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障がい児家庭向け共感型SNS『アスリープラス』がリリース。孤立しがちな子育て家庭をつなぐプラットフォーム

 合同会社がじゅまるの木は5月22日、障がい児を育てる家庭と支援施設をつなぐSNS型プラットフォーム『アスリープラス』のリニューアル版を全国で提供開始したと発表しました。

 『アスリープラス』は、障がいのある子どもを育てる家庭の孤立感を解消し、必要な支援とのつながりを提供することを目的としたアプリです。

 同社によると、日本では障がい児を育てる家庭の約半数が孤立感を抱えているとされており、支援はあるものの必要な人に届かない現状があるとのことです。

支援施設の情報をSNS形式で配信

 アプリの主な機能として、支援施設が日々の活動内容や雰囲気を投稿できるタイムライン機能を搭載しています。

 従来の施設検索サイトとは異なり、支援を情報ではなくつながりとして捉えた設計となっています。

 また、10の質問に答えるだけで子どもに適した施設を探せる「支援さがしチャット」機能も提供します。

 医療的ケアの有無や地域などの条件に応じて、希望に合った施設やサービスとマッチングする仕組みです。

保護者同士の交流コミュニティも

 保護者向けには、悩みや体験談を投稿できるコミュニティ機能を用意しています。

 同じ境遇の親や支援者からの共感や助言を得られる場として機能し、利用者からは「うちだけじゃなかったと思えて安心した」という声が寄せられているとのことです。

 さらに、アプリ内から直接施設への見学申込みや相談予約も可能で、検索から申込みまでを一貫して行えます。

リニューアル記念記事も同時公開

 リニューアルに合わせて、支援現場や保護者による育児体験を取材した記事「私の育児のStory」と「発達や育児のヒント」を同日公開しました。

 当事者の声を通じて孤立感の解消を図る取り組みの一環としています。

 利用方法は、保護者の場合はアプリをダウンロードしてニックネームと都道府県を選択するだけで参加できます。

 支援施設向けには30日間の無料トライアルも提供しています。

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