10月26日のドラフト会議に向けて、高校生・大学生・独立リーグの選手などがアピールを続けています。そんな中、独立リーグでは、プロ野球12球団のスカウトが集まる大会があるとのこと。そこである条件を満たしており、アピールに成功すれば、プロ入りの可能性が高まります。そこで今回は、独立リーグの投手が、指名される為の3つの条件について解説していきます。
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目次
- 1. 独立リーグで指名されるための3つの条件とは?
- 2. 過去5年ドラフト指名された選手のほとんどが3つの条件のいずれかをクリア!
- 3. 今シーズンのドラフト候補は、球速が速い投手が多い?
- 4. 各地の独立リーグに目玉選手が多くいる?
- 5. 変則投手は、3つの条件は関係ない?
- 6. まとめ
独立リーグで指名されるための3つの条件とは?
独立リーグでプレーしている選手が、ドラフト会議で指名されるには、ある3つの条件のどれかを満たしている必要があるとのこと。それは、球速153キロ以上・身長185cm以上・年齢20歳以下です。
これらの要素以外にも、成績や変化球の切れ味など考慮される要因はあるものの、指名されるか否かの1つのボーダーラインとして定義されています。
過去5年ドラフト指名された選手のほとんどが3つの条件のいずれかをクリア!
過去5年間で、独立リーグからドラフト指名され、プロ野球チームに入団した19名中18名が、3つの条件の内1つはクリアしていたとのこと。指名された選手の中には、2つ以上クリアしている選手や年齢が20歳以下という面で、将来性を評価され、指名された選手もいます。
やはり、プロ野球チームは、球速が速いという選手よりも、20歳以下という年齢を評価し、獲得しているチームが多いです。過去5年間で指名された選手19名の内、8名は20歳以下とのこと。球団は、将来性が高く、育成していけば才能が開花する選手を指名する傾向が高いのかもしれません。
今シーズンのドラフト候補は、球速が速い投手が多い?
今シーズン、独立リーグで活躍しているドラフト候補選手は、最速153キロ以上を投げる投手が10人以上いるとのこと。参考記録などの面はあるものの、最速157キロを記録した徳島インディゴソックスの椎葉剛投手は、かなりの馬力がある投手の為、ドラフトで上位指名されるポテンシャルがあると言われています。そして、富山サンダーバーズの大谷輝龍投手も最速157キロをマークしており、ドラフト指名にかかるのではないかとのとのこと。
これらの投手以外にも、最速153キロ以上のストレートを投げ、キレのある変化球で三振を積み上げている投手やプロとの交流戦で好投し、スカウトの目を引いた選手など、球速が速い投手に、注目する球団が増えているとのこと。果たして、今年のドラフト会議で、最速153キロ以上のストレートを投げる独立リーグの投手が、何人指名されるのか、注目していきましょう。
各地の独立リーグに目玉選手が多くいる?
全国各地の独立リーグで優勝したチームが集まる全国大会には、精錬された投手が多く集まる場所と言われています。193cmの高身長を生かしたピッチングで、福岡ソフトバンクホークスの3軍を完璧に抑えた徳島インディゴソックスのシンクレアジョセフ孝ノ助投手。185cmの高身長と最速152キロのキレのあるストレートを投じる武蔵ヒートベアーズの芦田丈飛投手。
昨年の夏甲子園で活躍した高卒1年目の愛媛マンダリンパイレーツの山田空暉投手など、伸び代の大きい若手選手も多くいます。特に、独立リーグの若手選手は、まだまだこれから才能を発揮する選手が多い為、プロ野球チームのスカウトも目を光らせているとのこと。果たして、この中の選手らがドラフト指名されるのか、注目していきましょう。
変則投手は、3つの条件は関係ない?
過去5年間で、1人だけ3条件を1つもクリアしなかったものの、指名された選手がいます。その投手は、サイドスローの畝章真投手です。サイドスローやアンダースローの投手の場合、判断基準が異なる為、3つの条件をクリアしていなくても、指名されるとのこと。今シーズンのドラフト候補の変則投手では、サブマリンの投手が指名を勝ち取るのではないかと言われています。その投手は、新潟アルビレックスBCに所属している下川隼佑投手です。
今シーズン106イニングに登板し、103奪三振を奪う好投だけではなく、プロとの交流戦では、読売ジャイアンツを相手に1回無失点で抑えるピッチングを披露。これらのピッチング内容が評価され、希少価値となってきたアンダースローの使い手として、指名する球団が出てくるのではないかとのこと。変則投手の場合、タイミングが取りづらくなり、プロでも希少性の高い投手の為、欲しい球団が多く出てきます。果たして、今年のドラフト会議では、変則投手の指名はあるのか、注目です。
まとめ
今回は、独立リーグの投手が、プロで指名される為の3条件と、注目選手を紹介しました。独立リーグは、プロとの交流戦や全国大会などでスカウト陣の注目を集める機会が多く、指名される可能性は高まります。
果たして、今年のドラフト会議では、独立リーグの選手が何人指名されるのか、そして、何人の選手が3つの条件をクリアしているのか、注目していきましょう。
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ