KyashがApple PayでVisaのタッチ決済に対応。iPhoneとApple Watchで利用可能に

はねせがわ

2日前

　株式会社Kyashは6月3日、デジタルウォレットアプリ『Kyash』において、Apple PayによるVisaのタッチ決済サービスを開始したと発表しました。

　同サービスの開始により、iPhoneおよびApple Watchを利用している『Kyash Card』と『Kyash Card Virtual』のユーザーは、国内外のVisaのタッチ決済対応加盟店でより簡単かつスピーディーに決済できるようになります。

　ただし、一部利用できない加盟店もあるとのことです。

非接触決済の需要拡大に対応

　近年、消費者の決済ニーズが多様化し、とくに非接触決済の利用が拡大しています。

　同社は、このような状況を受けて顧客の利便性向上とよりスムーズな決済体験の提供を目指し、Apple PayでのVisaのタッチ決済対応を開始したとしています。

　Apple PayでのVisaのタッチ決済では、iPhoneおよびApple Watchでの利用に特化しており、Visaのトークン技術とApple Payのセキュリティ機能（Face IDやTouch ID）により、カード情報を安全に保護するとのことです。

　Apple PayにKyash Visaカードを登録することで、日々の支払いがよりスムーズになるとされています。

　『Kyash Card』および『Kyash Card Virtual』は、Apple Payを通じて、またはVisaのタッチ決済対応端末にかざすことで利用できます。

　Apple Payでの利用時は、iPhoneまたはApple WatchにKyashカードを設定後、Visaのタッチ決済対応マークがある加盟店で端末にかざして支払いを行います。

　『Kyash Card Virtual』については、カード番号が「4122」から始まるカードで利用可能です。

　現在「4813」から始まるカード番号を利用中のユーザーは、6月12日にリリース予定のアプリ最新バージョンで「4122」から始まるカード番号への切り替えが可能になる予定です。

　同社は今後も顧客の多様なニーズに応え、より便利で安全な決済体験を提供できるよう、サービスの拡充に努めるとしています。

※Apple、Apple Pay、iPhone、Apple Watch、Face ID、Touch IDは、Apple Inc.の商標です。