串カツ専門店を展開する「株式会社串カツ田中ホールディングス」は5月22日、新業態となる「厚切りとんかつ 厚とん」の1号店を東京都品川区東五反田にオープンしたと発表しました。羽釜でふっくら炊き上げたこだわりのお米と、低温でじっくり柔らかく揚げた厚切りとんかつを提供する店舗です。
同社によると、「厚とん」では豚肉の旨味を最大限に引き立てるために、とんかつの衣や油といった細部にまでこだわり抜いた調理法を採用しているとのこと。とくに厚さ3センチの厚切りロースカツは、食べ応えと食べやすさを両立させるために低温でじっくりと揚げることで、柔らかくジューシーな食感に仕上げているそうです。
選び抜かれた素材へのこだわり
「厚とん」では、新潟県産のお米を羽釜でふっくら炊き上げるとともに、厳選した3種類の銘柄豚を使用しています。ロースカツには山形県産「庄内豚」と鹿児島県産「黒豚」、ヒレカツには沖縄県産「琉香豚」を採用。くわえて、とんかつに適した上質なラードをメインとしたオリジナルブレンドの油を使用することで、後味のスッキリした仕上がりになっているとのことです。
また、同店の名物として「ニンニク醤油ダレ」が提供されています。これは、新鮮なすりおろしニンニクと玉ねぎを使用した醤油ベースのタレで、同社の既存店「串カツ田中」の人気メニュー「無限ニンニクホルモン串」のタレとは異なり、甘くなくさっぱりとした味わいに仕上げられているとされています。
ユニークな「かつ丼スタイル」も提案
「厚とん」では、食事の締めくくりとして独自の「かつ丼スタイル」を提案しています。ご飯の上にとんかつ、パクチー、温玉を乗せ、ニンニク醤油ダレをかけて食べる方法で、パクチーが料理のアクセントになるとしています。なお、パクチーは有り無しを選択できるとのことです。
メニューの一例として、厚切りロースカツ定食（庄内豚）が2,970円（税込）、厚切りロースカツ定食（黒豚）が3,960円（税込）、ヒレカツ定食（琉香豚）が2,750円（税込）で提供されています。
串カツ田中はすでに全国に多数の串カツ店を展開していますが、今回の新業態では「揚げる」という技術を活かしながら、とんかつという新たな分野に挑戦する形となります。とんかつ専門店の競争が激しい中、同社ならではの差別化ポイントとして「お米」と「厚切り」に焦点を当てたアプローチが特徴です。
「厚切りとんかつ 厚とん 五反田店」は東京都品川区東五反田3丁目16-44に所在し、営業時間は11:00から22:00までとなっています。詳細情報は公式ホームページで確認できます。
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- Source:AppBank
- Author:はねせがわ