
株式会社ワコムは7月28日、創作の証を記録・管理するサービス「Wacom Yuify」がイラストアプリ「ibisPaint」に対応したと発表しました。「ibisPaint」「ibisPaint X」「ibisPaint Edu」の3アプリで、同日より順次利用できるとのことです。
デスクトップからモバイル制作環境へ対応領域を拡大
「Wacom Yuify」は、これまでWindowsおよびmacOS環境において、『Clip Studio Paint』『Adobe Photoshop』『Rebelle』といったデスクトップ向けクリエイティブツールを中心にワークフローを提供してきました。
今回の「ibisPaint」対応により、iOS、iPadOS、Androidを含むモバイル環境にも対応領域が広がり、クリエイターが日常的に行っている「描く・スケッチする・共有する」といった制作・発信スタイルの中でも利用できるようになるとのことです。
ワコム クリエイティブエクスペリエンスユニット シニアバイスプレジデントの矢野幸治さんは、「創作活動の多くがモバイルデバイスやソーシャルプラットフォーム上で行われるようになる中、クリエイターがどこで制作していても作者であることを示せる、シンプルな手段を持つことが重要になっています」とコメント。
「Wacom YuifyがibisPaintに対応することで、デスクトップ中心だった取り組みをさらに広げ、日常的に使われている制作環境の中で、より多くの方がこうした仕組みを活用できるようになります」と述べている。
目に見えないマイクロマーキングで作者情報を埋め込み
「Wacom Yuify」は、目に見えないマイクロマーキング技術を用いて、作者に紐づく情報を作品データそのものに直接埋め込むデジタルサービスです。記録された情報は作品とともに保持され、後から確認できる創作の証として機能するとのことです。
「ibisPaint」で利用する場合、「Wacom Yuify」はPNG形式の書き出しに対応しています。埋め込まれた情報は、無償のブラウザベース検証ツール「Yuifinder」を使って確認できるとのことです。
5億回以上のダウンロード実績を持つibisPaintで作者情報を記録
「ibisPaint」は、全世界で5億回以上のダウンロード実績を持つイラスト・ドローイングアプリで、モバイルからデスクトップまで幅広い環境で、スケッチ、イラスト制作、作品発表を行うグローバルなクリエイターコミュニティに支持されています。
「Wacom Yuify」が「ibisPaint」で利用できるようになることで、作者情報を日々の制作フローの一部として自然に作品へ組み込むことが可能になるとのことです。
株式会社アイビスのモバイル事業部営業・サポート課課長の井上結加さんは、ibisPaintのWacom Yuify対応により、デジタルクリエイターが安心して創作物を発表し、作品の真正性を証明する環境が整備されたと述べています。
Wacom Yuifyの不可視のデジタルIDとibisPaintの多様な創作ツールが組み合わさることで、作品の管理や発表を含むより広い創作体験が提供できると期待されています。
作品の作者であることを示す仕組みの広がり
デジタルコミュニティにおける創作活動が広がる中で、作品の作者であることを示せる仕組みは、プロフェッショナルだけでなく、日常的に作品を発表する個人にとっても重要なテーマになっているとのことです。
「Wacom Yuify」は、クリエイターが普段使っているツールの中で作者情報を作品に埋め込み、後から確認できる仕組みを提供します。同社は、作品を描くためのツールの提供にくわえ、制作から共有に至るまでのプロセスにも寄り添いながら、クリエイターの創作活動を支えていく方針を示しています。
「Wacom Yuify」の詳細は、公式サイトで確認できます。
- Wacom Yuify公式サイト:https://yuify.com/ja
※ワコム、Wacomは株式会社ワコムの商標または登録商標です。 ※その他、本書に記載されている会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
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- Source:AppBank
- Author:Appbank編集部