
株式会社ナビタイムジャパンは11月4日、乗換案内アプリ『乗換NAVITIME』にて、電車のルートを路線図上で確認・比較できる新機能「路線図ルート比較」の提供を開始しました。
新機能「路線図ルート比較」の特徴
「路線図ルート比較」は、従来から提供している「路線図検索」機能を拡張したものです。複数のルート候補を路線図上で直感的に比較できるようになっています。各ルートの所要時間、運賃、乗換回数といった詳細情報も合わせて確認できます。
さらに、ルート上で運行情報が発生している場合、発生区間を路線図上で表示し、代替となる迂回ルートも路線図上に表示されるとのことです。これにより、急な運行情報発生時でも、より直感的に代替ルートを把握できます。
対応エリアと対応路線
対応エリアは、関東(東京、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川)、関西(大阪、京都、滋賀、奈良、兵庫、和歌山)、名古屋、札幌、仙台、福岡です。エリア内のJR在来線や私鉄、地下鉄に対応しており、エリアをまたぐルート検索や一部新幹線には対応していません。
まずはiOS向けアプリにて先行対応し、今後Android OSにも対応予定とのことです。
開発背景と今後の展開
都心部などの複雑な路線網では、文字情報だけでは経路の全体像が把握しづらい場合があります。また、急いでいる時に素早く必要な情報だけを確認したい場合や、不慣れな土地での移動時など、より直感的な判断が求められるシーンは多くあります。同社では、これらのニーズに応えるため「路線図ルート比較」を開発したとのことです。
ナビタイムジャパンは、路線図を独自にデザインし、2011年3月より「路線図乗換検索」機能を提供するなど、路線図を活用したインターフェイスの研究開発を進めてきた実績があります。路線図のルート線描画に関する特許も取得しており(特許第6986738号・特許第7308555号)、今後は対応路線の拡大を行い、より便利にご利用いただけるサービスを目指しているとのことです。
利用方法
『乗換NAVITIME』のルート検索機能にて、電車のみ、徒歩と電車のみのルート検索結果画面に表示される「路線図上で確認」ボタンをタップすると、路線図上にルート情報が表示されます。路線図検索機能でも利用できるようになっています。
運行情報発生時は、運行情報発生区間や迂回ルートも、路線図上に表示されます。
- 『乗換NAVITIME』iOS版:https://apps.apple.com/jp/app/%E4%B9%97%E6%8F%9Bnavitime-%E9%9B%BB%E8%BB%8A-%E3%83%90%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%B9%97%E6%8F%9B%E5%B0%82%E7%94%A8/id528532387
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- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部