6月20日、キリンチャレンジカップ2023 6月シリーズ第2戦、日本代表対ペルー代表の試合が行われました。 結果は4-1で日本代表の勝利! キリンチャレンジカップ2023 6月シリーズ第1戦に続き2連勝を収めた日本代表ですが、この試合でのとある記録が話題になっています! 勝利を収めた日本代表選手たちが驚いたその意外な記録とは、一体どんなものだったのでしょうか? ペルー戦の内容と合わせてご紹介していきます!
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目次
- 1. キリンチャレンジカップ2023 日本代表対ペルー代表
- 1.1. 後半にも2点を追加し勝利!
- 2. ボール支配率4割
- 2.1. 板倉選手も驚いた!
- 2.2. シュミット・ダニエル選手の分析
- 2.3. 菅原選手も前向きなコメント
- 3. 日本代表の新たな勝ち方
キリンチャレンジカップ2023 日本代表対ペルー代表
日本代表対ペルー代表の試合を振り返っていきましょう! 試合開始直後からお互い一歩も譲らず、激しい球際の攻防を繰り広げます。試合が動いたのは前半22分、右サイド伊東選手からキャプテンの遠藤選手を経由して左サイドバックの伊藤選手へ。パスを受けた伊藤選手は左足を振りぬき豪快なミドルシュート! 相手GKがボールに触るも弾ききれずゴールとなり、日本代表が先制します!
前半37分には、キーパー中村選手から右サイドバック菅原選手、中央鎌田選手へと繋ぎ左サイド三苫選手へ。パスを受けた三苫選手がドリブルでペナルティエリア内へ持ち込みシュートを放つと、相手DFに当たりそのままゴール! 2-0とし、2点のリードで試合を折り返します。
後半にも2点を追加し勝利!
後半は押し込まれる時間帯が増えますが、DF陣が奮闘し得点を与えません! すると後半18分、遠藤選手からの縦パスを一度は跳ね返されますが、鎌田選手が拾い左サイド三苫選手へ。三苫選手がペナルティエリア内までドリブルで運ぶと右サイド伊東選手へラストパス。パスを受けた伊東選手は冷静に相手GKをかわしゴール! 3-0とします。
後半30分には途中出場の堂安選手、久保選手のプレスにより相手のミスを誘い、抜け出した前田選手が相手GKとの1対1を制し4点目! 8分後の後半38分には一瞬の隙を突かれ1点返されるも、最終スコアを4-1とし日本代表は勝利を手にしています!
ボール支配率4割
4-1と大差での勝利を手にした日本代表ですが、話題となっているのはその試合でのボール支配率です! 3点差での勝利にもかかわらず、この試合での日本代表のボール支配率は41%。つまり6割近くは相手にボールを握られていたことになります。ボールを保持している時間が長いチームの方が得点チャンスも多く得られる傾向にあるため、勝利チームのボール支配率が負けたチームのボール支配率を下回ることはそう多くはありません。試合後にこの数字を聞かされた日本代表選手たちからも驚きの声が聞こえてきました。
板倉選手も驚いた!
6月の2連戦をディフェンスリーダーとして戦い抜いた板倉選手も、試合後に自チームのボール支配率を知り「うちのボール支配率が4割
支配率の低さを感じないほど、ボール保持という面以外の部分でのチームとしての成熟度が上がっていたのかもしれませんね!
シュミット・ダニエル選手の分析
この試合ピッチに立っていなかったGKシュミット・ダニエル選手は冷静に分析しています。「効率よく勝った感じ」「相手にボールを持たれても、やりたいことをやらせなかった」「こういう戦い方が理想的かどうかはわからないが、これから何回でも取り入れていけばいい」と話すシュミット選手は、ボール支配率の低い戦い方をひとつの戦い方として続けていくべきだと感じているようですね。
更にシュミット選手は、次のワールドカップまでに世界の強豪国相手にボール支配率を50%以上まで上げるのは厳しいと認識しているようです。その上で「いずれそうなるために、ここ2~3年で20%だったものを40%くらいまで上げたい」と話しています。
菅原選手も前向きなコメント
菅原選手もこのボール支配率の低い戦いでの勝利を前向きに捉えています! 「正直に言うとこの試合とは逆の支配率で勝つことが自分たちの掲げているもの」「でも世界を相手にしたらそんな簡単にはいかない」「この試合のように少ないチャンスを決め切ること、勝ち切ることができたのはポジティブに捉えていいと思う」とコメントしていました。
数字としてはボール支配率の低い試合となってしまいましたが、「悲観することは何もなかった」と菅原選手は話しています。
日本代表の新たな勝ち方
今後強豪国と戦う上で、この戦い方は必ず生きてくるのではないでしょうか? ワールドカップベスト8以上を目標に掲げている日本代表が、更なる飛躍を遂げるためのヒントがペルー戦にはあったのかもしれませんね。ここからまたしばらく日本代表の試合はありませんが、次の対戦相手は強豪ドイツ代表です! 早速このペルー戦での経験が生かされるチャンス!
たとえボール支配率が低くても、ゲームそのものを支配してしまえば勝利は日本のものです! 進化しつつある日本代表をこれからも応援していきましょう!!
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ