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小学館、マダミス通話アプリ「ウズ」参入 『裏バイト:逃亡禁止』原作ゲームなど3作品を10月より順次配信

小学館マダミス通話アプリ「ウズ」でリリースされる3作品のキービジュアル

 株式会社小学館は10月3日、マダミス通話アプリ「ウズ」にて、マーダーミステリー(以下マダミス)3作品を順次リリースすると発表しました。人気漫画や声優を起用した作品づくりで、謎解きゲームのデジタル市場に参入します。

『裏バイト:逃亡禁止 たつ子の謎』11月7日配信

 『裏バイト:逃亡禁止』は2020年1月より漫画アプリ「マンガワン」で連載を開始したホラー漫画です。とある事情で大金を求める2人組の女性、黒嶺ユメと白浜和美がいつも働くのは「裏バイト」。彼女らヒロインたちが毎回のように怪異や人間たちから命を狙われる展開が人気の漫画で、単行本は現在、累計200万部を突破しています。

 今回のマダミスは単行本10巻に収録されている「美術館スタッフ」編をもとに制作され、ゲーム本編にも原作マンガの恐ろしいコマが適時登場し、プレイヤーを戦慄させるということです。

 オリジナルタイトルは「たつ子の謎」。戦前の芸術家・上坂象太郎が、モチーフとして頑なに残し続けた一人の女性肖像画「たつ子」をめぐるシナリオとなります。

 原作は田口翔太郎さん、シナリオは坊さんが担当します。プレイ人数は2人で、価格は560コイン(税込800円)です。

 原作者の田口翔太郎さんは「『裏バイト:逃亡禁止』の恐怖の世界をその身で体験できるらしいマダミス。是非、骨の髄までお楽しみくださいませ」とコメントしています。

『探偵シド・アップダイク KOBUSHI CLUB』本日配信

 探偵シド・アップダイクは未来を見通す力を持ったサイコメトラー探偵です。株式会社RAMCLEARが2019年にパッケージ商品のマダミスとしてシリーズ第1作目「探偵シド・アップダイク スローターズパレス」を発売して以来、2025年5月までにパッケージ商品を5作品シリーズ化している人気シリーズです。

 今回のゲームはWEBでプロトタイプ版を発表していた同シリーズの「KOBUSHI CLUB」のコンテンツを人気声優・福山潤さんを探偵役のキャラクターボイスとして起用するなどリッチ化して展開します。RAMCLEARが企画・制作するマダミス作品を「ウズ」でリリースするのは今回が初めてとなります。

 シナリオは各務都心さん、キャラクターイラストは珂弐之ニカさんが担当します。探偵シド・アップダイク役を福山潤さん、ナレーションを雨澤祐貴さんが担当します。プレイ人数は2人で、価格は490コイン(税込700円)です。

『旧校舎肝試し殺人事件』10月24日配信

 中学生たちが夜、忍び込んだ旧校舎で起こった殺人事件を描く『旧校舎肝試し殺人事件』は、VRマーダーミステリー団体「イマーシブクラウド」がシナリオを担当した初心者向けの完全オリジナル作品になります。

 プレイヤーはゲームの導入部やエンディングなどを、いわゆる漫画のコマ形式で読み進めることができるため、テキストを大量に読み込むことが苦手な方にも馴染みやすい作品となっているとのことです。

 漫画やキャラクターデザインは「別冊コロコロコミック」で2021年に連載された『秘密結社ヤルミナティー』のコミカライズ作家・織田一輝さんが担当します。不気味かわいいストーリーテラー「マダマダ」が怪奇の世界に導くマダマダコレクション第1弾の作品となります。

 プレイ人数は4人で、価格は280コイン(税込400円)です。

マダミス通話アプリ「ウズ」について

 「ウズ」はスマホ一台で気軽にマダミスを遊べる通話・プラットフォームアプリです。アプリを入れていれば、全国のマダミスプレイヤーと推理や議論を楽しむことができます。

 また、プレイヤーの募集からゲームの進行まで、マダミスのプレイに必要な準備や処理を全てアプリが自動でおこなうため、初心者の方でも安心してシナリオを遊ぶことができます。現在1000を超えるシナリオを掲載中で、掲載数は今後もどんどん増えていく予定です。

 株式会社Sally代表取締役・平石英太郎さんは「小学館がデジタルなマーダーミステリーに本格参入し、そのステージとしてウズを選んでくださったことを心より歓迎します。多彩な物語とウズの参加型ゲーム体験が合わさることで、プレイヤーの皆様にこれまでにない没入感をお届けできると確信しています」とコメントしています。

© Shotarou Taguchi・SHOGAKUKAN 2025
© RAMCLEAR 2025
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