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サンドボックス型ストラテジーRPG『歴史の終わり』アーリーアクセス版、12月10日に発売決定!

サンドボックスRPG『歴史の終わり』のキービジュアル

 株式会社トライシステムは11月4日、同社が運営するインディーゲームレーベル「WorldMap」より、新作サンドボックス型ストラテジーRPG『歴史の終わり』のアーリーアクセス版が、2025年12月10日に発売予定であることを発表しました。

『歴史の終わり』について

 『歴史の終わり』は、プレイヤー自身も世界の一部として存在し、名声を高めて王への道を歩むことも、あるいは自由な放浪者として生きることもできるサンドボックス型ストラテジーRPGです。

 プラットフォームはSteamで、アーリーアクセス版の価格は2,800円(税込)となっており、ローンチセールも予定されているとのことです。

アーリーアクセス版での発売を決定した経緯

 デモ版の配信以降、延べ3万人のプレイヤーが本作をプレイし、現在650名を超える規模となった公式Discordサーバーや各SNS、その他コミュニティを通じて多くのフィードバックが寄せられました。

 多くのユーザーに楽しんでいただいた一方で、遊びづらさや操作性の悪さなどのご指摘もあり、多くの課題が明らかになったとのことです。

 総合的に判断した結果、アーリーアクセスという形をとり、引き続きコミュニティのフィードバックを注視しながら、段階的にアップデートを重ねていくことが最適であると判断されました。

主なフィードバック内容

アーリーアクセス配信までに実施予定の内容

 戦闘の操作感とテンポの改善では、プレイヤーから寄せられた操作感や敵NPCの挙動に関する課題を踏まえ、よりストレスを感じにくく、戦略性を活かせる形へと調整が進められているとのことです。

 ダイアログ処理を中心としたUIの改善では、チュートリアル内容の見直しにくわえ、ユーザーの操作を阻害していた要素が洗い出され、より遊びやすい導線へと調整されています。

 ゲームバランス調整では、ゲーム初期から極端に有利になれる仕様などが見直され、バランスが調整されているとのことです。

 新規仕様の追加として、ゲーム初期からのサンドボックスモードの解放、独立勢力からの建国ルート、NPCとのロマンスなど、デモ版では実装されていなかった仕様が追加されております。

 なお、コントローラ対応はアーリーアクセス配信後の実装となる予定です。

アーリーアクセス配信以降の開発方針

 UIの大幅なアップデートが予定されており、現状マウス操作を前提としたUI構成となっている箇所が多いため、コントローラ対応を実現するにあたって大幅な改修が必要とのことです。それに合わせてよりわかりやすく、直感的に操作しやすいUIへアップデートされるということです。

 コントローラ対応の実装は、UIのアップデートに合わせて実装される予定です。

 また、アーリーアクセス中も引き続きコミュニティからのフィードバックが注視され、改善が重ねられるとのことです。コントローラ対応については、これまでも遊びづらい要因として多くの声が寄せられていた点ですが、実装には一定の期間を要する見込みのため、順次対応が進められるということです。

アーリーアクセス概要

 配信開始日は2025年12月10日(予定)で、EA期間は6ヶ月~1年程度を予定しているとのことです。

開発者・パブリッシャー情報

開発者:畳部屋(榊原 寛)

 ヨーロッパ在住の個人ゲーム開発者で、学生時代には西洋史の研究やタンザニアでの建築装飾の調査などを行っていました。自身のクリエイティブの原体験だったゲームの世界や背景を作りたいと思い立ち、ゲーム制作業界に飛び込んだとのことです。

 海外のゲームスタジオで『サイバーパンク2077』などヒット作に環境アーティストとして関わり、個人作品として2018年に『NOSTALGIC TRAIN』、2021年に『FARAWAY TRAIN 最涯(さいはて)の列車』をリリースしています。

 著書『背景アーティスト導きの書』や人気YouTubeチャンネル『ゲームさんぽ』での技術解説などを通じて、技術情報の発信にも精力的に取り組んでいます。

パブリッシャー:WorldMap

 WorldMapは、パブリッシング業務からIP展開までを手がけるインディーゲームレーベルです。培ってきたクリエイティブ制作力とデータドリブンな戦略立案を武器に、クリエイターごとに最適化した伴走支援を提供しているとのことです。

 また、インディーゲーム展示イベント「DREAMSCAPE」を企画・運営し、クリエイターとプレイヤーを結ぶ場所作りにも注力しているということです。

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