
デベロッパーのBad VikingとパブリッシャーのIceberg Interactiveは、神秘的な古物店経営シミュレーション『Strange Antiquities』を2025年9月17日にリリースしました。本作は現在、Steamウィンターセールの対象となっており、通常価格2,000円のところ25%オフの1,500円(いずれも税込)で購入可能です。セール期間は2026年1月6日まで。対応プラットフォームはPC(Windows/Mac)で、ゲーム内は日本語表示に対応しています。
陰鬱な街で営む神秘的なアンティークショップ
本作の舞台は、奇妙な出来事やダークな謎に満ちた趣のある街、アンダーメア。プレイヤーは神秘的な古物を扱うアンティークショップ「STRANGE ANTIQUITIES」の新たな店主となり、不可解なアーティファクトを探し、鑑定し、そして町の人々が抱える奇妙な問題を解決していくことになります。
物語は、前店主が去った後のショップから始まります。薄暗い店内には、時計やペンダント、陶器、謎めいたオブジェなど、さまざまなアンティーク品がぎっしりと並んでいます。ロウソクの柔らかな光が木製の棚を照らし出し、独特の雰囲気を醸し出しています。そしてあなたの傍らには、神秘的なオッドアイを持つ猫が寄り添っています。この賢く、時に気まぐれな相棒は、あなたの冒険に彩りを与えてくれるだけでなく、窮地の時には思わぬ助けとなるかもしれません。
五感を使った独自の鑑定システム
本作の大きな特徴は、手に入れた奇妙なアイテムを独自の視点で鑑定していくシステムです。単なる見た目の確認だけでなく、「色と構成」「触覚」「香りと音」「内なる知覚」といった複数の感覚を駆使して、アーティファクトの秘密を暴いていきます。
まるで探偵や鑑定士になった気分で、グロテスクな手の形をしたオブジェや、神秘的な力の宿る品々を調べていく過程は、謎解きへの期待感を高めてくれます。鑑定したアイテムは、古めかしい日誌に記録されていきます。「Hunter’s Boon」のような神秘的なアイテムの由来や効果を読み解けば、新たな発見や物語の深層に触れることができるでしょう。
また、珍しい鉱物やアイテムは詳細な図鑑でいつでも確認可能です。虫眼鏡で拡大すれば、ブラッドストーンの深紅の斑点模様やアクアマリンの透明感など、まるで専門書を読んでいるかのように、その名前、種類、そして神秘的な性質をじっくりと観察できます。
古地図を頼りに謎多き街を探索
鑑定するだけが店主の仕事ではありません。古い羊皮紙のような質感の地図を頼りに、謎多き街アンダーメアを探索することも重要な要素です。虫眼鏡で地図の細部までじっくりと調べれば、思わぬ手掛かりや物語のヒントが見つかるはず。あなたの足跡が、この街の知られざる歴史を紐解いていくことでしょう。
探索の途中では、個性豊かな人々との出会いが待っています。鳥類学者エドマンド・ビショップのように、それぞれの人物が持つ背景や、彼らが語る情報が、あなたの謎解きを助けてくれるかもしれません。街の人々が抱える奇妙な問題を、あなたのコレクションを使って解決していくことで、物語はさらに深みを増していきます。
レトロで神秘的な世界観
本作は精緻な2Dイラストレーションが特徴で、木材の質感や金属の光沢、植物の葉一枚一枚まで丁寧に描かれています。手描き風のアートスタイルがレトロで神秘的な世界観を作り上げており、古書特有の紙の質感や手書き風のフォント、味わい深いイラストが、歴史と神秘を感じさせます。
店頭の古いポスターには「見習い募集」の文字と、オカルトな品々を扱っていることを示唆する装飾が施されています。このショップはただのアンティークショップではなく、何か特別な、そして少し危険な品々を扱う場所なのです。
価格とセール情報
『Strange Antiquities』は現在Steamウィンターセールの対象となっており、通常価格2,000円のところ25%オフの1,500円(いずれも税込)で購入可能です。セール期間は2026年1月6日までとなっています。対応プラットフォームはPC(Windows/Mac)で、ゲーム内は日本語表示に完全対応しています。
神秘的な古物店の店主となり、オッドアイの猫と共に陰鬱な街の謎を解き明かす本作。独自の鑑定システムと探索要素、そしてレトロで神秘的な世界観が魅力のアドベンチャーゲームを、お得なこの機会にぜひ体験してみてはいかがでしょうか。猫を撫でるのもお忘れなく。
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- Source:AppBank
- Author:AppBankゲーム編集部