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Apple、子どもの安全を強化する新機能を今秋リリースへ ペアレンタルコントロールを大幅刷新

Appleは6月8日、保護者が子どものデジタル体験をより細かく管理できるよう設計された一連の新機能を発表しました。今秋のソフトウェアアップデートにより、iOS 27、iPadOS 27、macOS 27のスクリーンタイムに新機能が追加される予定です。

同社のヘルスケアおよびフィットネス担当バイスプレジデントであるサンブル・デサイ博士さんは「家族が年齢にもとづく保護を思慮深く設定し、健全なデジタル習慣を育むことを支援する、大幅なアップデートを発表します」とコメントしています。

お子様用アカウントの設定

子どもの年齢に適した体験を作り出すための最初のステップとして、お子様用アカウントの設定機能が用意されています。保護者が子どものために新しいデバイスを設定する際、アカウント作成の手順が案内される仕組みです。

13歳未満の子どもはお子様用アカウントの利用が必要となっており、18歳まで使用できます。このアカウントを設定することで、成人向けウェブサイトの制限、年齢に適したメディアのみの許可、App Storeでの年齢にもとづく制限といった、システム全体での保護が機能するとのことです。

子どもが見ることができるコンテンツの管理

アプリへのアクセス制限

お子様用アカウント作成後、保護者は子どもがデバイス上でアクセスできるアプリを明確に選択できます。重要なアプリのみや厳選されたセットから始め、時間の経過に伴って徐々にアプリを追加していくことが可能です。

承認と購入のリクエスト

「承認と購入のリクエスト」機能を使うと、子どもがApp Storeから無料・有料を問わずアプリをダウンロードしたり、アプリ内購入を行ったりする前に保護者の承認を得るよう求めることができます。

ウェブサイト閲覧のリクエスト(新機能)

新たに追加される「ウェブサイト閲覧のリクエスト」では、子どもがSafariで新しいウェブサイトにアクセスする際にも保護者の承認が必要になります。この機能はiPhone、iPad、Mac間でシームレスに動作します。

子どもがやり取りできる相手の管理

メッセージ、FaceTime、電話の各アプリで子どもがつながれる相手を、保護者がはじめから管理できるようになります。子どもが新しい連絡先とやり取りしたい場合には、事前に保護者の承認を求める設定が可能です。

「コミュニケーションの安全性」機能はメッセージアプリやFaceTime通話でヌードが検出された場合に画像をぼかす処理を行っており、18歳未満のユーザーにはデフォルトでオンになっています。

今後のアップデートでは、共有される画像やビデオに残酷または暴力的なコンテンツが検出された場合も同様にブロックされるようになります。

子どものアプリ利用時間を管理する「許容時間」

新機能「許容時間」では、エンターテインメント、ゲーム、ソーシャルメディアなどカテゴリーごとにアプリの利用時間制限を設定できます。設定の際には専門家の研究にもとづいた、子どもの年齢に応じたガイダンスが保護者に提供されるとのことです。

また、毎日のスケジュールを設定することで、1日または1週間の様々な時間帯にアクセスできるアプリを管理することも可能です。授業中などの重要な時間に子どもが集中を保てるよう活用できます。

再設計されたスクリーンタイム

スクリーンタイムのインターフェイスが再設計され、子どもの平均デバイス利用時間と最もよく使用されているアプリを保護者が一目で確認できるようになりました。タップ操作だけで子どものアプリとウェブへのアクセスをすばやく調整でき、食事や屋外活動などの時間に合わせてアクセス制限を設定することも容易になっています。

既存ツールの拡充

今回の新機能にくわえ、既存の保護ツールも引き続き利用できます。

専門家との連携と保護者向け専用サイト

Appleは米国小児科学会(AAP)と連携し、AAPのファミリーメディアプランをApple製品の利用時に参照できるガイドに改編する予定です。また、テクノロジーが子どもの健康に与える影響を理解するための研究者との連携も続けるとしています。

あわせて、最新ツールや有用なリソース、よくある質問への回答をまとめた保護者向けの専用ウェブサイトの提供が開始されています。

デベロッパ向けツールの提供

アプリ内で年齢にもとづく体験を提供するためのデベロッパ向けツールとして、SensitiveContentAnalysisとPermissionKitが提供されています。SensitiveContentAnalysisは暴力やヌードなど不適切なコンテンツから子どもを守るためのもので、PermissionKitは保護者から新しいアプリ内連絡先の承認を得るために活用できます。

また、Declared Age Range APIを統合することで、子どもの年齢範囲をリクエストしてアプリ体験を調整することも可能です。この処理はプライバシーを保護する方法で行われ、子どもの誕生日は共有されません。

詳細はApple Developer向けページで確認できます。

新機能はiOS 27、iPadOS 27、macOS 27のスクリーンタイムアップデートをインストールすることで利用できるようになります。なお、提供される機能は変更される場合があるとのことです。

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