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【10月1日はポイントカードの日】取りこぼしポイント年間9,234億円分! 3人に1人が陥る”ポイ活キャンセル界隈”の実態が明らかに

「節約意向とポイ活習慣に関する調査」のキービジュアル。年間9,234億円の取りこぼしポイントとポイ活キャンセル界隈を示す。

 CCCMKホールディングス株式会社は10月1日、「ポイントカードの日」に合わせて実施した「節約意向とポイ活習慣に関する調査」の結果を発表しました。

 今回の調査では、今までにポイントを貯めたり使ったりしたことがある人を対象に、節約意識とポイ活の実態を調査しました。その結果、約9割の人が普段からポイ活を意識している一方で、株式会社野村総合研究所の試算により年間で9,234億円規模のポイントを取り逃している可能性があることが明らかになりました。

91.9%が「普段から意識」 節約防衛策として定着するポイ活

 調査によると、節約について「意識している」と回答した人は87.3%に達し、物価高などの影響を受けて多くの生活者が日常的に節約を心がけている実態が明らかになりました。さらに、ここ最近の節約に関する行動が「増えた」と答えた人も70.5%にのぼり、節約志向が一層高まっていることがうかがえます。

 具体的な節約方法としては、「安売り・セール品を選ぶ」(63.5%)を超えて、「ポイントを貯める(ポイ活)」(67.2%)が上位に挙がりました。

 また、ポイ活を「常に意識している」と答えた人は53.8%と半数以上、「時々意識している」(38.3%)もくわえると91.9%で、節約行動としてポイ活が定着している人が多いことがうかがえました。

3人に1人が”ポイ活キャンセル界隈”に

 一方で、ポイ活へのイメージを聞くと、「お得」(54.8%)や「節約になる」(41.0%)といったポジティブな印象がある一方、「手間がかかる」(35.8%)や「あまり貯まらない」(30.8%)といったネガティブな印象を持つ人も一定数存在しました。

 さらに、「ポイ活を継続できなかった経験がある」と答えた人は37.8%と約3人に1人にのぼり、お得さに惹かれて始めても続かない”ポイ活キャンセル界隈”が一部いることが浮き彫りとなりました。

世帯あたり年間34,915円分の”取りこぼしポイント”

 こうした実態を踏まえ、ポイ活を実践していないことでの損失額を野村総合研究所が試算したところ、全国で年間合計9,234億円規模のポイントを取り逃している可能性があることが判明しました。

 また、ポイ活を全く行わない場合で試算すると、世帯あたり年間およそ34,915円分に相当し、ポイ活の実施状況が家計に与える影響の大きさが数字で裏付けられました。今回の調査では、このようにポイ活をしていればもらえたであろうポイントを「取りこぼしポイント」と定義されています。

継続のカギは「無理なく自然に貯まる」こと

 ポイ活の継続が難しい理由としては、「労力の割に、ポイントが貯まっている実感がなかった」(45.2%)や「ポイント還元率が高くなるキャンペーンや方法が難解で分かりづらかった」(26.2%)が上位に挙がっています。

 さらに、現在の不満として、「還元率が低い」(42.6%)、「ポイントの有効期限が短い」(23.8%)、「ポイントが貯まる条件が複雑」(23.0%)といった利便性や使いやすさに関する課題が挙げられました。

 理想のポイ活スタイルとしては、「無理なく日常で自然に貯まること」(68.7%)や「普段使うお店で還元率が高いこと」(40.4%)などが上位に挙げられました。一方で避けたいこととしては、「現在利用している携帯電話やECサイトを変えること」(26.1%)や「アプリや複数のサービスを新しくダウンロード/登録すること」(25.3%)が多く、日常的に負担なく続けられ、かつ分かりやすく高いリターンが得られる仕組みを求めていることが明らかになりました。

身近なお店で最大7%還元を実現するVポイント

 昨年リニューアルしたVポイントは、全国約16万店舗の提携先と、世界1億店のVisa加盟店で利用でき、身近なお店で普段通りの買い物で貯めやすい&使いやすいのが特徴です。

 とくに対象のコンビニ・ファミリーレストラン・カフェでは、最大7.0%還元を常時実施しており、日常生活の中で自然にポイントが貯まる仕組みとなっています。

 今回の調査では、日常的に利用されるコンビニエンスストアやファミリーレストランなど、身近な店舗の来店頻度と平均購入額についても調べられました。結果、コンビニは平均4.6回/月、1回あたりの購入額は平均979円、ファミリーレストランは平均0.8回/月、1回あたり平均2,434円という結果となっています。

 これをVポイント対象店舗での還元率に当てはめると、最大7%還元のコンビニでは年間約3,780円分、ファミリーレストランでは年間約1,624円分のポイントが貯まり、年間合計5,404円相当ものポイントが手に入る計算になります。

 さらに、コンビニを平日毎日(20回/月)利用する場合は年間約16,436円分、ファミリーレストランを月2回利用する場合は年間約4,088円分となり、年間合計20,524円相当のポイントを獲得できるため、利用頻度に応じて大きな差が出ることが分かります。

 貯めたポイントは、Vポイントアプリの「モバイルVカード」を好きなデザインに着せかえできる「Vキセカエ」、口座開設などの手続き不要で、手軽に投資の疑似体験が出来る「Vポイント運用」、利用状況に応じておトク度がアップする「Vランク」など、多彩なサービスを通じて”貯める・使う”以上の楽しみ方も広げられています。

調査概要

 今回の調査は、2025年9月9日から9月11日にかけて、インターネット調査により実施されました。調査対象は全国の20~69歳の男女4,700名(男性2,350名・女性2,350名)で、調査機関はネオマーケティングが担当しました。

 ”取りこぼしポイント”の算出については、株式会社野村総合研究所が担当し、野村総合研究所ニュースリリース「2023年度のポイント・マイレージ年間発行額」および統計局「家計調査 家計収支編」を参考資料として算出されました。

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