日の試合でメジャーリーグ初先発・初登板。この試合では、6回1安打無失点6奪三振で抑え、勝ち投手の権利を得て、デビュー戦のマウンドを降りました。
その後の、リリーフ陣も無失点に抑え、メジャーデビュー戦を初勝利で飾る活躍。また、アンドリュー・アボット投手は、マウンドを降りる際に、観客からスタンディングオベーションを受けていたとのこと。
初ピッチングでファンの心を掴むピッチングが出来たのは、とても凄い事です。左投げ投手が、6回を1安打以下・無失点・6奪三振以上をデビュー戦で記録したのはメジャーリーグ史上初とのこと。
チームの連敗を止める見事なピッチングを見せ、今後の活躍が楽しみな選手ですね。
アンドリュー・アボット選手の凄さとは?
アンドリュー・アボット選手の凄さは、キレのある直球と鋭い変化球で三振の取れるピッチングが出来ることです。 大学時代には、リリーフ投手として活躍し、108イニングを投げ、165奪三振。
4年生からは、先発投手に転向し、106イニングで162奪三振を奪う活躍。1イニングで複数奪三振を奪える力は、マイナーリーグ時代にも、衰える事なく、三振率が3割台を記録するピッチング。
特に今シーズンは、ダブルAで、3回先発で登板し、奪三振率が6割を超える活躍。これらの活躍が評価され、開幕後すぐにトリプルAに昇格を果たしました。トリプルAでも、3度先発のマウンドに上がり、奪三振率34%を記録するピッチング。
その後のメジャーデビュー戦でも、6奪三振と、計算上では、1イニングで1つ三振を奪っていることになります。メジャーの舞台に上がっても、三振を取りに行くスタイルは変わっていません。
自分のスタイルを貫き、活躍できるようになると、自然と勝利数が増えていく事でしょう。今後のアンドリュー・アボット選手の活躍が楽しみです。
今後の課題について
アンドリュー・アボット投手は、三振を多く取れるものの、フォアボールが多くなってしまうのが課題です。 マイナー時代からフォアボールを与えた確率が10%前後と高い値を推移。
ですが、今シーズンは、徐々に改善を見せており、ダブルAで5.4%、トリプルAで9.4%の数値を記録。メジャーデビュー戦では、2回までに4四球与えるも、失点には結び付かず、試合に慣れるために、与えた四球と言われています。
3回以降は、四球を与えることなく、安定したピッチングを見せ、5回にツーベースヒットを放たれるまでは、2塁を踏ませないピッチングで、勝利を引き寄せました。これからの登板では、少しずつ試合に慣れ、四球の数も減っていくでしょう。今シーズン、どこまで勝利を積み重ねていけるか楽しみです。
まとめ
今シーズン、歴史的なデビューで大きな注目を集めた、シンシナティ・レッズのアンドリュー・アボット投手。マイナー時代に、制球に課題があり、四球が多くなった時期がありましたが、改善を見せ、今シーズンは安定した投球で、メジャー昇格を勝ち取りました。
今後、シンシナティ・レッズの左のエースとして、活躍する日が来るかもしれません。その日を楽しみに、今後の登板を追っていきたいと思います。
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ