
クラシル株式会社は11月11日、レシート買取りアプリ「レシチャレ」のユーザー2,006名を対象に実施した「2025年の消費・節約行動」に関する意識調査の結果を発表しました。
物価高騰の深刻な実態
調査によると、回答者の84.4%が「生活の中で、物価高騰を強く実感している」と回答しました。「やや実感している」(15%)を合わせると、99.4%が物価高騰を実感しているとのことです。
とくに価格の上昇を実感している品目では、購入頻度の高い商品が上位を占めています。1位は「食料品(調味料、缶詰、加工食品など生鮮品以外)」(89.2%)、2位は「生鮮品(肉・魚・米・野菜など)」(89.1%)、3位は「日用品(掃除道具、ティッシュペーパーなどの消耗品)」(74.6%)となっており、日常的に購入する食料品の価格上昇が家計を強く圧迫していることが明らかになりました。
買い物スタイルの大きな変化
物価上昇(2024年)以降、生活者の買い物スタイルは大きく変化しています。「ポイント・クーポンを活用するようになった/活用頻度が高まった」が68.7%でトップとなり、「セール情報をチェックするようになった/チェック頻度が高まった」が53.6%と続きました。
また、「ブランド・メーカーにこだわらず安いものを選ぶ」が増加している一方で、約7割が「ポイント・クーポン活用」を実践していることから、単なる我慢の節約ではなく、「お得情報と行動で家計を防衛する」という新しい消費マインドが確立されていることが示されました。
ポイント・クーポン活用の実態と希望額
ポイ活サービス・クーポン利用者は、月に「501円〜1,000円」のお得を実感している人が31.6%で最多となっています。
一方で、「1ヶ月あたり、クーポンやポイント系のサービスでどのくらいお得にしたいですか?」という質問に対しては、「1,001円〜3,000円」の回答が27.2%で最多となり、より高いお得を求めるニーズが明らかになりました。
「レシチャレ」の利用実態と節約効果
「レシチャレ」利用者のうち、61.4%が「簡単にコインが貯まって、様々なお得と交換できることが魅力」と回答しています。
さらに利用者の41.7%が「ほぼ毎回の買い物で利用している」と回答しており、「お得行動」がすでに生活習慣として深く定着し、スタンダード化していることがわかります。また、「レシチャレ」利用者の64%が「節約効果を実感している」と回答しており、物価高騰が続く昨今の状況において、本サービスが生活者の節約ニーズに対応する有効な手段であることが裏付けられました。
調査概要
実施日は2025年10月23日~10月28日で、有効回答数は2,006件です。調査対象は一般ユーザーで、「レシチャレ」アプリ内でアンケートが実施されました。調査方法はインターネット調査となっています。
- レシチャレ公式サイト:https://kurashiru.co.jp/
©クラシル株式会社
- Original:https://www.appbank.net/2025/11/12/iphone-news/2863140.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部