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DXプロジェクトの炎上を疑似体験! AIシミュレーションゲーム「プロジェクトマネージャーのヤバい1日」が無料公開

スタディメーター株式会社は6月8日、生成AIとの音声・テキスト対話を通じて炎上したDXプロジェクトの立て直しを疑似体験できるWebシミュレーションゲーム「プロジェクトマネージャーのヤバい1日」を無料公開したと発表しました。

ユーザー登録は不要で、ブラウザからすぐにプレイできます。

開発の背景:「知っている」と「できる」の壁

研修で学んだ知識が実際の業務で活かされにくい問題は、ビジネスの現場で長らく課題となってきました。理論やフレームワークを座学で学んでも、いざ実際の仕事になると「知っているはずのこと」が行動に結びつかない現象は、多くのビジネスパーソンが経験する壁です。

この「知っている」と「できる」のあいだを埋めるには、現場での実務経験を積み重ねるしかありません。多くの企業では研修後のOJTを実施していますが、スキル向上につながるイベントはいつ訪れるか分からないうえ、トレーニング対象者のミスには実際の損失が伴うため、若手に経験を積ませることが難しいという構造的な課題があります。

さらに今後は、多くのタスクをAIエージェントが担うようになり、若手であっても早い段階からマネジメント的な判断を求められる場面が想定されます。これまで数年かけて積み重ねてきた実務経験を、より早く、より安全に積める環境の必要性が高まっています。

ゲーム概要:炎上案件を引き継いだPMとして奮闘

本ゲームは、ある炎上DXプロジェクトを舞台に進みます。前任のプロジェクトマネージャーが過労で倒れ、その仕事を引き継いだプレイヤーが立て直しを任される設定です。

ゲームを始めると、以下の3人のAIキャラクターが登場します。

プレイヤーはこれら3人と実際に音声で対話しながら、ユーザー部門の混乱に対応方針を示し、上司の不安に応えていきます。各キャラクターは生成AIによってそれぞれの感情・立場・目的を持って振る舞うため、プレイヤーの発言ひとつで相手の態度が変化し、対話は毎回異なる展開をたどるとのことです。

一度の対話では完結しない設計

本ゲームには明確な「正解」や、一度の会話で物事が解決する展開はありません。プレイヤーはユーザー部門や上司が必要としている情報を引き出しながら、部下に調査や資料作成を依頼し、繰り返し必要なステークホルダーとコミュニケーションをとることが求められます。

事前に資料を読み込まずに会議に臨めば相手に詰められ、部下に仕事を依頼できなければトラブルへの対応が進まないなど、現実のプロジェクトマネジメントの現場で起きることがゲーム内で再現されます。

本ゲームには「クリア」の概念がなく、プレイヤーは区切りのよいタイミングで「ギブアップ」を選ぶことで、その時点までの対応に対するフィードバックと得点を受け取ってゲームを終了します。

各プロジェクトには必ず”タネ”が仕込まれており、たとえば要件定義の資料に欠けがある、あるいは部下に依頼しなければ進められない調査が隠れているといった仕掛けがあるとのことです。プレイ終了後に「模範解答」を確認することで、自分がどのように振る舞うべきであったかを振り返ることができます。

企業研修への展開も視野に

本ゲームは、スタディメーターが開発を進める「AIロールプレイ研修システム」の体験版としても提供されています。同システムでは、企業ごとの実際の業務内容やその現場で起こりがちな難しい場面に合わせた個別シナリオを設計し、自社の状況に即したロールプレイ研修として導入することが可能です。

従来のオンライン学習や集合研修を補完し、学んだ知識を現場で使える状態にすることを目的としているとのことです。導入に関する相談・問い合わせは専用フォームで受け付けられています。

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