メジャーリーグでシーズンを通して活躍した選手が表彰されるオールMLBチーム。多くのメジャーリーグのスーパースター選手が選出されているこの賞では、大谷翔平選手が2年連続で2部門の表彰を受けているとのこと。そして、今シーズンは、大谷翔平選手に加え、ある投手が先発投手部門で、候補選手として残っています。そこで今回は、オールMLBチームに選出されたことのある選手や今年の候補選手について、解説していきます。
目次
- 1. オールMLBチームって一体どんな賞なの?
- 2. オールMLBチームで大谷翔平選手が2部門で候補選手に!
- 3. これまでに大谷翔平選手は何度も受賞されていた?
- 4. 先発部門では千賀投手も候補選手入り!
- 5. これまでに受賞を経験した選手は一体誰?
- 6. まとめ
オールMLBチームって一体どんな賞なの?
メジャーリーグで2019年から創設された新たな表彰制度となるオールMLBチーム。この賞は、レギュラーシーズンでの成績を対象に、全球団から16名1チームで1軍と2軍に分けて表彰されます。先発投手5名・リリーフ投手2名・内野手は各1名・外野手3名・指名打者1名が選出されますが、候補選手の上限はないとのこと。
選出方法は、ファン投票50%・メディア関係者などで構成される選考委員会の投票50%の合算で決まります。今シーズン選考対象となっている選手は、122名。この中には、オールスターゲームに選出された選手も含まれており、かなり熾烈な争いとなること間違いありません。果たして、どの選手がオールMLBチーム入りを達成することが出来るのか、注目が集まります。
オールMLBチームで大谷翔平選手が2部門で候補選手に!
シーズンを通して、優秀な成績を収めた選手が候補となるオールMLBチームの候補選手に、ロサンゼルス・エンゼルスの二刀流選手である大谷翔平選手は、先発投手部門と指名打者部門の2部門で候補入りしているとのこと。今シーズン、大谷翔平選手は、打者として打率.304・44本塁打・95打点・20盗塁を記録。
投手としては、23試合に登板・10勝5敗・防御率3.14・167奪三振と安定的な成績を残しています。打者では、ホームラン王に輝き、投手では、規定投球回には達しなかったものの、チームトップの10勝をマーク。今シーズン、大谷翔平選手は、かなりの実績を残しており、両部門でオールMLBチーム入りを果たすのではないかと言われています。
これまでに大谷翔平選手は何度も受賞されていた?
大谷翔平選手は、2021・2022シーズンで2部門に渡り、オールMLBチーム入りを果たしています。2021年は、指名打者でファーストチーム入り・先発投手でセカンドチーム入り。2022年は、先発投手でファーストチーム入り・指名打者でセカンドチーム入り。
2年連続で複数ポジションで同時選出される快挙を果たしており、3年連続で選出されるか、注目を集めています。また、大谷翔平は、指名打者としての連続選出記録を持っているとのこと。現在、3人がこの記録を達成しており、大谷翔平選手が達成すると3回目となり、一歩リードします。
先発部門では千賀投手も候補選手入り!
今シーズンのオールMLBチームの候補者の中には、今シーズンからニューヨーク・メッツに移籍した千賀滉大投手も候補者入りしたとのこと。千賀滉大投手は、お化けフォークを武器に、29試合に登板・12勝7敗・防御率2.98・202奪三振の好記録をマーク。オールMLBチームの最終候補選手の中では、唯一の新人選手とのこと。
また、千賀滉大投手は、ナ・リーグの新人王最終候補にも選出されており、メジャーリーグ1年目から存在感を示しています。果たして、千賀滉大投手は、オールMLBチーム入りとナ・リーグ新人王の同時タイトル獲得となるか、注目していきましょう。
これまでに受賞を経験した選手は一体誰?
これまでにオールMLBチームの賞を受賞したことのある日本人選手は、2名いるとのこと。1人目は、2020年にファーストチームでダルビッシュ有投手・2人目は、同じく2020年にセカンドチームで前田健太投手が選出されています。この2人の選手以外にも、大谷翔平選手の同僚であるマイク・トラウト選手。
昨シーズン、ア・リーグの最多本塁打記録を更新したニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手など、数々のスーパースター選手が選出されているとのこと。これらの選手の仲間入りを果たしている大谷翔平選手は、今シーズン日本人初のホームラン王に輝いた実績もあり、オールMLBチーム入りも確実視されています。果たして、日本人2選手がオールMLBチーム入りを果たすことが出来るのか、注目していきましょう。
まとめ
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手とニューヨーク・メッツの千賀滉大投手の2投手が最終候補入りしているオールMLBチーム。2019年から新設され、年間を通して活躍した選手が表彰される仕組みとなっています。
この賞には、大谷翔平選手を始め、ダルビッシュ有投手や前田健太投手も受賞した実績もあるとのこと。今シーズンは、大谷翔平選手と千賀滉大投手が最終候補入り。果たして、2名の選手がオールMLBチームに選出されるのか、注目です。
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ