カードの説明欄にも記載されている「発動時間」。カードによってその長さは異なるが、この発動時間はバトルにおいて非常に重要で、理解して実践できればグッと戦いやすくなるだろう。本稿では、発動時間の解説だけでなく、それにまつわるテクニックなども紹介していく。
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「発動時間」とは?
発動時間とは、カードの説明欄にも記載されている、カードを切ってから実際に発動モーションに移るまでの時間のこと。
その長さは3段階あり、発動時間の短い順から「無」「短」「長」となっている。
実際にバトルをしていると、カードとヒーローが拡大されたようなカメラワーク(以下、アップ画面)になることがある。
この演出にかかる時間が「発動時間」と呼ばれるもので、発動時間「長」の場合はさらに長くなる。
ちなみに、発動時間「無」のカードを発動した際はアップ画面が入らず、ほとんどスキなくスキルを発動できる。
つまり、発動時間が長いほど、カードを使ってから実際にスキル効果を発揮できるまでに時間がかかるということだ。
ちなみに、発動時間はカードよってに異なるもので基本的にヒーローによる差はないのだが、一部ヒーローのみ発動時間が短いヒーローがいる。
発動時間「短」のカードを切ってから発動するまでにかかる秒数(※)
ヒーロー | 発動時間「短」の場合の秒数 |
マルコス |
約0.6秒 |
ボイドール |
約0.6秒 |
バグドール |
約0.6秒 |
クー・シー |
約0.6秒 |
リリカ |
約1.0秒 |
他ヒーロー | 約1.2秒 |
※Appliv Games編集部調べ
※「全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK」を用いて検証
上記5ヒーローが発動時間の短いヒーロー。
とくにマルコス、Voidoll、Bugdoll、クー・シーの発動時間は他ヒーローと比べて半分ほどと、非常に短くなっている。
攻撃モーション時間との違い
発動時間とは別に「攻撃モーション時間」というものがある。
近距離攻撃や周囲攻撃など、相手にダメージを与える攻撃カードは、カードを切って、発動時間を終えてから、ヒーロー固有の攻撃モーションに入る。
発動時間とは違い、実際にモーションし始めてから攻撃がヒットするまでの時間、ヒットしてから動けるようになるまでの時間は、ヒーローと攻撃カードの種類によって異なる。
ヒーローや攻撃カードごとの攻撃モーション時間の違いについては、以下のリンクをご覧いただきたい。
攻撃カードの種類別の攻撃モーション時間 |
発動時間について知ったところで、発動時間がバトル中にどのように働いてくるのかを解説していく。
「カードキャンセル」とは?
発動時間中にカード攻撃や特定のヒーローアクション、ヒーロースキルを受けた場合、カードキャンセルされる。
カードキャンセルされると、スキル効果を発動できないままカードがクールダウンに突入してしまうため、いいことなしだ。
ちなみに、攻撃カードの場合、発動時間を終えて攻撃モーションに入ってからカード攻撃などを受けても、カードキャンセルされることはなく攻撃モーションを続けられる。
しかし、状態異常「スタン」攻撃を受けたときのみ、攻撃モーション中でも攻撃が中断されてしまうので注意しよう。
この場合もカードキャンセルと同じく、たとえカード効果を発動できなくてもクールダウンに入ってしまうので注意。
発動時間を短縮(カット)する方法「連切り」
あることでのメリットが一切ない発動時間。この時間を短縮できる方法がある。
その方法とは、カードを連続で切ること。通称「連切り」と呼ばれるテクニックだ。
「楽団姫 ディーバ(以下、ディーバ)」と「魂を司る聖天使 ガブリエル(以下、ガブリエル)」を例に解説していこう。
この2枚をディーバ→ガブリエルの順番で、間髪を入れずに連続で切っていく。
そうすると、後に切ったガブリエルの発動時間がカットされるのだ!
このように『#コンパス』には連切りすると、後に切ったほうのカードの発動時間がカットされる(「無」になる)という特徴がある。
この発動時間カットによって、カードキャンセルのリスクが大幅に減ったり、カードを切ってから攻撃や回復などのスキル効果が発動するまでの時間が短くなったりする。
おすすめの起点カード&発動時間カット対象カード
連切りで先に切ったカードを「起点カード」、後に切ったカードを「発動時間カット対象カード」とする。
起点カードには、できるスキなく使える発動時間「無」のカード(攻撃以外)がおすすめだ。
ここでは、バトル中によく見かける「起点カード」と「発動時間カット対象カード」の組み合わせを紹介する。
起点カード | 発動時間カット 対象カード |
ポイント |
ハイカラ盟友忍者 -壬生咲みみみ- |
全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK |
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帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー |
魂を司る聖天使 ガブリエル |
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-蒼王宮- 聖歌連隊 ミローディア |
どこにでもいけるドア |
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おかあさん だーいすき |
迅雷の科学者 アバカン |
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楽団姫 ディーバ |
-蒼王宮-氷冠女王 イデア=N=ユランブルク |
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「どこにでもいけるドア」の連切りの重要さ
タンクに搭載することが多い「どこにでもいけるドア(以下、ドア)」は発動時間「長」なので、カードを切ってから実際にワープできるまでに時間がかかる。
その発動時間をカットすることで、特に響いてくるのが開幕に使うドア。
ドア単体でカードを切ると、ポータルキーにワープするのが遅れて、相手に先に取られたり、ポータルキー取得モーションの途中で相手に近づかれて、ポータルキーから剥がされたりするリスクが高まる。
そこで連切りの出番。連切りすることで、単体で使うよりも大幅に早くワープができるのだ。
ドアを使いたい人は必ず覚えておこう!
発動時間「無」のカードの強さ
『#コンパス』でデッキを組む際、発動時間の長さからカードを選んでいるプレイヤーも多い。
それが顕著に現れているのが、ダメージカットカード(以下、ダメカ)を選ぶときだ。
S1ランク以上では、レアリティの高いURのダメカ「究極系ノーガード戦法(以下、ノーガード)」よりも、SRのダメカ「帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー(以下、イェーガー)」のほうが、圧倒的に多く使われている。
両者の性能だけ見たら、ノーガードのほうが少し優秀そうに思える。
しかし、発動時間に着目するとノーガードは発動時間「短」、イェーガーは発動時間「無」と、イェーガーのほうが勝っているのだ。
発動時間が「無」であることによって、イェーガーはノーガードよりもできることが多くなる。
連切りの起点になるのは、先ほど解説した通りだが、最大の魅力は、相手が攻撃カードや一部の状態異常カード(※)を使ってきたとき、とっさに攻撃やダウンを防げることだ。
発動時間「無」のダメカであるイェーガーなら、相手のカードを見てからカードを切っても間に合いやすく、ダメージ軽減や一部状態異常などの無効化につながりやすい。
※状態異常「毒」は防げないが、そのカードによるダウンは防げる。
ノーガードには、発動時間があるせいで、相手のカードを見てからカードを切っても間に合わなかったり、カードキャンセルされたりしてしまいやすい。
このように、相手の攻撃をとっさに防げるタイミングは、1試合で1度もないことはないと言っていいほど多い。デッキに採用していれば頻繁に使うことになるので、その重要性がよくわかるだろう。
ダメカが効果内容よりも発動時間が重視されることが多いのは、このことが主な理由なのだ。
イェーガー以外に同じ役割ができるカードも!
相手の攻撃をとっさに防げるもので、「楽団姫 ディーバ」などのURで発動時間「無」のカードや、「ミナ&ルナ&レナのバーゲンセール戦争」などのカウンターカードも同じ役割を担えるのでおすすめ。
ディーバは、発動時間「無」で、ダメージカット率100%と優秀なカードだが、効果時間が3秒とかなり短め。
とっさに攻撃を防ぐという目的に特化した性能となっている。
カウンターもほぼ同様だが、ディーバやイェーガーなどよりも防げる効果が多いぶん、クールダウンが長いので注意。
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- Original:https://games.app-liv.jp/archives/407587
- Source:Appliv Games
- Author:Appliv Games