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データ通信量(ギガ)が売買できる「メルカリモバイル」の利用状況が明らかに

 メルカリは5月2日、今年3月から開始したモバイルサービス「メルカリモバイル」における日本初となるデータ通信量(ギガ)の個人間売買機能の利用動向を発表しました。

 メルカリによると、2GB以上で取引されたギガの平均価格は1GBあたり36円で、中には20GBを200円で購入できた事例もあったとのことです。

 「メルカリモバイル」は、申し込みから支払いまでメルカリアプリ内で完結し、月額990円(2GB/税込)と2,390円(20GB/税込)という2種類のシンプルな料金プランを提供するモバイルサービスです。

 最大の特徴は、余ったデータ通信量(ギガ)を出品したり、必要なギガを購入したりできる日本初の個人間売買機能で、docomo回線を利用した音声・SMS・データ通信サービスを提供しています。

 なお、4月24日からはMNP予約番号の取得が不要となる「MNPワンストップ」も開始され、乗り換えがさらに簡単になったとのことです。

ギガの取引状況と価格動向

 同社が3月4日から4月25日までの期間で集計したデータによると、メルカリモバイル利用者の約3人に1人(33%)がギガの売買を経験しており、出品されたギガは平均20時間で購入されるなど、活発な取引が行われているといいます。

 ギガの購入事例としては、47GBで1,890円や17GBで1,190円といった大容量プランを安価に実現した例があります。

 また、20GBプラン契約者の中には、余ったギガを出品することで収支が760円の黒字になった事例や、10GBで1,490円の中容量プランを実現できた例も登場しました。

 取引価格については、1GB単位の取引では平均248円/GB、2GB以上では平均36円/GBとなっており、他社の追加データ料金と比べておトクな価格帯になっているとされています。

公式Xアカウントの開設とプラン診断

 メルカリは今回の発表に合わせて、ギガの売買動向を発信する公式Xアカウント(@mercarimobilejp)を開設しました。

 また、メルカリモバイルの申し込みページでは、毎月使用するギガ数と現在のスマホ料金を入力することで、おすすめの料金プランや節約額を診断できる機能も提供しています。

 診断はメルカリアプリから実施可能で、詳細は以下のURLから確認できます。

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