
アンカー・ジャパンは5月22日、ポータブル電源を活用した新しい電力供給システム『Anker Solix Power Link System』を発表しました。
このシステムは、停電時に自動で電力を切り替え、家庭の電力バックアップを実現するものです。特に注目すべきは、ポータブル電源メーカーとして初めて開発した切替分電盤を搭載している点です。
マンションでも導入可能な手軽さ
これまで、家庭用蓄電池の導入には大掛かりな工事が必要で、特にマンションなどの集合住宅では設置が難しいという問題がありました。しかし、今回の『Anker Solix Power Link System』は、電気工事士による分電盤の取り付けが約3時間で完了し、ポータブル電源を置けるスペースさえあれば、マンションにも設置できる手軽さが特徴です。
『Anker Solix Power Link System』のシステムでは、停電時に指定したコンセントに分電盤を通じてポータブル電源から電力を供給します。そのため、天井照明や冷蔵庫などの必要不可欠な家電も途切れることなく使用できるとされています。
購入から工事まで一括対応
見積もりのやり取りが不要で、Anker Japan公式オンラインストアから直接購入できる点も便利です。すでに対応するポータブル電源を持っている場合は、分電盤のみを購入することも可能です。また、工事の調整もアンカー・ジャパンが一括して担当するため、導入手続きが非常に簡便です。
価格は、分電盤単体が19万9900円(工事費込・税込)、ポータブル電源とのセットは29万8900円から39万8900円となっています。対応機種は、『Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station』、『Anker Solix C1000 Portable Power Station』、および『Anker 767 Portable Power Station』の3機種で、今後さらに対応機種が増える予定です。
予約販売は5月22日から、一般販売は6月24日から開始される予定です。
製品ページ:https://www.ankerjapan.com/products/powerlink-as1r1
- Original:https://www.appbank.net/2025/05/24/goods-books/2773846.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ