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旅行者の95%が充電で困った経験あり! モバイルバッテリーの「持参負担」から解放される新しい旅行スタイルへ

旅行先でスマートフォンを操作するカップル

 株式会社INFORICHは11月6日、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」に関する「旅行時の充電環境に関する実態調査」の結果を発表しました。調査から、旅行者の約9割がモバイルバッテリーを持参する一方で、過半数が「持参は負担」と感じており、95%以上が容量不足やかさばりなどで困った経験を持つという矛盾した実態が明らかになりました。

旅行時のモバイルバッテリー持参実態

 調査対象は20~50代で年1回以上旅行する男女のモバイルバッテリー所有者700名です。旅行時にモバイルバッテリーを持参するかについて、「必ず持参する」が58%、「たまに持参する」が32%で、合わせて90%が持参しているという結果になりました。

 しかし、モバイルバッテリー持参が負担かどうかについては、「とても負担」が18%、「やや負担」が35%で、合わせて53%が負担に感じているとのことです。この結果から、旅行者の多くが負担を感じながらも、モバイルバッテリーを持参するという矛盾した行動パターンが浮き彫りになっています。

旅行時の充電トラブルは95%以上が経験

 旅行時のモバイルバッテリー持参で困った経験について、複数回答で尋ねた結果は以下の通りです。

 「とくに困ったことはない」がわずか4%という結果から、95%以上が何らかの困った経験を持っていることが明らかになりました。

旅行中の充電不安は行動制限にもつながる

 旅行中のスマートフォン充電について不安に感じることを複数回答で尋ねたところ、「地図アプリを使いたいが充電が心配」が41%、「家族や友人との連絡が取れなくなるのが不安」が31%、「写真を撮りたいが充電を気にして控える」が25%という結果になりました。

 「とくに気にしていない」は26%にとどまり、約74%が何らかの充電不安を抱えています。バッテリーを持参していても、充電切れへの不安や、それにより旅行中の行動が制限されるといった課題を抱えながら旅行している実態が明らかになっています。

過半数がレンタルサービスでの持参やめたいと回答

 「旅行先で必要な時だけ必要な分だけモバイルバッテリーを借りられる」サービスがあれば、マイバッテリーの持参をやめたいかについて、「とてもそう思う」が21%、「ややそう思う」が32%で、合わせて53%が「やめたい」と回答しました。

 一方、「全くそう思わない」が11%、「あまりそう思わない」が14%で、合わせて24%が「やめたくない」と回答しています。モバイルバッテリーを所有している人の過半数が、レンタルサービスがあればマイバッテリーの持参をやめたいと考えていることが明らかになりました。

レンタルバッテリーに求められる機能

 レンタルモバイルバッテリーにおいて重視される機能について、4段階評価で最も重要(点数3+4)と回答した割合は以下の通りです。

 「複数台借りて家族・友人とシェアできる」機能が最も重視されており、旅行中の柔軟な行動を保証する「どこでも返却」機能と合わせて、利便性の高さが求められていることがわかります。

81%がレンタルバッテリーは「安心できる」と評価

 国際基準に準拠した高品質バッテリーを使用し、バッテリースタンドとバッテリーをIoTで24時間監視しているレンタルサービスについて、「とても安心できる」が37%、「やや安心できる」が44%で、合わせて81%が「安心できる」と回答しました。

 品質や管理体制が担保されているレンタルモバイルバッテリーに対して、8割以上が安心感を持っていることが明らかになっています。とくに「バッテリーの劣化を気にせず、安全に持ち運べる」機能が67%と高く評価されており、所有型バッテリーの劣化・発熱リスクへの不安から解放されることが重視されているとのことです。

トラベルジャーナリストのコメント

 トラベルジャーナリストの橋賀秀紀さんは、「今回の調査結果からは、旅行中のモバイルバッテリーの重要性とともに、モバイルバッテリーを常時持ち歩くのではなく、必要に応じて借りるニーズがあることが読み取れます。旅行中、モバイルバッテリーを持ち歩いたわりに結局あまり使わなかったという経験をした人は少なくないのではないでしょうか。モバイルバッテリーを常時持参する負担から解放され、必要な時だけ借りる『手ぶら旅行』は、令和の新しい旅行スタイルとして定着していくのではないでしょうか」とコメントしています。

CHARGESPOTのサービス概要

 「CHARGESPOT」は日本シェアNo.1のモバイルバッテリーシェアリングサービスです。対応アプリでバッテリースタンドのQRコードをスキャンするだけで簡単にレンタルできます。日本全国47都道府県に約55,000台が設置されており、グローバルでも香港、台湾、中国、タイ、シンガポール、ベトナム、マカオ、オーストラリアとエリアを拡大中とのことです。

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