Soul Fuel Gamesは9月21日、ターン制戦略ローグライク『LHEA and the Word Spirit』をPC（Steam）向けにリリースしました。価格は1,200円（税込）です。
生と死の狭間で繰り広げられる魂の物語
『LHEA and the Word Spirit』は、生と死の間に存在する幻想的な世界「In-Between」を舞台とするターン制戦略ローグライクゲームです。主人公のLHEAは、この夢のような世界で目を覚まし、古代の言霊「Word Spirit」に導かれながら、迷える魂たちを次の生へと導く使命を背負うことになります。
ゲームの世界観は非常に独特で、色鮮やかな複数の領域が存在します。暗闇に包まれた夜の風景、青々とした水辺、神秘的な氷の世界、情熱的な赤い大地など、それぞれが異なる雰囲気と特徴を持つ美しいミニチュア世界が展開されます。これらの領域を探索しながら、プレイヤーは物語を進めていくことになります。
革新的なタイムライン戦闘システム
本作最大の特徴は、独創的なタイムライン戦闘システムです。従来のターン制戦略ゲームとは一線を画すこのシステムでは、プレイヤーは時間の流れを読み、戦略的に行動を計画する必要があります。戦闘画面では、LHEAと敵キャラクターが浮遊するプラットフォーム上で対峙し、フルート状のゲージを使って行動タイミングを管理します。
戦闘は「学びやすく、驚くほど奥深い」設計となっており、シンプルな操作でありながら戦略的な思考が求められます。炎や水、土といった属性を活用した攻撃や、環境を利用した戦術など、多彩な戦闘要素が用意されています。
フルートを使った独自のカスタマイズシステム
本作には「THE FATE FLUTE」と呼ばれる特殊なカスタマイズシステムが実装されています。プレイヤーはフルート型のインターフェースを使って、「EMBER」「LAND」「FIX」などの能力を組み合わせ、自分だけの戦略を構築できます。「MOVE」「IMBUE」「UPGRADE」の3つのカテゴリーから選択し、プリセット機能を使って複数の設定を保存することも可能です。
また、ゲーム内には「KNOWLEDGE BOOK」という詳細な情報システムも用意されており、各能力やアイテムの詳細情報を確認できます。「DAWN」「DUSK」「EMBER」「KINDLE」といった様々な要素について、ダメージ値や特殊能力などの具体的なデータが記載されているため、戦略的なプレイを支援します。
瞑想的な探索とローグライク要素
探索パートでは、六角形のマス目で構成されたマップを進んでいきます。「EARTH REALM」などの各領域は、緑色のマスですでに訪れた場所、黄色い線で進行中の経路、白い線で未開の地を示しており、探索の進行状況が一目で分かるようになっています。
ローグライク要素により、プレイするたびに異なる体験が楽しめます。迷える魂たちとの出会いや、神秘的な空間での瞑想的な体験など、平和的でリラックスできる雰囲気の中で戦術的思考を楽しむことができます。
美しいアートワークと癒しの体験
本作は視覚的にも非常に美しく、淡い紫色の空間に浮かぶプラットフォームや、光の柱、蓮の花のようなオブジェクトなど、夢幻的で落ち着いた雰囲気のアートワークが特徴です。星が散りばめられた宇宙のような背景や、洗練されたミニマルなデザインが、プレイヤーに視覚的な癒しを提供します。
価格・言語対応情報
『LHEA and the Word Spirit』は現在Steam向けに配信中で、価格は1,200円（税込）となっています。ただし、本作は日本語には対応しておらず、英語でのプレイとなります。ゲームシステムは視覚的に分かりやすく設計されているものの、ストーリーや詳細な説明を理解するためには、ある程度の英語読解力が必要になるでしょう。
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- Source:AppBank
- Author:AppBankゲーム編集部