和風ROCKボカロP”一二三”が3rdアルバム『百鬼夜行』配信開始！　妖怪シリーズの集大成

Appbank編集部

8時間前

記事画像1: 百鬼夜行のイラスト。妖怪、僧侶、女子高生、竜などが描かれています。

　The Orchard Japanは8月20日、和風ROCKボカロP”一二三”の3rdアルバム『百鬼夜行』の配信を開始したと発表しました。同アルバムは約3年ぶりのリリースとなる妖怪をテーマにしたコンセプトアルバムです。

　一二三は「綺麗な言葉で汚い感情を表現する楽曲」を得意とするボカロPで、過去楽曲「花が落ちたので、」がTikTokの弾き語りで話題となり、YouTubeの再生回数は1000万回を突破しています。また「しゃしゃてん」は中国のbilibili動画で人気を集め100万再生を突破し、アカウントのフォロワーも7万人まで増加したとのことです。

妖怪と人間の感情を描いたコンセプトアルバム

　今回リリースされた『百鬼夜行』は、約3年前にリリースした2ndアルバム「もう制服はいらない」以降に制作された妖怪にまつわる楽曲を収録したコンセプトアルバムとなっています。bilibili動画で100万再生、YouTubeで200万再生を突破した「しゃしゃてん」「あんたにあっかんべ」を含む既存曲7曲と新曲3曲の計10曲を収録しているということです。

　一二三は本アルバムについて「『百鬼夜行』とは、夜中に妖怪たちが行列をつくり徘徊すること。悲しみや嫉み、不安、未練などそれら負の感情は誰の心にもあって、無意識のうちに滲み出てくるものだと思っています。その様な鬱屈とした気持ちを引き連れて、この暗い世の中を渡り歩いてゆく人々がテーマとなっているアルバムです」とコメントしています。