
アンカー・ジャパン株式会社は1月13日、ポータブル電源シリーズ『Anker Solix』の一部製品が、電気製品の安全のための第三者認証制度である「Sマーク認証」を業界に先駆けて取得したと発表しました。
ポータブル電源に初めて適用される「Sマーク認証」
これまでポータブル電源は電気用品安全法(PSEマーク)の対象外であり、業界における明確な安全性基準がなく、各メーカーが独自基準で販売している状況にありました。防災意識の高まりやアウトドア需要の拡大に伴い、共通安全基準の策定が重要視されていたことを受け、2024年春に経済産業省が主導したガイドライン「ポータブル電源の安全性要求事項(中間とりまとめ)」が発表されました。
ポータブル電源がSマーク認証を取得するには、独立した第三者認証機関による製品試験と工場検査の2つの厳しい試験と監査を合格する必要があります。Ankerはいち早く認証取得体制を構築し、業界初となるSマーク認証を取得しました。
厳格な試験項目と工場検査
Sマーク認証取得に必要な試験項目は以下の通りです。
製品試験では、電池保護の安全性として過充電・過放電保護機能などの保護システムの検査が行われます。また、ポータブル電源特有の使用シーンを想定した落下試験や振動試験による耐衝撃性能の検査も実施されます。
家庭用コンセントと同じ「100V」を出力するため、感電保護やショート時の遮断機能に関するAC出力の安全性試験も重要です。くわえて、カバンやポケットの中でのスマホアプリの誤操作によりポータブル電源に接続している機器が自動的に作動しない仕組みになっているかの遠隔操作による誤操作防止確認試験も実施されます。
工場検査では、製品の主要部品や材料が仕様通りであるかを確認する受入検査、組み立て段階での不良品を防ぐ仕組みを確認する工程検査、保護機能や充放電特性の確認などを実施する完成品検査が行われます。さらに計測機器の校正管理や検査記録の適切な管理も求められます。
認証取得製品「Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station」
今回Sマーク認証を取得したのは、『Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station』です。同製品は、容量1000Wh帯かつAC定格出力1500W以上のリン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルにおいて世界最小のコンパクトさを実現しながら、一般的な家庭で使用する電化製品の99%以上を稼働させることができる仕様となっています。
1550Wのパワフルさが特徴で、定番&人気モデルとして展開されています。安全性が高い製品の証であるSマーク認証を取得したことで、製品の利便性にくわえて「安心&安全」を軸にポータブル電源を選ぶという新しい価値が提供されます。
代表取締役CEOのコメント
アンカー・ジャパン株式会社の代表取締役CEO猿渡歩さんは、以下のようにコメントしています。
「Ankerは10年以上に渡って充電業界をリードしており、ポータブル電源においては業界に先駆けてリン酸鉄リチウムイオン電池を採用するなど、お客様が安心してポータブル電源をお選びいただけることを第一に、業界の法整備にも向き合った結果、今回のSマーク認証取得が実現できたと考えています。ポータブル電源は、電気のない場所でのライフスタイルを豊かにするだけでなく、いざというときに電気がある安心をお届けする防災用品としてもお使いいただける製品です。今回のSマーク認証取得を皮切りに、今後も『安心&安全』を第一とした製品の展開を行って参ります」
今後の展開
Ankerグループは、本製品でのSマーク認証取得を皮切りに、他製品での認証取得を進めるとともに、より一層お客様に安心して製品をお使いいただけるよう、尽力していくとのことです。
- Anker公式サイト:https://www.ankerjapan.com
- Ankerコーポレートサイト:https://corp.ankerjapan.com/
- Original:https://www.appbank.net/2026/01/14/goods-books/2906719.php
- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部