
「ふるさと納税ガイド」などのウェブメディアを運営している「株式会社カリーグズ」は7月18日、ふるさと納税の「控除の手続き忘れ」と「限度額のオーバー」を同時に防ぐ、返礼品の一括管理アプリをリリースしたと発表しました。同社が運営する「ふるさと納税ガイド」から提供されるアプリで、22のポータルサイトに掲載されている返礼品を横断比較できる機能をベースに開発されたとのことです。
同社が実施したインターネット調査では、2024年にふるさと納税を行ったにも関わらず控除手続きを行わなかった利用者が約7%存在したと発表されました。また、ふるさと納税をする上で大変だと思うことについて、「限度額を意識した寄付」が約47%で最も多く、「以前頼んだ中で、どの返礼品が良かったか忘れる」という回答も約26%を占めたとのことです。
複数ポータルサイトを横断した一括管理機能
リリースされた「返礼品一括管理アプリ」は、複数のポータルサイトを横断した返礼品の一括管理が可能とされています。主な機能として、まだ控除手続きを行っていない返礼品を一覧で確認できる機能があり、各返礼品についてワンストップ申請や確定申告が完了しているかを入力することで、未完了の返礼品を一覧で確認できるとのことです。
また、ワンストップ特例制度を意識して年間の寄付先を5自治体以内に収めたい方は、この一覧から寄付先自治体数を確認することも可能とされています。さらに、申し込んだ各返礼品の寄付金額を入力していくだけで、該当年度の合計の寄付金額が自動表示される機能も搭載されています。
3段階評価でリピート評価とメモ機能を提供
アプリには、リピートしたいかどうか、自分用のメモを3段階評価で残すことができる機能も含まれています。同社によると、各ポータルサイトの返礼品にレビューを記載する機能は存在するが、そこに本音でリピートしたいかを記載するのを躊躇する方も多いとしています。自分のメモ用の評価を残すことで、翌年以降にふるさと納税をする時にリピートしたい返礼品が分かるようになると説明されています。
調査は2025年3月18日から3月30日にかけて実施され、2024年に「ふるさと納税」を行い、返礼品をすでに受け取った445人を対象としたインターネット調査として行われました。調査結果によると、2024年に寄付をして税金控除の手続きを行った人は416人(93.48%)、手続きをしなかった人は29人(6.52%)となっています。
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- ふるさと納税ガイド公式サイト:https://furu-sato.com
- Original:https://www.appbank.net/2025/07/19/iphone-application/2790705.php
- Source:AppBank
- Author:はねせがわ