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世界初の衛星データ通信開始! au Starlink Direct対応アプリ19種類でサービス拡大

記事画像1: auとStarlinkの衛星通信サービス開始を告知する広告

 KDDI株式会社と沖縄セルラー電話株式会社は8月28日、衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」において、世界初となる衛星データ通信を開始したと発表しました。

 これまで利用可能だったメッセージのやり取りにくわえ、対応アプリでのデータ通信が利用できるようになります。まずはGoogle Pixel 10シリーズ、Galaxy Z Fold7 / Flip7から対応し、順次拡大予定とのことです。

圏外エリアで役立つ19アプリが対応

 今回のサービス開始により、圏外エリアで特に役立つ19アプリが対応します。現在地確認や経路案内ができるGoogleマップ、リアルタイムに情報確認や投稿ができるX、大雨や台風などの気象情報を確認できるウェザーニュース、防災情報を受信できる特務機関NERV防災、登山情報を確認できるYAMAPなど、幅広いジャンルのアプリで衛星データ通信を実現しています。

対応アプリ一覧

 対応するAndroidアプリは以下の通りです。

 対応アプリは今後も順次拡大していく予定です。また、アプリ開発者向けのサポートサイトを今後開設予定で、au Starlink Directへのアプリ最適化に必要な情報を案内し、対応アプリの拡大を支援していくとのことです。

対応機種と今後の展開

 現在対応している機種は、Google Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL / 10 Pro FoldとGalaxy Z Fold7 / Flip7です。今後も順次対応機種を拡大していく予定です。

 9月1日からは、UQ mobile、povo、他社回線利用者がau Starlink Directを利用できる専用プラン(月額1,650円)を、加入から3カ月無料で提供します。

日本全土での通信を実現

 「au Starlink Direct」は、スマートフォンがStarlink衛星と直接つながり、空が見える場所なら圏外エリアでも通信できるサービスです。メッセージ送受信、位置情報共有、緊急地震速報受信、AI相談にくわえて、対応アプリでのデータ通信が利用できます。

 auの人口カバー率は99.9%を超えていますが、日本特有の地形により、面積カバー率は約60%となっています。「au Starlink Direct」により、残りの約40%も含めた日本全土での通信が可能になります。

 KDDIは、5G/4G LTE通信に「au Starlink Direct」が加わることで、日本全土にauのエリアを拡張したとしています。引き続き、「空が見えれば、どこでもつながる」体験を提供していくとのことです。

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