
[HERROR]が手がける『[HERROR] Gas Station Case』が、PC(Steam)向けに配信されました。価格は700円で、街から離れたガソリンスタンドの夜勤を舞台にした一人称視点の推理ホラーアドベンチャーです。
本作は短編ホラーエピソードシリーズ「[HERROR]」の第1話にあたる作品で、1.5〜2時間ほどでプレイできるボリュームとなっています。ウラン工場を解雇されたばかりの青年が、友人の発見をきっかけに不穏な事件へ巻き込まれていく物語が描かれます。
ガソリンスタンド店員が体験する、日常と超常現象の境界線
主人公はオハイオ州に住む25歳のダン・クーパー。人生を立て直すため深夜のガソリンスタンドで働き始めますが、友人マイケルが湖で見つけた不思議なケースをきっかけに、周囲の森で人々が行方不明になる事件が発生します。
居心地の良かったはずのガソリンスタンドが、次第に死の気配を帯びた場所へと変わっていく様子が本作の軸となっています。日常の仕事のルーティンと、じわじわと迫る超常的な脅威との対比が、本シリーズならではの持ち味といえるでしょう。
ビジュアル面では、VHSテープを再生しているような色収差やノイズのエフェクトが全体にかかっており、独特の質感を生み出しています。温かみのある店内の風景と、荒れた質感の映像表現が組み合わさることで、じわじわと不安を煽る空気感が漂います。
接客・整備・探索、多彩な体験が詰め込まれたウォーキングシミュレーター
ゲームプレイは、探索・仕事・会話の要素を組み合わせた一人称視点のナラティブ系ウォーキングシミュレーターです。『Fears to Fathom』や『Chilla’s Art』の作品群からインスパイアされているとされ、じわじわと不穏さが募っていくタイプのホラー体験を味わえそうです。
ガソリンスタンドでの仕事もしっかり再現されており、レジでの接客や商品の管理、清掃といった作業をこなしながら日々を過ごすことになります。ときには来店客との会話を通じて、事件の手がかりを掘り下げていく場面もあるようです。
また作業場でのトラック整備や、ガイガーカウンターを片手に霧の立ち込める森を探索するシーンも用意されています。懐中電灯やカメラ、リボルバーといった道具をショップで入手できる仕組みもあり、探索の幅を広げてくれるでしょう。
本作にはホラーが得意でないプレイヤーへの配慮として、雰囲気やストーリーを重視しつつ驚かせる演出を抑えた「静かなスクリーマー」モードも搭載されています。じっくり物語を追いたい人にはうれしい選択肢です。
プレイモードはシングルプレイヤーのみとなっており、じっくりと一人でダンの物語に向き合う作品に仕上がっています。
価格や日本語対応について
『[HERROR] Gas Station Case』はPC(Steam)向けに700円で配信中です。ゲーム内はUIおよび字幕が日本語表示に対応しており、日本語でストーリーを追いながらプレイ可能です。
なおフル音声は日本語に対応していないため、セリフ音声は英語のまま再生されます。会話部分は字幕を確認しながら進めることになるでしょう。
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- Author:Appbank編集部