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TikTokが「不登校生動画甲子園 2025」の動画募集開始! 審査委員長にロバート キャンベル就任

人気のソーシャルメディアプラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は6月20日、不登校生による動画コンテスト「不登校生動画甲子園 2025」のTikTok動画の応募受付を開始したと発表しました。

 今年で3回目となる本コンテストは「不登校で見つけたこと」をテーマに、指定された4曲の中から楽曲を用いて1分以内で制作することが応募条件とされています。応募資格は不登校を1日でも経験した13歳以上20歳未満の個人またはグループで、ハッシュタグ「#不登校生動画甲子園」をつけてTikTok動画を投稿することで応募が完了します。

不登校経験者の人気クリエイターがアンバサダーに

 審査委員長には日本文学研究者のロバート キャンベル氏が就任し、アンバサダークリエイターには不登校の経験があるぼっち系動画クリエイターのわたげ氏が参加します。わたげ氏はTikTokフォロワー数120万人超の人気クリエイターで、通信制学校に通っていた経験を活かして学校生活に悩む学生のためのセミナーに登壇するなど、活動の幅を広げているとのことです。

 その他の審査委員には映画監督・脚本・写真家の枝優花氏、精神科医の斎藤環氏、不登校ジャーナリストの石井しこう氏、TikTok APACゼネラルマネージャーの佐藤陽一氏が就任し、専門家やクリエイターの視点から応募作品を選定するとされています。

不登校当事者100名による特別審査委員制度を新設

 今年から新たに「特別審査委員制度」が導入され、不登校を1日でも経験した当事者、もしくはその家族100名に参加してもらい、動画を応募していなくても審査する側の立場として本コンテストに関わることができるとのことです。この制度は不登校当事者100名のリアルな声を審査に反映させることで、当事者が本当に伝えたいメッセージを社会に届けることを目的として実施されます。

 また、7月5日には事前プログラム「審査委員と動画構成案をブラッシュアップ! 個別相談・講習会」が実施され、動画制作の経験を問わず参加が可能で、審査委員自らが講習会形式のレクチャーと個別相談会を通じて参加者の動画制作をサポートするとされています。

連動キャンペーンも同時開催

 コンテストと連動した「誰かに伝えたい学びキャンペーン」も同日から開始され、再生数1,000回以上の作品から総合評価により受賞者5名を決定し、表彰式内で動画が紹介される予定です。

 動画募集期間は7月31日まで、表彰式は8月24日に横浜市開港記念会館で開催される予定となっています。

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