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鳥取県は「漫画全巻」を、和歌山県は「木刀」を買いがち? メルカリが各都道府県の意外な売買傾向を調査

 フリマアプリ「メルカリ」は7月9日、同アプリの出品・購入データをもとに、各都道府県での意外な売買傾向について分析した「売りがち買いがち大調査」を発表しました。夏の帰省シーズンにあわせて、「なぜこの地域でこのアイテムが?」という意外な取引傾向をまとめたものです。

 調査は2024年4月1日から2025年3月31日までの期間で、商品タイトルに該当キーワードが入った商品について、配送先や発送元の都道府県ごとの購入数・出品数の割合を算出して分析されました。

鳥取県民は「漫画全巻」を買いがち

 調査結果によると、鳥取県では「漫画全巻」の購入率が高い傾向が見られました。同社では、鳥取県が「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる先生や「名探偵コナン」の作者である青山剛昌先生の出身地であり、県が「まんが王国とっとり」を掲げていることから、漫画文化が地域に根付いており、コレクションするために全巻で買いがちなのではないかと分析しています。

和歌山県民は「木刀」を買いがち

 和歌山県では「木刀」の購入率が高い結果となりました。和歌山市の観光協会では和歌山城での剣術エクササイズや、徳川紀州藩の武芸である田宮流居合術の実技体験を行っており、剣術が身近な地域とされています。また、和歌山県は県土のおよそ8割を森林が占める林業県として有名なため、「木」と「剣術」に対する親近感から木刀を求めるのかもしれないと同社は推測しています。

徳島県民は「たこ焼き器」を売りがち

 徳島県では「たこ焼き器」の出品率が高い傾向が見られました。徳島県は四国東部に位置して関西圏に近く、令和6年度に徳島県に移住した人は3,195人で、ここ数年でとくに大阪からの移住者が多い県とのことです。同社では、大阪からの移住者が「友達やパートナーがたこ焼き器を持っているから自分は持っていなくても良い」と出品をするのかもしれないと分析しています。

 その他にも、沖縄県の人が「排水ホース」を買いがちなことや、和歌山県の人が「豹柄」を売りがちなことなど、さまざまな傾向が見られました。同社のPR担当者は「直接的な要因をデータから明確に特定することは難しいケースもありましたが、傾向から読み取れる背景について、いくつかの仮説をご紹介します」とコメントしています。

交通広告で本編を展開中

 「売りがち買いがち大調査」の本編は、交通広告として展開されています。7月6日からは大阪の御堂筋線、7月16日からは東京の京急線・東急線の電車内中吊り広告やドア横ステッカーなどで見ることができます。

 また、メルカリではサービス開始12周年を記念した特設サイトの公開や、各種キャンペーンを実施中です。7月2日からは、メルカリ公式キャラが登場するまちがい探しに正解すると、抽選で3名様に10万円分のポイントが当たるキャンペーンも開催されています。

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