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ゲーマーの6割が光回線以外でプレイ! 「ゲーム特化型光回線」は70.3%が「全く知らない」という調査結果が明らかに

株式会社ALL CONNECTは6月4日、同社が運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」が実施した「ゲーマーのインターネット回線利用実態」に関する調査結果を発表しました。オンラインゲームをプレイする男女613人を対象に2026年5月にインターネット調査(クラウドワークス)で実施されたもので、ゲーマーの回線選びの実態と意識の二極化が浮き彫りになっています。

プレイ頻度とジャンル

オンラインゲームのプレイ頻度では「月数回程度」が54.2%で過半数を占め、「毎日」24.6%、「週2〜3回」9.0%、「週4〜6回」7.5%、「週1回程度」4.7%と続きます。

プレイしているジャンル(最大3つ選択)では「カード/ボードゲーム」が17.0%で最多となり、「スポーツ/レーシング」16.4%、「カジュアル/スマホゲーム」16.1%、「バトルロイヤル」12.9%、「格闘ゲーム」11.3%、「MMORPG」11.2%と続きます。

回線品質への要求が高いとされる「FPS/TPS」は8.7%、「MOBA」は6.4%という結果でした。

ゲーマーが利用している回線の実態

回線種類の分布

現在利用中の回線種類は「光回線」が40.3%で最多となっています。続いて「ホームルーター」15.2%、「マンション備え付けの回線」11.9%、「モバイルWi-Fi」11.4%、「スマホのテザリングのみ」10.9%、「ケーブルテレビ回線」10.3%という順になっています。

光回線が最多ではあるものの、ゲーマーの約6割が光回線以外でプレイしているという点が目を引く結果です。

光回線の契約サービス

光回線を利用している247人の契約サービス内訳は、「ドコモ光」19.4%、「ソフトバンク光」19.0%、「フレッツ光」17.8%、「auひかり」13.8%、「NURO光」9.3%が上位を占めています。

一方、ゲーム特化型の「GameWith光」は1.6%、「hi-ho ひかり with games」は0.8%にとどまり、ゲーマーの間でも契約者はごく少数であることがわかりました。

回線トラブルとPing値の理解度

回線トラブルの経験

ゲームプレイ中の回線トラブル経験(複数回答)では「特にトラブルなし」が39.4%で最多となっています。裏を返すと、約60%のゲーマーが何らかの回線トラブルを経験していることになります。

具体的なトラブルとして「アップデートやダウンロードが遅い」11.4%、「突然の接続切断が起きる」10.9%、「ラグが起きる」10.5%、「マッチングに時間がかかる」8.2%などが続きます。

トラブルがプレイに与えた影響

トラブルがプレイへ与えた影響については「特に影響はなかった」が48.7%で最多でした。一方で「ゲームを途中でやめた」10.7%、「ゲーム自体を楽しめなくなった」8.5%など、ゲーム体験の質に悪影響が出たケースが見られました。

また「ランクマッチ・対戦で負けた」6.4%、「チームや対戦相手に迷惑をかけた」6.4%など、周囲との関係性に影響が出たケースも一定数確認されました。

Ping値の理解度

ゲーム回線の品質指標であるPing値(応答速度)の把握状況では「全く分からない」が57.3%で過半数を占めています。「なんとなく分かるが数値は知らない」21.4%、「聞いたことはあるが意味はよく分からない」12.6%と続き、具体的な数値を把握しているのはわずか8.8%にとどまっています。

光回線の選び方とゲーム特化型回線の認知度

光回線選びで重視するポイント

光回線を選ぶ際に最も重視するポイントは「月額料金の安さ」が29.2%で1位となっています。「回線の安定性(切断しにくさ)」20.6%、「運営会社の知名度・信頼性」8.8%、「手続き・工事が簡単なこと」8.5%、「下り通信速度の速さ」8.0%と続きます。

ゲーマー向け光回線がアピールポイントとして掲げることが多い「Ping値(低遅延・低レイテンシ)」を最重視する層はわずか5.2%にとどまっており、選定基準では料金と安定性が優先される結果となっています。

ゲーム特化型光回線の認知度と未利用理由

「ゲーム特化型光回線」の認知度は「全く知らない」が70.3%で圧倒的多数を占めています。「聞いたことはある」10.8%、「知っているが利用したことはない」10.3%を合わせると約91%が未利用層で、実際の利用者は合計8.7%にとどまっています。

未利用の理由は「料金が高そう」が15.4%で最多となっており、「現在の回線に大きな不満がない」13.5%、「対応エリアか分からない」13.5%、「乗り換えの手続きが面倒」12.5%、「本当に一般回線と差があるのか疑問」10.6%などが続きます。料金イメージ・不満のなさ・エリア不明・手続きの面倒さが普及の壁になっていることがうかがえます。

利用環境と費用感

同居人との同時利用

ゲーム中に同時にインターネットを利用する家族・同居人については「一人暮らしなのでいない」が42.7%で最多でした。「いる(動画視聴・SNS等で同時利用がある)」27.7%、「いるが自分のゲーム中はあまり使わない」19.1%、「いる(同時にゲームをすることがある)」10.4%という内訳で、同時利用ありは合計約57%となっています。

家族間で同時ゲームのケースも10.4%あり、世帯回線への帯域要求は決して低くないことが示されました。

毎月の支払い上限

ゲーム用途で毎月支払える上限金額は「3,999円以下」が49.9%で最多となっています。「4,000〜4,999円」16.6%、「5,000〜5,999円」16.0%を合わせると約82%が5,999円以下を上限として想定しており、8,000円以上を許容するのは7.2%のみです。

戸建ての光回線は5,000〜6,000円台が一般的なため、ゲーマー側の予算と市場価格にギャップがあり、ゲーム特化型光回線が「料金が高そう」と敬遠されやすい一因となっているとみられます。

乗り換え検討状況

現在の回線からの乗り換え検討については「特に考えていない」が46.0%で最多でした。「いつかは乗り換えたいと思っている」16.8%、「最近乗り換えたばかり」16.3%、「良いサービスがあれば乗り換えたい」14.9%、「積極的に検討している」6.0%という結果となっています。

ゲームへの投資状況と回線品質への意識

回線以外の投資状況

回線以外にゲームのために投資しているもの(複数回答)では「特に投資はしていない」が49.5%で最多でした。投資している層では「ゲーミングモニター」8.5%、「ゲーミングPC」8.0%、「ゲーミングヘッドセット」8.0%、「LANケーブル」7.4%、「高性能ルーター」6.8%、「ゲーミングチェア・デスク」6.3%、「ゲーミングマウス・キーボード」5.6%と続きます。

投資している層もモニター・PC・ヘッドセット・LANケーブル・ルーターといった基本的なゲーミング環境が中心で、回線そのものに投資する発想は強くないことがうかがえます。

ゲームの位置づけと回線品質への意識

本人にとってのゲームの位置づけは「空き時間の暇つぶし程度」が43.7%で最多となっており、「複数ある趣味のうちの一つ」28.1%と合わせると約72%が比較的ライトな位置づけとなっています。「生活の中心」11.3%、「最も時間やお金をかけている趣味」10.4%、「競技・配信など趣味を超えた活動」6.5%を合わせたゲームを重視している層は約28%です。

プレイ時の回線品質への意識では「ゲームができれば回線の品質は気にしない」が31.5%で最多となっています。「たまに重いと感じるが、回線を変えるほどではない」22.4%を合わせた受動的層が約54%を占めています。

一方、「勝敗や成績に直結するため回線は最優先で投資すべき」18.4%、「快適にプレイするために回線にはこだわりたい」14.9%、「回線品質は気になっており改善したい」12.9%を合わせた能動的層は約46%となっています。

ゲーム改善のための乗り換え意欲と追加負担の許容範囲

ゲーム改善のための回線乗り換えまたは追加契約を検討できるかでは「現在の回線でゲームに不満がないので必要ない」が47.0%で最多、「ゲームのためだけに回線を変えるつもりはない」20.9%と続きます。

一方で「ゲーム以外のメリットも合わせて良くなるなら検討する」15.2%、「ゲーム環境が明確に改善されるなら乗り換えたい」12.6%、「今すぐ乗り換えたい」4.4%を合わせると約32%の検討余地層が存在します。

「回線品質が確実に向上する」と保証された場合に現在の月額料金へ上乗せできる金額については「上乗せはしたくない(0円)」が51.1%で過半数を占めています。

一方、「品質が上がるなら金額は気にしない」16.0%、「+1,000円程度まで」11.1%、「+500円程度まで」10.3%などを合わせると、品質保証付きなら追加負担を許容しうる層は約49%に達します。

ケーススタディ:hi-ho ひかり with gamesが示すゲーム特化型回線の可能性

専用帯域でPing値の安定性を確保する設計

今回の調査に関連し、ゲーム特化型光回線「hi-ho ひかり with games」について、株式会社hi-hoのコンシューマー営業部 営業本部長・重本高志さんへのインタビューも実施されています。

重本さんは「下り・上りが安定していても、Ping値が跳ね上がってしまうことはあり得る話。FPSや格闘ゲームのような操作のシビアなゲームでは、少しのラグが勝敗を分けるので、速度よりもPing値を1桁台でキープできると安定する」と語っています。

有線接続の優位性については「ホームルーターと光回線では、工事をして物理的に有線で接続しているかという部分に大きな差が出る。無線で接続するホームルーターは、混み合う時間帯や接続台数で左右されてしまう部分もある」と指摘しています。

ゲーミングルーターによる同時利用世帯への対応

同サービスでは、ゲームプレイ時の通信を優先する機能を持つゲーミングルーターのレンタルも提供されています。重本さんは「同時にスマホを使っていたり、別の部屋で他の家族がYouTubeを見ていたりする時でも、ゲームをしている人に優先的に帯域を割り当てられる」と説明しています。

hi-ho ひかり with gamesの特徴としては、Ping値の安定性を重視したゲーマー向け専用帯域の提供、有線・物理接続によるラグや回線落ちの抑制、ゲーミングルーターのレンタル提供のほか、eスポーツチームへの導入実績やeスポーツ教育プログラム「NASEF」への加盟、光コラボ事業者としてフレッツ光や他の光コラボからのスムーズな乗り換え対応などが挙げられています。

インタビュー全文はオールコネクトマガジンで公開されています。

調査のまとめ

今回の調査では、光回線利用が40.3%にとどまること、ゲーム特化型光回線の認知不足(70.3%が「全く知らない」)、Ping値理解の低さ(57.3%が「全く分からない」)、低価格志向(支払い上限3,999円以下が49.9%)といった実態が明らかになりました。

一方で品質保証があれば約49%が追加負担を許容しうる層も存在しており、回線品質の差を分かりやすく可視化・体感化することがゲーム特化型光回線普及のカギになるとみられます。

調査の詳細データ(PDF・CSV)は以下で公開されています。

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