『魔女のふろーらいふ』は本日2024年11月26日(火)リリースされたパズルRPG。今回は運営プロデューサーを務めるN氏にインタビューを実施。本作のゲーム性や魅力などから今後の展開などまで語っていただいた。
※ゲームは開発中のものです。記事中の内容は、実際のゲームと異なる可能性があります
本日リリースの期待作!温泉をテーマにした作品をパズルRPGにした理由とは?
――本日はお忙しいところお時間いただき、ありがとうございます。まずは、Nさんについて簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?
N氏:『魔女のふろーらいふ』には、運営プロデューサーとして携わっていますNです。経歴としては、複数のゲーム会社を経て、前職ではスクエア・エニックスでスマホゲームのプロデューサーを担当していました。
――ありがとうございます。ちなみに、好きなゲームジャンルや作品をお教えいただけますか?
N氏:エイティングとカプコンでアーケードゲームに携わっていたこともあり、広いジャンルが好きですね。スマホゲームだとRPGや位置情報ゲーム、パズルゲームを楽しむことが多いです。
コンシューマーゲームだとアクションやレース、アーケードだとシューティングをよくプレイしていますね。
――これまでプレイしたゲームの中で、特に印象に残った作品はありますか?
N氏:いちばんハマったのは、PlayStationタイトルの『キングスフィールド2』ですかね。経験値がカンストするまでやり込みました。また、『ファイヤーエムブレム』シリーズも何度も周回クリアしましたね。
それから、エイティングからアーケードで『バトルガレッガ』『バトルバクレイド』『バトライダー』というバトル3部作が出ているんですが、これらはすべて基盤をもっています。
――非常に幅広くゲームを楽しまれているんですね!それでは、ゲーム以外の趣味についても教えてください。
N氏:火起こしが好きでずっとキャンプを趣味として楽しんでいますね。最近はキャンプブームが落ち着いてきたおかげで、予約が取りやすくなってやすくなって、以前より気軽に楽しめるようになって助かっています(笑)。
――アウトドア派でもいらっしゃるんですね!ちなみに、温泉に行かれることもあるんですか?
N氏:温泉も行きますね。祖母が福島県に住んでいるのですが、その地域にあるマイナーな温泉地がめちゃくちゃいい温泉なんですよ。地元の住民だと激安で利用できるルールがあって、親の実家に帰るときはずっとそこに入り浸っていますね。源泉かけ流しでサウナもあって本当に快適です。沼尻温泉という温泉なんですが、そこにいちばんよく行きますね。
また、キャンプするときに、温泉地からキャンプ場を決めることも多くて、温泉にはそれなりに頻繁に入っていると思います。
――好きな『魔女のふろーらいふ』のキャラクターがいましたらお教えください。
N氏:悩むんですが、「一条ゆのか(いちじょうゆのか)」と「小中瀬咲紀(こなかぜさき)」と「鶴喰時織(つるばみしおり)」が特に好きですね。
ゆのかは主人公がお世話になる旅館の孫で、元気でかわいい女の子です。何事にも前向きで、こちらも元気をもらえそうなキャラクターです。「思い出スナップ」の卓球のイラストもクローズドβテストで人気が高かったのでぜひ見てみてください。
小中瀬は熱海にいる温泉好きギャルなんですけど、ヲタクに優しそうで、絶対性格いいだろうなと思うところが魅力です(笑)。
鶴喰は、好きなことに対して誰よりも全力で取り組む姿勢が好きですね。
『魔女のふろーらいふ』には個性的なキャラクターが多いですが、特にこの3人のキャラの立ち方が自分は好きだなぁと思います。
敵は「倒す」のではなく「癒やす」!ストーリーにも重きを置いたパズルRPG
――それでは、『魔女のふろーらいふ』について詳しくお聞かせいただけますか?どのようなゲームなのか、お教えいただけるとうれしいです。
N氏:『魔女のふろーらいふ』のメインストーリーは、修善寺を舞台に「ふろブ」という温泉を愛する同好会のメンバーたちと異世界からやってきた魔女サピテトルー(通称:サピ)が温泉に癒やされるゆるめな生活を送っているところに、勤めていたブラック企業を退職して温泉旅行に来た主人公がとあるアクシデントに巻き込まれてしまうというところから始まります。
そのアクシデントをふろブメンバーとサピが解決しようとしていく中で、サピを追うためになど、さまざまな目的をもった異世界のキャラクターたちとの関わりを描いていきます。
キャラクター同士の関係性が複雑に絡み合っていて、多彩なやりとりが見られるのが見どころです。
また、物語が進むにつれて、主人公が猫になってしまった魔法への解決の糸口も少しずつ見えてきますので、ストーリーもじっくりと楽しんでいただけるとうれしいです。
ゲーム自体はパズルRPGでパズルのとっつきやすさとRPGの育成の楽しみ、好きなキャラクターでデッキを作る楽しさを両立させた設計になっています。
好きなキャラクターでデッキを編成して自由に攻略を進められるよう工夫しているので、とにかく推しキャラを重点的に育成したり、ステージ攻略のためにキャラクターの属性を合わせたり、強いスキルを持つキャラクターを集めたり……とプレイヤーのみなさまそれぞれの楽しみ方を見出していただければなと思っております。
また、キャラクターたちはイラストや3Dモデルで登場し、多彩な表情を見せてくれます。ビジュアル面・グラフィック面でも楽しめる作品となっているので、ぜひ注目していただければと思います。
――これまでのスマホゲームのパズルRPGというとストーリーにはあまり重点が置かれていない印象がありますが、本作はストーリーにも注力しているんですね。
N氏:そうですね。本作ではストーリーもじっくり楽しめるようしっかり作り込んでいますので、その点でも注目していただければと思います。
――原作の雰囲気からすると、そもそもパズルRPGというジャンルを選ぶことに意外性を感じます。パズルRPGにしたキッカケや理由があればお教えいただけますか?
N氏:『魔女のふろーらいふ』はキャラクターやシナリオに魅力が非常に高い作品なので、ゲーム化するにあたって、できるだけ間口を広げたかったんですよね。
また、バトルシーンでは異世界から来た刺客を倒すのではなく、「温泉魔法」で癒やすことで敵の戦意をなくすという世界観になっています。そのイメージが「たたかう」を選んで攻撃するコマンドバトルとはマッチしなかったため、パズルというワンクッションを挟む形にしました。
パズルRPGにしたことで親しみやすくなり、老若男女だれもが楽しみやすい作品になったと思います。難しいステージもパズルが得意ならテクニックで突破できますし、キャラクターのパラメーターを伸ばすことで突破することもできるような、プレイヤーそれぞれのスタイルで楽しめる幅の広さを実現できたと思います。
――パズルは苦手だけど『魔女のふろーらいふ』のキャラクターやシナリオが気になるという方でも楽しめる作品になっているんですね。
そうですね。なんとオート機能も用意しているんですよ。パズルだけのゲームだとあってはいけない機能だと思いますが、キャラクターをしっかりと育成していれば、ある程度オート機能だけでもステージ突破できるように設計しています。
また、パズルには3マッチパズルで一般的なルールやギミックを採用しています。パズル好きな方や慣れている方はうまくギミックを活用することでより楽しんでいただけると思います。
――例えば、L字に消すと爆弾のようなアイテムが出る……みたいなイメージでしょうか?
N氏:そうですね。例えば5つ並べて消すと同色のピースを消せるアイテムが出現するなど、3マッチパズルでおなじみのゲーム性になっています。
――バトルには何人のキャラクターを編成できるのでしょうか?
N氏:4人ですね。4人のキャラクターでデッキを組みます。それに加えて「思い出スナップ」と呼ばれるいわゆるサポートカードを6枚編成できるようになっています。
――いわゆる衣装違いのようなキャラクターは登場するのでしょうか。
N氏:はい。私服姿や浴衣姿のキャラクターには、わりとすぐに出会えると思います。また、季節に合わせた衣装なども鋭意制作中となりますので、リリース後のアップデートをお待ちしていただけたらと思います。
――基本的には、メインストーリーを進めながらパズルに挑戦していくのがゲームサイクルになるのでしょうか?
N氏:そのとおりです。さらに、新しいキャラクターが登場した際には新キャラのシナリオ付きイベントが開催したり、いわゆる「レイドボス」や「タワー」形式のイベントなども用意しているので、多彩なコンテンツを楽しみにしていただけるとうれしいです。
――キャラクターの好感度を上げるようなコンテンツもあるのでしょうか?
N氏:ありますね。キャラクターとコミュニケーションを取ったり、アイテムをプレゼントしたりして仲良くなっていけるコンテンツになっています。
『LINE』のようなコミュニケーションアプリのような機能で話すこともできます。
だれでもどんな端末でも楽しめる「遊びやすさ」を追求したゲーム
――開発にあたって、特に重視した点や苦労した点などがあればお聞かせください。
N氏:パズルRPGというジャンルは、意外とユーザーの期待に応え続けて運営されているタイトルが限られていると思っています。そんな中で間口を広げたいという想いから選んだジャンルでもあるので、だれでも遊びやすいUI・UX設計をはじめとした「遊びやすさ」にはこだわりました。
例えば、ステージ選択時の画面はパズルっぽい見た目を意識しつつ、RPGの要素も含まれているので、デッキの選択をしやすくする機能を入れています。
こういった細かな部分は何回も作り直しながら調整を重ねて今の形に落ち着いています。自分自身がプレイしても遊びやすいと感じられる仕上がりになっていると思います。
または、端末の最適化にも力を入れています。どの端末でも快適に遊べるように、最後の最後まで調整を続けていく予定です。
――かなり古い端末でも遊べるようになっているのでしょうか?
N氏:そうですね。少なくともパズルをすることはできると思います(笑)。
――(笑)。水の描写など、美しいグラフィックも話題になっていますが、古い端末ではその再現は難しいのでは?
N氏:それでもある程度は大丈夫だと思います。スマホでプレイする際にちょうど良い画質になるよう調整していますので、どの端末でもPVなどで観たイメージどおりのグラフィックを楽しめると思います。
ゲーム『魔女のふろーらいふ』PV第一弾
ゲーム『魔女のふろーらいふ』PV第二弾
――少し気が早いですが、開発者目線での本作の攻略のコツやおすすめの遊び方などがあればぜひお聞かせください。
N氏:序盤の攻略のポイントとしては、まずキャラクターのレベル上限を上げることをおすすめします。キャラクターのパラメーターにはレベルが最も影響するので、行き詰まったらまずレベルアップを優先してみてください。
中盤以降は、スキルや思い出スナップが重要になっていくと思います。まずは好みのキャラクターを育てて属性デッキを作ったら、思い出スナップを拡充させていくとスムーズに攻略できると思います。
また、意外にレアリティが低いキャラクターにも使いやすいスキルを持っているキャラクターがいます。レアリティの高いキャラクターと比べると育成も楽になっているので、ぜひそうしたキャラクターを見つけて攻略に役立ててください。
本作はパズルゲームでもあるので、プレイヤースキルでコンボを畳み掛けて攻略することもできます。限界はありますが、難しいステージをパズルテクニックを駆使して攻略するのも楽しいですよ。
おすすめの遊び方としては、本作はスタミナ制になっているので、まずはスキマ時間にパズルを楽しんでもらえたらと思います。
実はやろうと思えばずっとプレイもできる設計になっていて、もしパズルに失敗しても使ったスタミナがある程度戻ってくる仕様となっているので、難しそうなステージにもまずは気軽に挑戦していただけたらと思います。
リリース後も個性豊かな新キャラクターが続々登場予定!温泉地とのコラボにも期待!!
――差し支えない範囲で、今後の展開についてぜひお聞かせください
N氏:物語は、章ごとにさまざまな温泉地を巡りながら進んでいきます。リリース時点では第6章まで実装予定ですが、それぞれの温泉地の特徴も描いた内容になっていますので、楽しんでいただけるとうれしいです。
また、サピがなぜ人間界に来たのか、猫になった主人公がどうなっていくのかについても、物語を進めるなかで明らかになっていきます。これから登場するキャラクターたちがどのように物語に関わっていくかにも、ぜひ注目いただければと思います。
さらに新キャラクターについては、人間も異世界のキャラもいて、見た目や性格もさまざまです。きっと、プレイヤーのみなさんのお気に入りのキャラクターが見つかると思うので、彼女たちの活躍をぜひ楽しみにしていてください。
――キャラクターの声優陣も豪華ですよね。
N氏:そうですね。開発メンバーの趣味が全開に発揮されたラインナップになっています(笑)。
フルボイスではありませんが、たくさんのボイスを用意していますので、その点も楽しんでもらえたらうれしいですね。
――『魔女のふろーらいふ』というIPとして、今後どのような展開を考えていますか?
N氏:『魔女のふろーらいふ』ならではのリアルとのコラボができたら理想ですね。修善寺の観光協会さんとお話を進めてはいますが、まずはゲームがしっかりとお届けすることを最優先にしています。
また、現在も展開中の『魔女のふろーらじお』では、キャラクターや声優さんたちの魅力は知っていただけていると思うので、今後はさらに深堀りしたコンテンツをお届けできたらと考えていますね。
#1『魔女のふろーらじお』(七瀬彩夏/長谷川育美)|『魔女のふろーらいふ』Webラジオ
――最後に『魔女のふろーらいふ』を楽しみにしているユーザーの方にメッセージをお願いします。
N氏:『魔女のふろーらいふ』はどんな方でも楽しめる間口の広い絵柄・ゲーム性を目指して制作しています。
リリース以降もかわいい女の子が多数登場しますので、キャラクターが好きな方やキャラクターを愛でたいという方にも楽しんでいただけると思います。
リリース直前の現在も試行錯誤を重ねていますし、リリース後も、プレイヤーのみなさんの声を参考に、運営やイベントなどをしっかり行いつつ改善を重ねていきます。
ぜひ忌憚ないご意見・ご感想をいただけるとありがたいです。
――ありがとうございました!
11月26日(火)正式リリース!今なら事前登録報酬がもらえる!!
今回紹介した『魔女のふろーらいふ』は本日2024年11月26日(火)、いい風呂の日にリリースされている。
事前登録者は20万人を突破しており、予定された全報酬がプレゼントされているので、気になった方はひとまずプレイしてみよう!
(C) 2023 NetEase Inc.
(C) 魔女のふろーらいふプロジェクト
(C) Akatsuki Games Inc.
- Original:https://games.app-liv.jp/archives/561696
- Source:Appliv Games
- Author:Appliv Games