
株式会社NEXERとダイワンテレコムは12月4日、iPhoneのバッテリー減りに関する調査結果を発表しました。全国の男女300名を対象にしたアンケートから、iPhoneユーザーの悩みと実態が明らかになっています。
約8割のiPhoneユーザーがバッテリー劣化を実感
調査によると、約8割の方が「バッテリーの減りが早くなった」と実感したことがあるということです。多くの方が日常の使用で不便さを感じており、iPhoneのバッテリー劣化は身近な悩みとして広く共有されているようです。
SNSの閲覧や動画視聴、位置情報の使用など日常的なスマホ利用が増えたことで、バッテリー負荷が高まりやすくなっているのも一因と考えられます。また、気温の変化やアプリのバックグラウンド動作、長期間の使用による劣化など、原因はさまざまです。
バッテリーが急に減る場面の実態
バッテリーの減りが早いと感じる場面で最も多かったのは、「普段より使っていないのに減る」という声でした。「充電してもすぐ減る」「朝100%でも夕方にはなくなる」など、日常利用でも不安定さを感じる方が多いとのことです。
また、「アプリを立ち上げていないのに減る」「気温の低い冬場に減りやすい」といった意見もあり、劣化や環境要因による影響を実感するケースも目立っています。多くのユーザーが、使用量に関係なく減りの早さを気にしていることが分かります。
実際のバッテリー減りエピソード
バッテリーの減りが早いと感じた具体的なエピソードとしては、以下のような声が挙げられています。
「通勤中にYouTubeを見たら一気に15パーセントぐらい減ったとき」「4年使っていたiPhoneを使っていた時、普段スマホをよく使うせいですぐバッテリーが減ってしまって、モバイルバッテリーを常に持ち歩かないといけなくて大変だった」といった短時間での急激な減少の事例が多く挙げられています。
また、「寝ている間の充電を忘れて朝になったとき、その間は触っていないにも関わらず思っていたよりもバッテリーが減っていた」「朝には100あっても家に帰る前に無くなりかけて気楽に日中に使えない日が続いたとき」など、待機中の消耗に驚いたという声も目立っています。
遠出や通話中に残量がなくなる不安から、モバイルバッテリーが手放せなくなったという方も多く、バッテリー劣化が日常生活に大きな影響を与えている様子がうかがえます。
バッテリーが早く減る原因は「劣化」が最多
iPhoneのバッテリーが早く減るようになった原因として最も多かったのは「バッテリーの劣化」でした。「長期間使っている」という回答も多く、使用年数や充電回数の蓄積が影響していると考える方が多いようです。
また、「アプリの使いすぎ」「通知や位置情報の常時オン」など、日常の使い方が原因と感じている声も見られています。
バッテリー交換の実態:約8割が未経験
バッテリーの減りが早くなったと感じた方のうち、実際にiPhoneのバッテリーを交換したことがある方は約22%に留まり、78.2%が「交換したことがない」と回答しています。
バッテリーを交換しなかった理由
バッテリーを交換しなかった理由としては、以下のような声が挙げられています。
「バッテリー交換をするくらいなら新しいスマホに買い替えた方がいいと思ったから」「バッテリーを交換する前に機種変更をするから」といった買い替え優先の考え方が多いようです。
また、「社内で充電できるし、家の中でもすぐに充電できるので」「モバイルバッテリーがあれば大丈夫。そのうちスマホを替えるから」といった理由から、交換の必要性を感じなかった方も多いとのことです。
そもそも「iPhoneは自分で交換できないので」「交換して回復するか不安でした」という声もあり、交換サービスそのものが身近ではない方が多いことも分かりました。
調査概要
今回の調査は、以下の条件で実施されています。
調査手法はインターネットでのアンケートで、調査期間は2025年11月4日から11月17日。調査対象者は事前調査で「iPhoneを使用したことがある」と回答した全国の男女で、有効回答は300サンプルです。
- 調査結果詳細ページ:https://www.iphone-d.jp/blog/mobile_industry/22177
- ダイワンテレコム公式サイト:https://www.iphone-d.jp/
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- Original:https://www.appbank.net/2025/12/05/goods-books/2878877.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部