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廃墟探索サバイバルホラー『Engine Eternal』Steamウィンターセールで40%オフ。4人協力で燃料集め、最後の楽園へ

 インディー開発者のAbsolutely Cookageが手がける協力プレイホラーアドベンチャー『Engine Eternal』が、現在開催中のSteamウィンターセールで40%オフとなる720円(税込)で販売中です。通常価格1200円(税込)のところ、2026年1月6日まで割引価格で購入できます。本作は2025年7月18日にリリースされ、現在プレイ可能となっています。

人類滅亡後の世界を渡る、最後の列車

 『Engine Eternal』は、人類滅亡後の世界を舞台にしたサバイバルホラーアドベンチャーです。プレイヤーは生き残りの一人として、「エンジンエターナル」と呼ばれる列車に乗り込み、噂の楽園「パラダイス」を目指します。しかし、この列車が楽園へたどり着けるのは最後に1つだけ。限られた席を巡る緊張感の中、仲間と協力しながらも競争する独特のゲーム体験が展開されます。

 物語の背景には、文明が崩壊した旧世界の姿があります。かつて人々が暮らしていた場所は廃墟と化し、荒れ果てた研究所や工場、学校の跡地などが点在しています。壁には「PARADISE AWAITS!」(楽園が待っている!)と書かれた色褪せたポスターが残り、かつての希望と現在の絶望が対比されています。プレイヤーはこうした荒廃した世界を探索し、エンジンを動かし続けるための燃料や、生存に必要な資源を集めていくことになります。

協力と探索が鍵を握るゲームプレイ

 本作は最大4人でのオンライン協力プレイに対応しています。プレイヤーたちはエンジンエターナルから降り、ランダム生成されるダンジョンを探索します。各ロケーションには、列車を動かすための燃料となる原材料や、キャラクターを強化するアップグレードアイテムが隠されています。

 探索の舞台となるのは、薄暗い森や凍てつく洞窟、廃墟となった工場や研究施設など多彩な環境です。森の中には無数の光の粒が漂い、神秘的でありながらどこか不穏な雰囲気を醸し出しています。洞窟では焚き火を見つけて一息つくこともできますが、その先には未知の危険が待ち受けています。暗闇の中で光る紫色の巨大な鉱石や、奥へと続く青い光など、探索心を刺激する要素が随所に配置されています。

 サバイバル要素も本作の重要な柱です。画面に表示される水筒のアイコンが示すように、水の確保は生存に欠かせません。廃墟に残された機械装置を操作して水を補給したり、飲用したりといったアクションが求められます。また、異形のクリーチャーとの遭遇も避けられません。メカニカルな腕や脚を持つ不気味な生物が徘徊する世界で、プレイヤーは警戒しながら進まなければなりません。

レトロな雰囲気と現代的な演出の融合

 本作のビジュアルは、意図的に粗いピクセルシェーダーを採用し、レトロゲームのような質感を実現しています。全体にノイズがかかった映像は、古いビデオテープを見ているような懐かしさを感じさせつつ、現代的なライティング技術と組み合わせることで独特の不気味さを生み出しています。

 暗闇の表現も印象的です。視界が極端に制限された真っ暗な階段や通路では、わずかな光源だけが頼りとなります。こうした演出は、プレイヤーに常に緊張感を与え、サバイバルホラーとしての没入感を高めています。一方で、焚き火の温かな炎や、紫色に輝く鉱石の美しさなど、視覚的なアクセントも効果的に配置されています。

価格とセール情報、日本語対応について

 『Engine Eternal』は現在、Steamウィンターセールにて40%オフの720円(税込)で販売中です。通常価格は1200円(税込)で、セール期間は2026年1月6日までとなっています。

 なお、本作は日本語には対応していません。ゲームプレイは主に探索とアクションが中心となるため、基本的な英語の理解があれば十分に楽しめるでしょう。ストーリーやテキストを深く読み込みたい場合は、ある程度の英語力が必要になるかもしれませんが、視覚的な情報や雰囲気だけでも世界観は十分に伝わってきます。

 人類滅亡後の世界で仲間と協力しながら最後の楽園を目指す、緊張感あふれるサバイバル体験。Steamウィンターセールを機に、『Engine Eternal』の荒廃した世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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