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ハイエンドゲームを無料で試せる時代へ! TapFunが「30分290円~」のライト時間課金モデル開始

TapFunで遊べる『Venus Vacation PRISM』のキービジュアル

 Tapfun株式会社は12月3日、ブラウザで高品質ゲームを無料で遊び始められ、継続利用は30分290円からのライト時間課金で楽しめる「ライト時間課金型ゲーミングモデル」を正式にリリースしました。

新しいゲーム体験の実現

 このモデルでは、ユーザーのプレイ状況に応じてアクセス権を秒単位で管理することで、タイトルを「購入」する前から実際の本編をそのまま体験できます。高性能PCや大容量ストレージは不要で、ブラウザを開くだけで即スタート可能です。

 気になる作品を気軽に試し、自分のペースで続けられる仕組みとなっており、同社によると関連する技術は特許出願済みです。

第1弾は『Venus Vacation PRISM – DEAD OR ALIVE Xtreme -』

 第1弾タイトルとして、株式会社コーエーテクモゲームスが展開する『Venus Vacation PRISM – DEAD OR ALIVE Xtreme -』(以下、VVプリズム)が登場します。同作は2025年3月にPC・PS5・PS4向けに発売されたフルプライス作品です。

 VVプリズムでは1時間の無料プレイ枠を提供しており、ユーザーは本編をそのまま体験したうえで継続利用を判断できます。

ユーザーにとってのメリット

 このモデルの特徴として、フルプライス作品を”買う前に本編のまま体験”できる新しいゲーム選びが実現されます。高性能PC不要で、ブラウザだけで最新タイトルをその場でプレイできるということです。

 無料プレイから始め、継続は30分290円で気軽に利用可能で、インストール不要でストレージ容量を気にせず遊べます。クラウド配信のため、PC・スマホ・タブレットなど複数デバイスで継続プレイが可能で、短時間のお試しやスキマ時間のプレイにも最適です。

ゲームメーカーにとってのメリット

 ゲーム開発企業にとっても、”興味はあるが購入しない層”を無料プレイで確実に取り込める新しい導線が実現されます。秒単位管理の時間課金により、未購入層からも追加収益が得られるとのことです。

 遊ばれた分だけ収益化されるため、旧作IP・中堅IPの再活用に強みがあり、プロモーションとして無料プレイキャンペーンの設計が容易になります。体験後の購入率向上が期待でき、ロングテール収益にも寄与するということです。

 また、クラウド配信のため追加の移植・改修コストがほぼ不要となっています。

『Venus Vacation PRISM』のサービス概要

 『Venus Vacation PRISM – DEAD OR ALIVE Xtreme -』は、30分290円~の料金体系で提供されます。

Tapfun株式会社について

 Tapfun株式会社は2020年9月に設立され、クラウドゲーミングプラットフォームの開発・運営を行っています。2023年6月に主要メンバーが集結して本格的に事業を開始し、2024年8月には『PROJECT XENO』をTapFun(早期アクセス版)でリリース。2025年1月には楽天キャピタルからシリーズA資金調達を完了しています。

 同社は今後も、国内外の有力パブリッシャーと連携し、フルプライス作品・インディー作品・旧作IPの再活用など、多様なタイトルを「無料で触って、遊んだ分だけ支払う」という新しい流通モデルで提供する予定です。

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